香港旅行記(1)

1回目から5回目まで

香港旅行記 その1

平成8(1996)年10月10日から20日まで、
ヨーロッパの長大橋梁を調査してきました。
その報告を ヨーロッパ旅行記(全50回)に掲載しました。

その年の12月に香港の国際会議に出張しました。
そこで、ここでは香港旅行記を書きたいと思います。
ヨーロッパ イギリス → 香港
これらは関連があるのです。

歴史や政治などについて少しずつ紹介して、世界の中の日本というものを
考えてみたいと思います。

あの猿岩石は、香港からユーラシア大陸横断の旅をスタートして
無事ロンドンに到着したのですが、
私は彼らと逆に、ロンドンをまず見学してから香港に行きました。

香港もイギリスに管理されてきた長い歴史があるため、
地下鉄や交通規則や交通信号などはロンドンそっくりです。

この機会に国際会議に出席することの意義も考えたいと思います。

香港旅行記 その2

この年の10月10日から20日までのヨーロッパ旅行の前に
パスポートはとってありました。
実は、前から香港に行く予定で9月にはパスポートの準備をしていたわけです。

香港には 12月9日から15日まで行ってきました。
Hong Kong Polytechnic University主催の
International Conference on
Advances in Steel Structures
に出席するためです。

この国際会議には、私の研究室の中国人留学生(文部省奨学生)
が有限要素法の研究発表をしました。
この留学生はこのとき修士課程2年生ですが
翌年の4月から工学部の博士課程に進学する予定です。

この留学生は平成7年9月16ー18日の韓国ソウルでの計算力学
(Computational Mechanics)の国際会議でも研究を発表しました。

したがって、香港でもソウルで一緒だった各国の構造関係の研究者と
また顔を合わせることになり、すっかり海外にも有名になりました。

岩手大学の名前もこうして知られていく。

国際会議は Harbour Plaza Hotel で開催されました。
私の泊まるホテルは BP International House というのです。

出発の前に 岩手銀行で「送金小切手 DEMAND DRAFT」を
作ってもらいました。手数料として合計3,250円も払うから
小切手の金額が少ないと損をしたような気分になります。

これを香港に送るわけです。
向こうでは、これを銀行に持っていき香港ドルで受け取るのです。

香港までの飛行機は 大学生協に相談したら
仙台ー香港便が安くてゆっくり行けると教えられました。

地域共同研究センターのO先生がイスラエルに行かれたように
仙台空港を利用するわけです。

新幹線で仙台まで行き
仙台駅から在来線に乗り換え、大きな荷物をかついだ
行商人のおばさんたちと話をしながら
館腰までゆっくりと汽車の旅。

館腰に着いたがドアを手で開けることをしらないで
おばさんたちに教えられ、あわてて自分でドアを開けました。

館腰の駅に止っていたバスに乗り、周りの畑の見える道を
まっしぐら飛行場へ。
成田空港へのアクセスとは違う。
精神的に落ち着いて良いようです。

花巻空港も国際空港になったら、なんと簡単に
岩手が世界につながるのですが。

あまりにもアットホームな仙台空港で、つい荷物のチェックインを
忘れるほどでした。

免税店に、ウィスキーや香水、煙草の他に、仙台の地酒が並んでいた
のはさすがでした。

飛行機はドラゴン航空というのですが、
漢字で書けば港龍航空となります。

ドラゴン航空機。

      仙台空港の工事新技術(空港を建設した建設会社の資料から)

ノーマル運賃よりはるかに安い料金でした。
もっとも香港に行くのに正規の料金を払って行く人はいないでしょう。

飛行機は快適、アルコールなどの飲み物のサービスは
これほど世話する飛行機は他にないと思ったくらい。

ただし仙台から香港に行く機内では、たくさんアルコールを要求する
乗客はいませんでした。
(東北人は真面目だ)

中国の飛行機に何度か乗った私としては
香港の飛行機のサービスは特別でした。
ヨーロッパの飛行機にくらべても劣らないと思います。

香港線は各国で乗り入れているから競争がはげしいので
サービス合戦をするのでしょうか。

ちゃんと日本人スチュワーデスもいます。

飛行機は年期の入った飛行機みたいで、翼のリベットなども
年代を感じさせました。
(中国の国内線など、もっとすごい。
一度乗った飛行機の座席のシートベルトなどは壊れていて締められなかった)

途中気流の関係でしょうか、相当揺れることがありました。

しかし無事香港の上空にさしかかり、ちょうど香港の夜景が見えて
みんな、オオッと称賛していました。

夜7時には入国審査の行列に並んでいました。
香港飛行場は24時間オープンとのこと。

飛行場の中は明るく、ここは中国ではないなと思いました。

飛行場の中にあるマクドナルドは盛岡にあるものと同じ。
この店は香港の町の至るところにありました。

   

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