ロバート・フック:ミクログラフィア

いまでいうなら博物学の本「顕微鏡観察誌」
ノミ ハエ シラミ ボウフラ
雲母(光の干渉) コルクの断面(細胞の発見)
カビ

ロンドンで光学や力学を研究していたバート・フックは
すでに化石のことを、この本に書いている。

すなわちフックは、化石は過去に生きていた生物の遺骸であり、
それが化石になったものであると述べた。
化石は植物も動物もあることを指摘した。

ただ時代が時代であるだけに
すんなり王立協会から出版許可が下りなかった。
1664年11月に、次のような条件付きで出版を許可された。
・ミクログラフィアには多くの不確実な仮説が含まれる
・本の内容は王立協会自体の見解ではない

フックの遺稿集には、アンモナイトの化石の図版があった。 すごい!

ロバート・フック 1635−1703


ベリンガー(1667−1740)
バイエルンの化石図集を出版した(1726)。
その中に星やクモの巣などの化石が入っていた。
ヴュルツブルクの偽化石

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