1982年
5月15日 ニュルンベルク→ゴスラー Goslar-Hahnenklee宿泊
5月16日 ゴスラー→ハノーファー→ブラウンシュヴァイク→ベルリン
ゴスラー近くの保養所 Goslar-Hahnenklee ここでの名所はノルウェー式木製教会であったが、時間の都合で見なかった。 山荘のような落ち着いたホテルに泊まれて、みんなゆったりした気分になった。 夕食は中国人と一緒の席に着いた。 それぞれ好きな物を注文することにした。よほどのものでない限り、フンボルト財団の 予算に入っているので、妥当な値段の物を注文した。 二人の中国人は知ってか知らずか、タルタルステーキを注文した。 はたしてウェイターが持ってきたのは、焼き肉屋にある「ユッケ」 つまり、生の挽肉だったのだ。 一人の中国人は顔色を変えて、すぐ焼いて持ってくるように注文した。 ほどなく、それはハンバーグステーキに変身し、彼の前に出された。 もう一人の中国人は苦笑いをしながら、それでもとうとうそのま食べてしまった。 焼けと言った中国人は年輩で、そのまま食べた中国人は若い中国人だったから、 新しいものに対する柔軟性が若いほうがあるのかと思ったが、 その後いろいろな中国人を知ると、場所により食習慣が違うこともわかってきた。 もしかすると、生のまま食べた中国人は故郷では、それに近い食べ物を体験していた のかもしれない。 あの中国大陸では、長年の経験から、食中毒にならぬよう、 食べ物は調理して温かくして食べる。生ものが食中毒を起こすことは常識だからだ。 タルタルステーキのいわれを紹介します。本格的なドイツ北半分の地図そうとう大きいので注意
本格的なドイツ南半分の地図そうとう大きいので注意