先日、東京駅向かいの書店で「ドラゴンボール」ドイツ語版を見かけたので買ってきました。
そのとき店頭に並べてあった美少女戦士「セーラームーン」ドイツ語版を後で買ってきました。
「セーラームーン」も今ドイツでアニメが人気らしい。
しかし、ドイツ語版をさっと目を通しても、話の展開はとても早くて
私にはとうてい理解できません。
日本独特の少女コミックの典型だからでしょうか。
学生に頼んで原書を買ってきてもらって、比較しながら読んでみました。
以下にまた楽しいドイツ語の勉強です。
新聞記事 SAILOR V GREIFT EIN ! (セーラーV大活躍) この新聞を読みながら主人公の台詞 (コミックをはじめて読む読者のために) ICH HEISSE BUNNY TSUKINO, BIN 14 JAHRE ALT UND GEHE IN DIE ACHTE KLASSE. (中学2年) 彼女は朝8時すぎに起きて、また遅刻。 学校へ行く途中で、黒ネコを踏んづけ ネコのひたいのバンソーコをはがしてやる。 WAS IST DAS DA ? EIN PFLASTER ? KOMM, ICH MACH'S DIR WEG. 夜中に三日月ハゲのネコが現れて バンソーコをはがしてくれてたすかったとお礼を言われる。 どうやらこのネコには超能力があるらしい。 ネコは主人公に使命(MISSION)があることを伝える。 彼女月野うさぎはえらばれた戦士だったのだ。 GLAUBST DU MIR IMMER NOCH NICHT ? SCHNELL ! RUF:"MACHT DER MONDNEBEL" ! (あたしのいうこと まだ信じられない? さけんで! ”ムーン!”) MACHT DER MONDNEBEL! (ムーン !) MACHT DER MONDNEBEL! (プリズムパワー !) VERWANDLUNG! (メイクアップ !) IM NAMEN DES MONDES WERDE ICH DICH BESTRAFEN!
日本独特の少女コミックだから、
ロマンスあり(タキシード仮面)、学園の場面あり、
夜には悪人どもを懲らしめる場面ありと、内容が豊富です。
まる子調なら「てんこもり」サービス。女の子の変身願望も満たしてくれる。
とてもテンポが早いのでドイツの子どもたちは理解しているのでしょうか。
アニメが大評判で、ドイツ語版の本も売れているから
わかっているのでしょうね。
翻訳の苦労がわかるのでした。
どうやら米語版からドイツ語に翻訳したようです。
そうするとアメリカ人向けに翻訳した人は偉大なもの。
Metamorphose とは変態、変身(とくに魔力による)のこと。