建設環境工学通論 平成19年度 応用化学科&材料物性工学科3年生

13回目のアンケートから

英語の要旨は提出が大変だが、勉強になったというものが多い。
中には専門用語が分からない、自分の書いた英文が自信がないという回答も2,3あった。
専門用語は図書館に行って用語辞典を参考にすればいいのだが。そこまでする学生は少ない。
正解でなくても英文を書き慣れておくと将来いいのだ。
いま外国人と接することもないから英語は必要ないという回答もあるが、それは近視眼的考え。
将来職場に外国から見学者や研修者が来るかもしれないし、自分だって海外旅行や駐在の機会があるかもしれない。
英語に慣れさせる意味で、穴埋め問題でも何でも英語の問題を紹介するのもよい。

出席8割以上が合格の条件というのは、だいたい賛成が得られた(休めばその回のテーマが知らないまま)。
厳しすぎると答えたのは2人だけ。

電子メールで最終課題提出をすることは、自分の都合の良いときに提出できる。
しかし、デメリットとしては、他人の作品を簡単にコピーできる、あるいは端末環境が整っていないと使いにくい。
メールの利点と欠点はいろいろあるが、簡単にコピーできるわけで、だから何度か質問をするのである。
誰でも電子メールを使える環境にあるというのが本学の考え方なので、
おっくうでも工学部の所定の端末室に行くか図書館2階の端末室に行って電子メールを使ってほしい。
必ずしも自宅にパソコンを置いて自宅からメールを使うことは要求していないのだが。

このビデオが古いという声は多かった。確かに20年近くも前のものだから。
しかし、土木史とか構造力学などは古くならないものなので、統計的数値は宿題で新しいものを調べさせるのがよいだろう。

この講義で色々なことを体験して新しい知識を得たことは後から役に立つだろうと回答したものがあった。
まさにそのとおり。この講義のねらいはそんなところにある。