11回目から15回目まで
香港旅行記 その11
12月11日(水)
テレビの天気予報では
温度16度〜19度 湿度49%
香港の1週間の気温は、だいたい18度から22度くらい
冬の香港は思ったより過ごしやすい。
したがって昼は盛岡の9月くらいの感じだが
朝晩はコートがあったほうがいい。
朝8:30には香港理工大学の若い先生がホールに現われ
昨日と同じようにホテルの裏のパスに案内され
国際会議場までドライブ。
非常に近代的な高層ビルの町をすぎると
いかにも中国という生活感あふれる洗濯物を窓から干している
集合アパート群が目についたり
パン屋(菓子屋)、衣料品店、粥麺店など並ぶ通りがあって
香港名物2階建てバスと街風景。
間もなく国際会議のあるハーバー・プラザ・ホテルに到着した。
ドアマンはターバンをつけたインド人のおじさん。
ホテルの前の香港の旗とイギリス国旗 横から見たホテル 夜にはこんなネオンが
さすがに、会議の初日で世界中から参加者が集まってきた。
順調に国際会議は始まったと言いたいところだが
私の研究室の留学生の発表する時間が予定のプログラムより3時間も
早くなっている。
よくみると一部のセッションだけだが、すっぽり入れかえてある。
主催の香港理工大学の都合か、司会者(chairman)の申し出があったのか。
イージーに予定を変更するところに、やはり中国だと思ってしまう。
日本なら、こんなには変更しないし、たとえ変更しても関係者には
連絡を徹底すると思うが、どうだろうか。
幸い留学生は私とは別の飛行機で昨夜到着したらしいが
なんとか無事発表を終えることができた。
イギリス人、ドイツ人、オーストラリア人もいるが
やはり地元の香港の大学関係者が多い。
北京からあるいは中国本土の大学から集まった顔ぶれも多く
彼らは顔馴染みのように思われた。
ハーバー・プラザ・ホテルのある地区は
紅勘(HUNG HOM)
といって住宅地です。
だから、観光案内の本にはあまり説明されていない。
紅勘の勘の字は石偏だが、漢字のフォントがないから
勘で代用。
(インターネットで中国語を扱うには困難がある)