Kleine Staedte 小都市の魅力 ドイツの大都市といえば、人口２００万人のベルリン（東ベルリンと合わせて ３００万人）ですが、最大の港湾都市ハンブルクは仕事の町。 ライン河畔のケルンは大聖堂で知られ、デュッセルドルフは日本商社の欧州最大 の基地で数千の日本人がいます。中部では金融都市フランクフルトが大きいけれど、 魅力ゼロ。ぐっと南に入ってミュンヘンはバイエルンらしい、たのしい町ですが、 やや祖雑。 つまり、これら人口１００万ほどの町々よりも、ドイツのよさはもっと小さい町 にあります。 北独 トーマス・マンの生まれた、ハンザ同盟の町リューベック、古いツェレ。 中部 観光地化しすぎているけれども、古都ハイデルベルク。 南独 ロマンティッシェ・シュトラーセ（ロマンチック街道）のローテンブルクや ディンケルスビュール。バイエルンの南東端にあるハンス・カロッサの住んでいた 国境の町パッサウ。バイオリン製造の村ミッテンヴァルト。 こういった小さな町々は、大戦の被害のあとをすっかりもとのままに復旧して、 昔ながらの中世のたたずまいを残しています。 ☆ ☆ ☆ 外側は中世のままでも、ホテルの中は水洗トイレで、完全暖房
