タイドアーチの剛性マトリックス法と応力法の比較

タイドアーチ橋の振動実測のもとになる基礎データを整理するため
タイドアーチ橋を剛性マトリックス法と古典的応力法とで計算し結果を比較した。
この研究は平成11年度の卒業研究である。
田中寛之君の計算結果をここに保存する。

秋田県のタイドアーチ橋は桁部の曲げ剛性を無視できない。
したがって、これはアーチ部と桁部の結合がヒンジ結合となっているモデルとして 解いた。
このモデルをそのまま応力法で解く場合、高次の不静定構造なので、
簡単に検証するため、桁の曲げ剛性を無視して、タイドアーチ橋として古典的応力法
により計算した。
そして、一方、剛性マトリックス法によりモデルを解析したが、応力法と結果を
比較するため、桁の曲げ剛性を小さくしていった。

その結果、剛性マトリックス法と古典的応力法との計算結果を一致したと判断される
ので、この剛性マトリックス法の計算は妥当であることがわかった。


タイドアーチの一般理論  田中君の計算資料 その1   田中君の計算資料 その2   田中君の計算資料 その3

卒業研究の計算例 不静定力の計算  田中君の計算資料 その4   田中君の計算資料 その5   田中君の計算資料 その6

卒業研究の計算例 曲げモーメントの計算  田中君の計算資料 その7   田中君の計算資料 その8   田中君の計算資料 その9   田中君の計算資料 その10   田中君の計算資料 その11

卒業研究の計算例 軸力の計算  田中君の計算資料 その12   田中君の計算資料 その13   田中君の計算資料 その14   田中君の計算資料 その15   田中君の計算資料 その16

剛性マトリックス法と応力法の比較  田中君の計算資料 その17   田中君の計算資料 その18   田中君の計算資料 その19

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