川の役割   ・ 流域の雨水を集めて、川沿いの土地に洪水被害を与えないようにして    その水を海に導く防災上の役割(治水)   ・ 川の水を水道、農業、工業、発電用水などに利用(利水)   ・ 多様な動植物が生息する自然豊かな空間(環境)   ・ 地域の風土と文化の形成要素   ・ 外国では水上交通に利用   ・ 地理学的には、川は山を削り平野を作り国土の平坦化作用 北上川 河川法(かせんほう)  洪水、高潮などによる災害の発生を防止し、河川が適正に利用、維持され、  河川環境の整備と保全がされるようにつくられた川の法律(ほうりつ)である。  明治29(1896)年 人命・財産・国土保全を目的とした治水対策  昭和39(1964)年 水系一貫管理制度導入・利水規定整備  平成9(1997)年 河川環境の整備保全・地域の意見反映の河川整備計画 一級河川と二級河川   一級河川は国土交通大臣、二級河川は、都道府県知事が工事や管理をする。  しかし、一級河川の一部を都道府県が工事や管理する場所もる。 左岸と右岸 川の上流から下流に向かって左側を左岸、右側を右岸と呼ぶ。 ダムの役割  日本は、急峻な地形、梅雨期と台風期に豪雨が集中するため  一度雨が降ると、河川に水が一気に流れ出して洪水となり  またいっぽう、日照りが続けば、川の水が少なくなり水不足となるので  生活や経済活動に大きな影響を与える。  ダムは洪水を防御し、水が豊富な時に水を貯めて水不足の時に補給する  役割を担っている。   大雨のとき水を貯めることで川の氾濫を防ぎ、資源として水を貯め  発電・農業用水・工業用水・水道用水として利用するのである。 「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。 よどみにうかぶうたかたは、かつ消えかつむすびて、ひさしくとどまりたるためしなし」 方丈記の無常観は、川をひきあいにして書かれているようだ。   質量保存の法則と般若心経 馬淵川 源流は葛巻町 米代川 源流は安代町(八幡平市安代支所) 橋の役割      川でさえぎられた地域を結び地域の発展に貢献する。住民の文化や精神活動にも影響を与える。 北上川の橋   夕顔瀬橋  開運橋  珊瑚橋