A.Ransome


メモ 2000.12.4
         アーサー・ランサム全集 1884ー
  ジャーナリスト 解放された休暇のよろこび

1巻 ツバメ号とアマゾン号   1930 swallows and amazons
 イングランド北部のウィンダミア湖
 間切(まぎ)り 向かい風のときヨットはまっすぐ行ってはいけない
 ロジャは風上にむかってまっすぐ進むわけにいかず、ジグザグに野原を走って農場に向かう。がまん強く待つ母親。
ツバメ号
 ジョン・ウォーカー船長(12)
 スーザン・ウォーカー航海士(10)
 ティティ・ウォーカーAB船員(9)
 ロジャ(ボーイ)(7)
 おかあさん(メアリー) エリザベス女王、土人、フライデイ 
  ハリ・ハウ牧場のジャクソンさんの部屋
 ヴィッキイ 赤ん坊
 おとうさん(テッド)

アマゾン号
 ナンシイ(ルース)・ブラケット船長(13)
 ペギイ・ブラケット航海士(12)
 ブラケット家は田舎の大金持ち

フリント船長(ターナー氏、ジムおじさん)の屋形船
 ひと夏かかって書いた原稿、泥棒に盗られたのを見つけてもらう。

2巻 ツバメの谷  1931 Swallowdale
 馬蹄湾探検 コヒオドシ追跡 洞穴発見
 1901.8.2 われわれはマッターホルンに登頂した
 モリー・ターナー
 J・ターナー
 ボブ・ブラケット

 30年後 1931.8.11 カンチェンジュンガ登頂 8人
 カンチェンジュンガはヒマラヤの世界第3位の高峰。標高8598m

3巻 ヤマネコ号の冒険      1932 peter duck
 老水夫ピーター・ダック
 カリブ海のカニ島で真珠の入った宝の小箱を発見した。

 ヤマネコ号を追うマムシ号
 海賊をはたらいたマムシ号は竜巻に巻き込まれ遭難

 残酷なしうち(ほかの話より刺激が強い)

ツバメたち、アマゾン海賊、フリント船長、老練な水夫ピーター・ダック
その昔、海賊が隠した宝を探しにカリブの島まで航海し、
めでたくその宝を探し当て無事、英国に帰ってくる、という物語
悪漢ブラック・ジェイク

4巻 長い冬休み      1933 winter holiday
 ディクソン農場で冬休みをすごすことになった
   ディック・カラムは天文学者
  ドロシア・カラムは物語を書く
  彼らの父親は大学教授 エジプト考古学 
  ディクソン夫人はかつてカラム姉弟の母の女中だった。
 ハリ・ハウの火星人との通信成功(火星人はナンシィ、ペギイ、ツバメ号の4人)

 ナンシイ(ルース)とペギイの母親はブラケット夫人
 ブラケット夫人の兄がフリント船長(ジムおじさん)
 湖は水と氷の世界

 ナンシイはおたふくかぜにかかりベックフット監禁、他の7人の子どもも1カ月休学
 つまり冬休みが1カ月延長 ウォーカー兄弟はハリ・ハウのジャクソン宅滞在

 岩山(蜀の桟道)で動けなくなった羊の救出作戦 ディックの活躍
 羊のお礼にディクソンおじさんはそりをつくる。

 氷上をシュピッツベルゲン(ヤマネコ島)へ

 鼻や耳が凍傷になると白くなり感覚がなくなる。雪を一握りとって、患部をこする。

 フリント船長の屋形船はナンセンのフラム号にみたてられる。
 ナンシイの案、屋形船で一夜を過ごすことは、ジョンとスーザンは実行せず
 ペギイ残念。
 ドロシイとディックの姉弟が実行しようしたところにフリント船長登場

