ドイツ語 コーヒー・ブレイク
ドイツ語 コーヒー・ブレイク その35
Trinkgeld
チップ
日本はチップやサービス料をほとんど払わなくていい、世界でも珍しい国です。
ですから、日本から一歩外に出たときに困惑するのは、とくにこのチップ
というしろものです。
ドイツのサービス料は、だいたい10%ぐらい。スイスやフランスは15%
ぐらい、と少々高くなります。額は多少前後してもかまいません。
おつりをもらってから改めてあげてもよし、おつりはいいよ、と手を振って
あげてもいい。
もっとも最近の飲食代には Mehrwertsteuer「付加価値税」と Bedienung
「サービス料」が加算されているのがふつうです。
Speisekarte「メニュー表」でそれを確認しておいて、おつりの小銭を
チップとすればよろしい。
サービスがよかったら、チップを増して上げましょう。
セルフサービスのお店や、スタンド式カフェー(またはスタンド式食堂)では、
チップをあげる必要はありません。
チップは公務員にもある場合があります。
クリスマスもせまった頃に郵便配達のおじさんやおばさんが現れて
「いよいよクリスマスですね。よい降誕節 Frohe Weihnachten!」
と挨拶をしてくれたら、Momentと言って財布をとりに戻り
3マルクでも5マルクでも、その時の事情におうじてお金を握らせるのだそうです。
ドイツはこれ1回ですむのに、香港やマニラでは、クリスマスのチップをはずんでやると
郵便局員が総出で、入れかわり立ちかわりやってくるから、気をつけた方がよいとも
(コーヒー・ブレイクに)書いてありました。
チップは有効に使いましょう。
☆ ☆ ☆
さて、上の原稿を書いていたころ
Appi に行ってきました。
この頃、東京でもスキーといえば、岩手の安比が有名です。
新幹線や高速道路で、岩手のスキー場も都会では人気なようです。
安比川も流れながれて秋田の米代川になるようです。
安比 Appi もやっぱりアイヌ語、暮らしやすい土地の意味とか。
安比でもスキー客を横目に一泊しながらスキーはしないで、蕎うちに
行ってきました。
家族が蕎粉からつくる蕎うちを習って、今日は打った蕎を家で食べました。
蕎はうまい。
私の日記みたいですみません。
雪の降る竜ケ森駅を思い出す。
と思ったら今の時刻表には安比高原と出ている。
駅の名前を変えたのか。