ムーミン・トロル

>Troll
>トロルとは童話にも出てくる、北欧の海や川にいると言われる
>妖怪のことです。大きな目玉、テングみたいな長い鼻をもっている。
>しっぽもついている。

トロル Troll (ノルウェー語 スウェーデン語)
=ペイッコ peikko (フィンランド語)

トロルは<妖怪>でも<妖精>でも<小人>でもなく、
森の奥にヒッソリと暮らしていて、人間がいじめないかぎり、
人間に悪いことをしない。

トロルは北欧の自然と人間の長い生活から生まれた伝説。

ムーミン・ペイッコはトーヴェ・ヤンソン女史が創作した話。
彼女は1914年にヘルシンキで生まれた。
父親はスウェーデン系フィンランド人の彫刻家、
母親はスウェーデン人の挿絵画家だった。

スナフキン Snusmumrik かぎタバコ野郎  -> Snafkin 英訳名 自由と孤独をこよなく愛して、持ち物は必要最小限しかもたない。 たいへん物知りだが、決して知識をひけらかさない。 作者のかつての恋人ビルタネン(新時代編集長)がモデルのようだ。 スナフキンとミイは異父姉弟である。(母親はミムラ夫人) ムーミンパパは、ヘムレンおばさんが経営するムーミン捨て子ホームで育った。 しかし、ホームの生活は規則ずくめで自由がない。 ムーミンパパは自由と冒険に憧れ、ついにホームを脱走する。 冒険を求めてあらしの海岸に行き、荒波にもまれていた女のムーミンを助ける。 こして、ママと海でめぐりあったのだ。 ママと会ってから、無鉄砲な冒険をすることはなくなったが、若いときの 自由と冒険のすばらしさをみんなに伝えようと「思い出の記」を書く。 スノーク snork は指図や命令をし、いばったり、うぬぼれたりする人という意味。 スノーク族の彼の妹がスノークのおじょうさん。 スノーク族は体の色がいろいろな色をしていて、感情によりその色が変化する。 スノークはきちょうめんな性格で、会議を開いてものごとを決めたり、 計画をたてたり、指図をしたり、原因を調べたりすることが好きである。 物知りで、適切なアドバイスもできる。しかし、うぬぼれ屋の面があり、 自分より小さいものに対して、いばったり皮肉を言う。 (スノークのモデルはロシア人やスウェーデン人よりは、ドイツ人ではないかと思う) 作者は小学校や中学校では、絵と作文の成績は良かったが、 算数はとても苦手だった。それで学校嫌いとなる。 ムーミン童話には学校が出てこない。 (学校がないのは、ムーミンの世界だけでなく、ゲゲゲの鬼太郎も同じです。お化けにゃ学校も試験もない) 彼女がストックホルムの専門学校に学んだとき、叔父さんの家に下宿した。 毎晩そこの食料庫の食べ物をつまみ食いしたので 叔父さんから「あそこには、ムゥーウーウーウーミントロールという こわいものがいるんだ」と脅かされ 彼女はそれを日記に書いた。 のちに、これがムーミントロールの名前に使われた。 ムーミンの大きさは電話帳くらいという。この電話帳とは日本の電話帳と同じ大きさ。 参考にしたのは「ムーミン童話の百科事典」(講談社) ムーミンに詳しい人たちの作った本です。

   戻る