 最後は北極探検 D姉弟救出作戦
 1巻と同じ舞台だということに気がついた。 1〜4巻で一番面白かった。

5巻 オオバンクラブの無法者      1934 coot club 岩田欣三訳
coot  オオバン(クイナ科) オオバン  ハトくらいの大きさ
これらのオオバンの写真は、室見川の野鳥のページの國友靖彦さんの写したものです。
國友靖彦さんに感謝いたします。 
オオバンは、ユーラシア大陸の亜寒帯以南に広く分布する。
日本では本州中部以北で繁殖し、冬季には本州中部以南に移動する。
湖沼や池、特に営巣場所や隠れ場になるヨシやマコモなどの繁茂しているところに
住んでいる。全長は約40cm。
今なら野鳥観察と保護は日本でもあたりまえだが30年前はなじみがない。
    参考までにバンはこちら。

オオバンを守るため、無法者(ならず者)を怒らせてしまった(こちらも無法者の)主人公
トム・ダッジョン ティットマウス号 平底小舟ドレッドノート号
トムの妹分のふたごの女の子 ポート(左舷:左利きベス)とスターボード(右舷:右利きネル)
トム・ダッジョンの父親は医師
ディックとドロシアきょうだいは汽車の中でトムと一緒になる。

ディックとドロシア ノーフォークのバラブル夫人のティーゼル号に滞在
 バラブル夫人は提督と呼ばれる。 チン犬のウィリアムが留守番

死と栄光号 ジョー、ピート、ビル(船大工の息子たち)

快速艇マーゴレッタ号はきらわれもの

オオバンの巣の近くに停泊中のマーゴレッタ号
そのもやい綱を巻いてアンカーとともに甲板においてから川に流れさせたトム
気づいたマーゴレッタ号はトムの平底船を追ってくる。
逃げたトムはティーゼル号に避難、平底船はいかりを使って沈める。

よそものにはかかわりあうな、助けを求められたときだけ助けろ。

警官テッダーはジョーのアリバイを証明、マーゴレッタ号は納得せず

トムの危機一髪を助けたポートとスターボードのふたご

ジョージ・オードン 珍しい鳥の卵を売って小遣い稼ぎ
賞金稼ぎでマーゴレッタ号に話した「ティットマウス号を探せ」

変装したティットマウス号で逃げる無法者(トム)

プレイドンの鉄橋は旋回橋

ふたごは父の留守を利用してジム船長のサー・ガーネット号から
ボブ船長のカム・アロング号そしてホィットル夫妻のウェルカム号と
乗り継ぐことができ、ついにティーゼル号に入ることができた

招待されて編物をもってティーゼル号にやってきたミセス・ホィットルの話
昔、英仏海峡で甲板で編物をしているとき毛糸の玉を海に落としてしまった話
なんとか苦労して(数キロメートルの)長いその上等の緑色の毛糸をひきあげたと
思ったら、半分編みかけた急須おおいと一組の編針と一緒にまとめて波にさらわれてしまったという大変残念な話
 そのときミセス・ホィットルの夫は、急須おおいもフランスの漁師が腹巻きに使ってくれると言ったそうな。

ティーゼル号とティットマウス号は引き潮時に坐礁、ウィリアムの活躍でパンとミルクいきわたる

しつこくトム・ダッジョンを追跡し続けたマーゴレッタ号は水路標識にぶつかり水没
ならず者たちは死と栄光号に助けられる。
 航路からはずれた場所にマーゴレッタ号を沈めた死と栄光号の船員たちは偉い。

ボブじいさんのカム・アロング号に引かれティーゼル号とティットマウス号と死と栄光号はエイクルの橋をとおりぬけ、そこで一泊

ふたごのフラッシュ号はヨットレースで優勝

ごっこ遊びではなく、追われるスリラーものだから嫌いというかおるさん

6巻 ツバメ号の伝書バト      1936  pigeon post
伝書バト帰宅ベル装置 ディック

金鉱をさがす

ティティ 水脈うらないで泉発見
(その場所はディックの植物学の知識による トウシングサ発見)

