キルギスタン〜新疆ウイグル自治区、文化交流及び親善訪問の旅

7/23 ウルムチ−北京

日本時間7時半モーニングコール、8:00朝食
日本時間8:35 ウルムチ最後の朝なので、出発までのつかのまの時間を
O氏とホテルの前を散歩。中国でよく見かける朝食屋台など小画像)営業していた。O氏はタバコ1個買う。

日本時間10:15 飛行場で荷物を預けた。
日本時間11:05機内でシートベルト着用。 11:20離陸。
日本時間14:35北京空港着陸。  ところが北京は猛烈に暑い。
暑いはずで、北京は連日40度以上あった。
    北京空港小画像

日本時間15:30 バスに荷物を積み込み、空港から高速道路で北京市内へ。
こんな立派な高速道路ができたのかと驚いた。聞けば1992年に完成したという。
    高速道路 (拡大写真)

北京の旅行社の予定では、これから万里の長城を見学することになっていた。
しかし、みんな疲れていて、今日は見学は取りやめることにした。
飛行機の中で軽食が出たが、北京で遅い昼食をとることになった。
疲れているわりには、みんなは中華料理に食がすすんだ。

ホテルに着いてほっと一休みし、北京時間18時(日本時間19時)にロビーに
集合してから、夕食をとることを知らされた。

私は清華大学のF先生と会うことにしていたので連絡を待っていた。
事前に手紙を出したり、電子メールで連絡を取っていたのだが、私にも今回の旅行の
具体的な計画がわからず、したがってF先生に北京の予定は知らせることができなかった。
だから、F先生にはホテルの名前と住所と電話番号だけ知らせておいた。

ほどなく部屋に電話があり、北京時間17:30にホテルのロビーで待ち合わせる
ことにした。
荷物をまとめたり、日記を整理しているうちに時間はすぎ、そろそろ私も下に降りていった。

約束の時間が過ぎてもなかなかF先生の姿は見えず、そのうち夕食をとるため
仲間が降りてきた。ガイドさんの姿も現れた。
ちょうどその時、玄関にF先生が家族を連れて現れた。
そこで、みんなに紹介してから、みんなを送り出して、私もF先生たちと外に出た。
聞けば、北京市内の交通渋滞で、ここに来るのが遅れたという。
北京も車が多くなったので、交通渋滞は東京並になってしまったのか。

F先生一家との楽しい食事も終わり、明日も早いからと別れて部屋に戻った。
F先生は私の最初の中国人留学生で、あの天安門事件の年に西安に招待講演に行った
時紹介されたのだった。日本人旅行客も極めて少なく、ゆっくり観光地を見学した
ことなど思い出した。
    一年後、帰国外国人留学生短期研究員として来日したF先生と家族
ほどなくみんな帰ってきた。
北京は今年が建国50周年なので、どこも建設ラッシュである。

ホテルの部屋の窓から下を見ると、北京名物の四合院の建物が見える。
このホテルの住所は金魚胡同(フートン)で、胡同は横町の意味である。
胡同の路地のところどころに門がある。門の奥は四合院という、個人の住宅に
なっている。平面図でいうと、正方形の中庭があり、その中庭の周りを
細長い建物が4棟、それぞれが東西南北に配置されて取り囲んでいる。
中庭に面して、建物の入口がそれぞれ配置されている。胡同という路地には
この建物の外壁がずっと続いているのである。胡同に面して門が1つだけあけてある。
客はその門から中に入るしかない。

このあたりは歴史的にも由緒ある場所で、歴史的景観保存につとめたいところだが、
北京は大きく近代化しようとしている。昔の景色が少なくなっていく。
たぶん眼下の四合院も新しい建物にとってかわられるのだろう。もう隣の四合院は
すでに半分以上取り壊されていた。
    変わりゆく金魚胡同小画像

    我々の部屋小画像) 中国のホテルはみんなこんなものです。

  和平賓館
  北京市王府井金魚胡同3
  TEL −86−10−651−36688
  FAX −86−10−651−36896

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