建設環境工学通論 平成14年度 応用化学科&材料物性工学科3年生

第1回目のアンケートから

出席カードに本日の感想などを書いてもらいました。
以下に紹介します。

[なぜ大学に入学したか。]

社会に出る前に4年間色々勉強したり経験したりして、自分の本当にやりたいことを
見つけたいから。
大学に入ってもっと興味ある専門の勉強をしたかったから。

高卒だけの学力や技能では社会に出て通用しないと思い、大学で勉強しようと思った。
大学を出た方が高卒より就職が有利だと思ったから。
みんなが大学に行くと言っていたから、なんとなくこうなってしまった。

高校の先生に勧められたから。
岩手大学の説明会に参加して、講演に感銘を受けたから。

[本日のビデオを見てわかったこと。]

社会資本が人間生活に大事であることがわかり、土木工学の目的は社会資本の整備を
することだということがわかった。

ビデオに出てきた高速道路の例でもそれを完成させるためには多大な労力と時間と技術が
必要であるということがわかった。周辺地域の経済効果を考えなければならないし
建設後も社会資本の維持が大切だということがわかった。

コンピュータを使って工事の土量を計量したり、高速道路の完成時の3次元CGによって
運転シミュレーションを再現できるのを見て、コンピュータ理由の具体的例は
大変勉強になった。

高速道路の地図を見て、意外に全国的には分布していないということがわかった。
つまり高速道路がない地域が多いということを発見した。

日本の社会資本は先進国に比べるとまだまだ遅れていることがわかった。
公共事業は税金が多くかかるが、民間事業では税金は少ない。

[講義のすすめ方に関する意見など]

出席点と宿題(レポート)と中間テストを総合的に判断して成績をつけてほしい
(ほとんど大多数の希望)

他の講義では私語が多くてイライラしていたので、私語をする者は受けさせない
というのは賛成する。

今回のアンケートを見て、両サイドのモニターも次回から使うべきだと思った。
実はスイッチの入れ方も知らなかった。
音量ももう少し大きくした方がよいみたいだ。

ビデオを見ながらメモを取るのに慣れていないようだ。当然詳しいメモはとれない
わけでキーワードなどをメモするくらいでよいのだが、こういうスタイルにとまどう
ものも見られた。ビデオを歓迎する声は多いが中にはビデオの代わりに資料を配布
してほしいというものもいた。放送大学教材のビデオをベースにして
補足資料を配付することもあるだろう。
それにしても古典的講義に慣れすぎていて、それを乗り越える意欲とか新しいことを
受け入れることに後ろ向きな学生がいることを発見した。

インターネットを使って講義の補助にしたり、電子メールで課題させる件については
インターネットができないものから不安の声があるが、これは利用しないではすまない
ので(就職をするときの会社受験申込みでも、入社後の仕事においても必要なので)、
積極的に使っていくことにしようと思う。