ブラケット夫人が、炭焼きの残した空き地にキャンプすることを
タイソンおばさんに頼んでくれる。

ロジャの鉱脈発見 (かくれる場所を探してくぼみ発見)
雷鳥がかたわらから飛び立つ。

落盤危機一髪(これは本当にあぶない)

砕石と選別、ふいご、吹管、るつぼ、炭焼き、溶鉱炉

山火事 消せて良かった

ふいごの理解できなかったかおるさん

7巻 海へ出るつもりじゃなかった      1937  We didn't mean to go to sea
鬼号の船長ジム・ブラディングの失敗
1.ガソリン切れに気がつかない 2.船長は船に残り誰かを買いに行かせるべきだった
3.せっかちな行動をとり交通事故にあった

ジョン、スーザン、ティティ、ロジャ
英国ハリッジから北海を渡りオランダのフラッシングに到着
帰りは英国海軍ウォーカー中佐と一緒(この本ではじめてウォーカー兄妹の父親登場)

北海の真ん中で、進むことを主張するジョンは男、戻ろうとするスーザンは女

救われた子ネコはシンドバッドと名づけられた

英国に帰ったら税関で検疫

子どもたちが1日遅れて帰ってきたから、お母さんは心配したろう。

8巻 ひみつの海      1939  secret water
おとうさんも海軍に帰ってしまう
ジョン、スーザン、ティティ、ロジャ、ブリジット  そしてナンシイ、ペギイ

マストドン(ドン あるいはドナルド) スプラッチャーはかんじきみたい。

ウナギ族 デイジー ウナギきょうだいダム、ディー

カラバダングバラカ
Karabadangbaraka
アカラブグナダバラク

曲がった軸 船大工は修理に2日かかるという 手伝うからと頼むジョン
お客と長話をする食料品の店主 子どもたちいらいら

もう排気ガスのいやなにおいもない 当時から自動車の排気ガスの悪い影響あった?

ティティ、ロジャ、ブリジット、シンドバッド(ジョンたちは先に行ってしまった)
紅海 海が割れる 干潟 聖書を知らないと 出エジプト記 モーゼ エジプト軍全滅

9巻 六人の探偵たち      1940  the big six  岩田欣三訳
一度した行為は何度もすると人に思われる。

死と栄光号 ジョー、ピート、ビル(船大工の息子たち)
  他の船のもやい綱をはずして船を流したという嫌疑

ウナギとりの老人ハリイ・バンゲイトのところでウナギをとっていたときも
ヨットが流される。ヨットをもとに戻したとき、見ていたのが
ジョージ・オードンとストレイキー

ジョージ・オードン 珍しい鳥の卵を売って小遣い稼ぎ

キャシャロット号の釣り師 ロアリング・ドンキイ館に牛乳をとりに行く
その間、釣り竿の番をする。
大きなカワカマス(13.7kg)を釣り上げる。

ロアリング・ドンキイ館 ジェミー&メアリ 釣り客で満員を予想
ノリッジの剥製づくりの仕事
3人の子どもはそれぞれ10シリング2ペンスを釣り師からもらう。

死と栄光号が疑われるのを避けるためランワースの沼に行った夜
犯人は自転車でそこへ行き船着き場から他の船を流した
(オオバンクラブの小さな会員ロップは前夜に死と栄光号を訪問)
気がついた死と栄光号は現場から逃げるが、ピートは牛乳かんを船着き場においてきた

翌朝、近くの緑の草原の垣根のところで、ディックは自転車のタイヤの跡から
ダンロップのタイヤで、パンクした跡とパンクを直した後のタイヤの跡の2つを発見
自転車の空気入れについているゴム管も発見

ソニングの倉庫から盗まれたシャックル(綱などを通すU字型の鉄)
死と栄光号の煙突からシャックルを入れた人物 ドロシア目撃
ウィリアム(警察犬チン)をふんでズボンのフランネルのきれを噛みとられる

