ドイツのこと、ドイツの思い出、ドイツ文化など
   その11

日本人の見たドイツ評


渡航前にドイツ人とドイツ生活に関するいろいろな本を読みました。
最近も、ドイツに関するホームページなどを読んでいます。
そうして思うのは、昔から、日本人が見たドイツ観というのは変わらないなと思いました。
どちらかというと、ここではドイツ人の否定的な部分を紹介してみたいと思います。
まあ、ものには両面があるので、しっかりもののドイツ人、やっぱり我々も
ドイツ人のそういうやり方を見習わなくてはという考え方もありますけど。

ドイツ人は日本人が好き

あるドイツ人の大家さんは自分の家に日本人ばかり下宿させるらしい。
日本人は清潔で、おとなしいから好きなのだそうだ。
どうも、おとなしい日本人は、ドイツ人に結構いいように利用されているようだ。

何か壊したり、部屋を借りる契約上のトラブルがあったときにも、
文句を言わないで黙ってお金を払う日本人は、ドイツ人には扱いやすい。
もっとも、理屈がこちらにあると思えば、ドイツ領流に徹底的に議論する日本人もいる。
後から来る日本人のためにも、納得のいかないお金は払わないでほしいものです。

      
ある悪質と思われるケース

ドイツ人は倹約家

ドイツでは、水道代と電気代が高いから、とても大切に使うという。

ある日、外でかんかん音がするので、何事かと思って行ってみると、
大家さんが、雨といを直していた。
大家さんは、庭を持っていて、花をたくさん育てている。その花に水をやるのに、
水道の水をやるのはもったいないから、雨水がすべてドラム缶に溜まるように
「雨とい」を直していたのだ。
もちろん、庭の隅のあちこちに、雨水をためておくためのバケツをたくさん置いてあった。

この大家さんにドライブに連れて行かれて、外で大家さんの友達にあったとき、
上機嫌でお互いの近況を報告しあった後、「この人は、日本から来ている、
うちの下宿人なんだ。」と紹介をして、さらに、
「この人は、前の下宿人のように水をたくさん使わないからいいんだよ。」と言ったという。

大家さんから、電気をまめに消すようにと注意を受けた。
大家さんの話は続く。「前にここに下宿をしていた日本人の女の子は、
夜中に勉強をしたがった。だから、一晩中、電気を付けていた。
昼間に勉強すればいいのに。あなたは、一晩中、電気をつけたりしないでしょう?」と。

またある時、買ったが好みにあわないので捨てたはずの歯磨き粉が
帰ってきたら机の上に乗っていた。
大家さんが部屋にやってきて、「歯磨き粉がゴミ袋に入っていた。他の人に見つかると、
通報されるから気を付けて。」と言われたという。

中国でいらなくなった物をゴミ箱に捨てたら、間違って捨てたと思われて、
捨てた日本人旅行者のもとに届けられたという話を聞いたことがあります。
日本人はものを捨てすぎます。留学生もあきれている。

                

 

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