中国の麺文化(小麦粉の文化)
水餃子 面食の代表。中国では餃子と言えば普通はこれ。豚、牛、羊、韮のみとか白菜
       とか、内容は色々有ります。 餃子の起源
焼売  北京の都一処が有名。乾隆帝に献上した物語付き。日本のシウマイは広東風。
       北方の物は皮が厚くて、一個がでかい。3個も食べれば十分。
鍋貼  焼き餃子の事。鍋に貼りつけて焼いた事からこの名が。もとは主人達が食べ
       た水餃子の余りを使用人達が美味しく食べる為に考え出した方法。これとは
       別に、現在日本で流行っている長四角の鍋貼も塔連餃子の名前で有ります。
雲呑  ご存知ワンタン。北方のは皮薄く、餡少なく如何にも軽食風。上海辺りは
          皮厚く、肉たっぷり。広東風は皮薄く、肉たっぷりしかも海老肉が多い。
万頭  饅頭(まんじゅう)とは違います。まんとうと言います。餡無しの饅頭で
       形は丸いものや四角い物と多彩です。同種のものに銀絲巻や花巻がありま
       す。
包子  いわゆる肉まん餡まんの類全般を指します。日本の中華街などではかなり
       大きなものが主流ですが、こちらでは大体皆小ぶりです。有名な上海の郊
       外南翔の小籠包も包子になります。又、天津には有名な狗不理(ごうぷり)
       と言う包子があります。
焼餅  シャオピンと読み、種無しパンを焼いた物です。両面に胡麻をまぶして焼
       いてあり、これに次の油条をはさんで食べるのが北京人の好物です。北京
       ダックを食べるときにはこれのミニ版が付いてきて、中に鴨皮をはさんで
       食べたりします。
油条  小麦粉を水、油、塩で練り醗酵させたのち捻り棒状にして、又は引き伸ば
       して油で揚げたもの。膨らんで、見た目は日本の揚げパンに似てます。お
       粥や豆乳(豆漿)に切って入れたり、浸したり、そのまま食べたりします。
湯面  ごぞんじ、中華そば。中国と日本ではまったく違うのはご承知の通り。本
       場北方ではカンスイを用いず白いままの面が主流。南方ではカンスイを入
       れたり、卵をいれた黄色い面が主流です。湯面(タンメン)とはスープそば
       の呼称で決まった面の名前では有りません。北方のは腰が弱く太い面、南
       方のは腰が強く細い面が主流です(例外有り)。
葱油餅 葱と油を面に練りこんでから、パイ状にしたものを、油で揚げたり、焼い
       たりしたもの。道端の自転車改造屋台で売られています。
肉餅  焼餅と同じく種無しの面で、牛肉、羊肉、豚肉などのひき肉を味付けたも
       のを包んで焼いた物。日本のお焼きに酷似。ただし、ボリュームは大違い。
       羊肉泡(食莫)陝西省の名物料理で、羊肉のあつあつスープを張った丼に種無し面
       (焼餅を厚くしたもの)を手でぼろぼろに裂いて入れてすすります。西安が
       特に有名。
煎餅  せんべいでは無くチィエンピンと読みます。山東省の名物ですが、北京の
       街中の至るところに自転車屋台を見ることができ、伝統のファーストフー
       ドとしてオフィスの朝食に貢献しています。小麦粉を水でといた物を熱し
       た鉄板の上でクレープ状に焼き、好みで卵を割り落としてやいたりしたも
       のを折りたたんで食べます。クレープと広島お好みの中間って感じです。
                                            by 阿明&紫菜茶さん

    

麺の一種である春雨     麺の一種であるパンについて

日本のうどん、そうめん        日本人の考えた日本人の好きなラーメン

スバゲッテイ 意大利実心面, マカロニ 通心粉  1244年の文献にパスタがあるからマルコポールが中国から伝えたものではない。