柵におかれた自転車のダンロップのタイヤの跡

煙突に手がふれるのはトムより背の高い人間

煙突にペンキをぬっておいたら、犯人の右手の指紋がつけられた。
翌日、ディックが写真を撮る。
ディックの推定 犯人の自転車の右ハンドルに緑色のペンキがついている

ポッター橋のそばで、ジョージ・オードンを見たというボブ・カーテンの証言の紙
スコットランドヤード(タッジョン家の母屋の側面に作られた小屋)に証拠集められる。

釣り師の好意でキャシャロット号をおとりとして、フラッシュ撮影を計画
釣り師はわざと警官のテッダーと白鳥亭で話す。
ビルがフラッシュをたく 隠れていたピートがシャッターを押す(暗いとき押す、撮影、また押す)

犯人二人はビルを追って死と栄光号のドアを叩くが、
ピートはすぐディックのところに行く。寝ているから自分の家にカメラを持っていく。
翌日、ディックが現像に成功

警察デッダーさんは3人をうたがっている。
いつも3人の船のそばで、他の船が流される事件が起こった
盗まれたシャックルは3人によって見つけられた。

証拠をそろえて、ダッジョン医師(トムの父)はフランク弁護士に相談する

決定的証拠写真でジョージ・オードンとラルフ・ストレイキーの罪が明らかになる。
マッチポンプ

よそ者ドロシアとディックの冷静な観察と知恵

一気に読んでしまった

a gross and a half of new gunmetal shackles 
[ナハ]ダースの砲鋼(ほうこう)で作ったシャックル
    ↓
[十八]ダースの砲鋼(ほうこう)で作ったシャックル
校正恐るべし

10巻 女海賊の島      1941  missee Lee
中国の南の海
まぬけなヤマネコ号の船火事(サルのジバー)
フリント船長
ナンシイ
ペギイ
ジョン
スーザン
ロジャ
ティティ

ツバメ号とアマゾン号で脱出

いい子しないと、こわいミスィー・リーが来る
ミス・リー 福建省のジャンクに乗っていた(さらわれてきた)男の子が父親
海賊の頭目
ミス・リーは英国グレート・マーロウ校で勉強、ケンブリッジ大学1年生の時
帰国

竜島(ミス・リー総頭目)、亀島(ウー頭目)、虎島(チャン頭目)
チャン頭目は鳥好き

スプーンがない おわんに口をつけて汁を音をたてて飲む中国人と一緒に子どもたちも

ミス・リーのもとでみんなラテン語の勉強

ミス・リー 相談役 アマ

竜神祭の夜
ジャンク月照号(ツバメ号、アマゾン号ものせ)で脱出

11巻 スカラブ号の夏休み      1943  the picts and the martyrs
スカラブ(エジプト人の聖なる虫)はドロシアとディックの新しい船の旗

ブラケット夫人はインフルエンザにかかり、休養のため弟のジム(フリント船長)
とスカンジナビア半島の海岸めぐりに出発

二人の子どもはベックフットでコックのばあや(ブレイスウェイト)と
ナンシイ(ルース)
ペギイ(マーガレット)

ディック
ドロシア(ドット)

ツバメ号の兄妹は2週間後に来る

ティモシイ(ステディング)は屋形船で分析の仕事

突然、大おばのミス・ターナーがくるという手紙
客のディックとドロシアを犬小屋と呼ぶ古い小屋に住まわせる

アカタテハ、ヒョウモンチョウ
たきぎ ハンモック 秘密の郵便箱

犬小屋に牛乳を運んでくれる少年ジャッキイ・ウォリナー(実はこの小屋の先人)
マスのとりかたを教えてくれ、とったウサギも持ってくる

スカラブ号の初航海

ティモシイからの連絡ハト到着
ジムの書斎から
酸、試験管、アルコールランプ、リトマス試験紙、化学はかり、ダンカンの定量分析
を持ち出して、屋形船に届けること

深夜の侵入
大おばは音のした部屋に入るが、隠れているディックを発見できず

翌日、大おばは警官サミーに犯人の人物像を述べる
また、書斎の窓を閉めたとき
ジムおじの名入りの木箱(化学はかり)がテーブルに置いてあったのが
翌日見あたらなくなったことを証言

