アンモナイト

あるところで講演を聴きましたが 講演のあとで「アンモナイト」は何語ですかと質問した人がいました。  * アンモナイトの語源は、アンモン(Ammon)の石(-ites)という意味で  * アンモナイト(Ammonites)という造語です。  * アンモンとは、頭に螺旋状に巻いた角を持ち、雄羊に似た古代エジプトの太陽神アンモン(アモンあるいはアメン)のことです。  * 古代エジプトの太陽神アメン(ギリシャ語ではアンモン Ammon)  * アメン=ラー神は、エジプトの守護神アメン神が太陽神ラーと習合されて、太陽神アメンとなった。 さて、アンモナイトは何語かというと アンモナイト=Ammonite はラテン語のスペルであり、 Ammon(アンモン)、Ite(石) はともにラテン語です。 たいていの学術用語はラテン語です。  【化石(Fossil)の語源はギリシャ語の掘り出されたものに由来】 だから、ラテン語もたどればギリシア語になるケースが少なくない。    ドイツ語とロシア語(ラテン語やギリシア語由来の言葉)

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