ヨーロッパ旅行記(1)

1回目から10回目まで
 ロンドン、ドンカスター、ハンバー橋

ヨーロッパ旅行記 その4

10月10日 タラホテルで
 部屋のこと 部屋の鍵

前に本で読んだことを思い出しながら
マクドナルドさんの説明を聞いたのだが、
フロントのある階は G
私の部屋は1階にあるから エレベータで1のボタンを押せ
と言われました。

ところが 1階というのは英国流で 日本流なら3階
といわれて かえって迷ってしまった。
エレベータで3のボタンを押したら私の部屋の番号とは 違う階。

当然の事で
初めから1のボタンを押せばよかったのに。
エレベータで上から下まで、行ったり来たりの失敗をしてから
やっと自分の部屋の前に到着。

鍵はカードになっていて
差し込み口にカードを入れ
次に抜き取ってから
ハンドルを回すと扉が開く。

私は順調に部屋に入られたが
隣のK氏は何度やっても扉が開かない。
困った困った
と私も代わってトライしたが、やはり開かない。

こりゃ、暗証番号の設定か何かが不都合なので開かないのだ。
もう一度設定しなおししてもらうしかない
と思った。

そこで、すでに教えられた添乗員さんに
私の部屋から電話して事情を説明した。

まもなく彼から
電話連絡があって フロントに行けば
正しいカードがもらえるということになった。

かくして めでたく K氏も部屋に入られた。

この種のトラブルはそれから毎日のようにあって
私もホテルが変わる度、添乗員さんの部屋の電話番号を
メモする習慣になった。

部屋は広いが、1人で使える。
このツアーは毎日全部個室であった。
これは贅沢な旅行だった。
当然、毎日浴室つきの部屋。

   

(後で聞いたら、数年前やはりこの調査団が海外旅行中に
言葉の問題、食べ慣れない食事など、いろいろな苦労が重なって
その上、相部屋なので、団員のストレスがたまったりしたということであった。
そういう経験をした結果、学会支部としても多少お金がかかっても
ゆったりしたホテルの部屋を予約するようにしたということだった。
というわけで、学会支部長のF教授のご配慮に感謝いたします)

ホテルを出発するときはいつでも
バスが迎えに来てくれる。
ポーターもいつもトランクを運んでくれる。

だから 毎朝の日課として
 6:30 モーニングコール
 7:00 朝食
 7:30 ドアの外に鍵をかけたスーツケースを置く
(みんなでバスに乗り込むとき、そこまで運んである自分の
スーツケースを確認する)
というようなことを繰り返した。

当然、1日の旅行が終わるとホテルに到着し
我々は手荷物は自分で持ってホテルに入るが、
ポーターが部屋までスーツケースを運んでくれる。

   

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