大おばさんみずから調査に行く
ビリー・ルースウェイト(警官の弟)の運転する車で しかし、ガソリンがきれビリーが
ターナー邸にとりにいくうちに、大おばさんは歩き出す。
途中であった肉屋の車でスウェンソン農場まで乗せてもらう

肉屋が途中のクラッグ・ギルにマトンの足を届けるとき、大おばさんは車をおりて
歩き出す

メアリー・スウェンソン(たぶん新婚 ジャックの妻)と会った大おばさんは
スウェンソン農場にウォーカー兄妹が泊まっていないと聞かされる
いるとしたら島ではないかと教えられる
メアリーと大おばはボートで島に渡るが、島に船1つもない

屋形船に寄ると
戻るまでやすんでいて ティモシィ、という張り紙を発見
鍵もドアにさしてあるので、大おばは屋形船で待つことにする 
メアリーはおばの家での休暇に向かう

ナンシイとコックは大おばのいなくなったことを発見
警察とジョリス中佐の消防隊の大捜索

ディックとドロシア 屋形船に行ったら偶然大おばを発見する
大おばは泥棒と知らず、彼らに頼んでベックフットまで送ってもらう

大おばを上陸させて、二人はこっそり姿をくらます
大おばは船で見つけた木箱をジムの友人のティモシイに渡す
夜盗行為をしないようにと忠告しながら ティモシイは無言で受け取る
いなくなった二人の子どもに感謝しつつ、大おばは帰る

12巻 シロクマ号となぞの鳥      1947  great northern?
ブラケット、ウォーカー、カラム三家族とフリント船長
マックから借りた帆船シロクマ号 むかしはノルウェーで水先案内に使われた

ナンシイ
ペギイ
ジョン
スーザン
ティティ
ロジャ
ディック
ドロシア(ドット)

スコットランド北部にあるヘブリデス諸島が舞台

ディックの期待 オオハム、アビ、大オオハム 今頃はほとんどアイスランドに行っている
見た鳥
カツオドリ、ウミガラス、アジサシ、ウミツバメ、フルマカモメ、ツノメドリ
ハシビロウミガラス、アイサ

であったテロダクティル(翼竜)号は礼儀知らず 鳥探し 鳥きちがい

湾に停船 上陸 鹿発見 
ピクト人の住居 石塚 イグルーに似ている 野蛮なゲール人 ゲール語で書かれたノート

ディックは湖に鳥さがし(アビの仲間のオオハム発見)
ドロシア、ティティ、ロジャは探検を続ける
男の子、犬

シロクマ号 給油のため埠頭に船をつける

ディックはジマリング・コレクションのジマリングに大オオハムのスケッチを見せ
大オオハムであることを確認する
アイスランドより南では巣をつくらない大オオハムの巣 そして卵
ジマリングはなんとしてもディックからその場所を聞き出そうとする

シロクマ号を追跡して、なんとしても大オオハムの卵をとろうとするジマリング
彼の野望は実現したかにみえた

一行を全員とらえたゲール人(マクギンティ)たちはジマリングの野望を聞いて
大オオハムの巣と卵をまもろうとする
二羽の大オオハムは無事
ジマリングのとった卵も追跡のうえ、上陸してかくした卵2個を入れた箱も
ティティの活躍で発見
ディックが巣に戻して一件落着

この話は本当にあったことか作り物か
「ヤマネコ号の冒険」や「女海賊の島」は、いかにもお話というストーリーで
作り物と思われる。他の話はイギリスを舞台にしている。
この12巻も野鳥の保護と採集者心理をリアルに描いているから
本当にあったことに基づいていると思う。しかし、子どもの夏休みの時期と離れている
らしいのは残念。大オオハムの繁殖時期との関係。
ランサムの生涯

ランサム・サガ補完計画

ランサムめも