キルギスタン〜新疆ウイグル自治区、文化交流及び親善訪問の旅

7/20 カシュガル−ウルムチ

昨夜は深夜飛行場までバスを走らせたが、飛行機に乗れなかった2人は、今夜
みんなと一緒にウルムチに移動することになった。

カシュガルのホテルは日本人客が多いらしく、店員はみな日本語が上手である。
彼女らの相手になっているとついつい買い物がはずんでしまう。
売店で絵葉書と地図だけ買った。それぞれ2ドルで合計4ドルだった。
    ホテル(表通り側)小画像)     ホテル(ロシア領事館のなごりが)小画像)     ハエタタキ発見

朝食はホテルの広い敷地の中にあるレストランに入り、ウイグル料理だった。
カシュガルはウイグル人が多く、ホテルの従業員もほとんどウイグル人だった。
    食堂小画像)     朝食小画像)     朝食(ウィグル料理)小画像

アパク・ホージャ(イスラム教の有名な指導者)の墓を見学した。
彼は伝教師であったが、政治家でもあった。一族の墓として祀られている建物は
立派だった。モザイクも美しい、ドーム屋根をもつイスラム建築である。
乾隆帝の妃になった香妃は、アパク・ホージャの孫である。
彼女が美人だったこともあるが、彼女の兄が清王朝に協力して清朝のウィグル支配に
貢献した功績や、人質の意味もあって、妃になったのではないかという人もいた。
隣のモスクは中国建築で、本格的ドームを期待した私にはなんとも奇妙な印象だった。
    門前市とイスラム教会小画像)     清代建築のイスラム教会小画像)     絹糸つむぎ小画像
    アパク・ホージャの墓小画像
    まだあった毛沢東像小画像)     我々のバス小画像

次にエイティガール寺院を見学した。これは新疆で最大のイスラム寺院である。
しかし、内部は薄暗く壁は独特の模様が装飾されていただけで、天井は中国式、
私にはドーム式天井でないのが残念だった。
たぶん、清朝時代の建築なので、木柱、斗共、横梁の方が信頼性があったから
なのであろう。
   エイティガール寺院小画像)     参道小画像)     エイティガール寺院の本堂小画像)     メッカの方向を示すミヒラーブと説教壇ミンバル小画像

それから、エイティガール寺院の脇のエィティガール・バザールに行った。
知り合いのウイグル人の店で金細工を買った。金は世界共通の値段で不況にも強い、
買う価値はあるというわけで、たくさん買ったものだから、この店1週間分くらいの
売り上げがあったそうだ。
    金細工店小画像)     エィティガール・バザール小画像)     金細工店をバックに記念写真小画像

再びエイティガール寺院の前にもどってから、寺院に向かって左のバザールを
歩き回り、イチジクの葉に載せたイチジクの実を食べた。
道具屋で、ギョーザの麺棒や銅のフライパンを買う人もいた。
    炎天下バザールに向かう(正面はエイティガール寺院)(小画像
    暑かったバザール小画像)     餃子の麺棒買う小画像)     店がならぶ小画像
    炎天下に肉を焼く男は偉い小画像)     この地の綿小画像)     バザール奥の住居小画像

日本時間17:00 遅い昼食を食べ、ウイグル民族舞踊も楽しんだ。
それから民芸品のバザール(政府直轄)に行き、敷物や玉製品を買った。
   昼食小画像)    昼食小画像)    昼食小画像)    昼食小画像)    西涼ビール小画像
   ウイグル舞踊小画像
チヌスー(茶碗踊り)という、女性の頭の上に茶碗を載せて踊る踊り。
   チヌスー小画像)    ウイグル舞踊小画像)    ウイグル舞踊小画像)    ウイグル楽器小画像
   みんなで記念写真小画像
   民芸品販売所小画像)    入口のオンシキムカム画小画像
   葡萄棚をくぐって織物工場へ(葡萄棚は良いアイデア)(小画像
   一緒に織る小画像)    手で織る(これでは高価になるわけだ)(小画像

元気の良いアリム氏の案内でバザールに日用品を買いに行く。
   バザールの前小画像)     スカーフがずらり小画像
 まずい写真ですが暑いということがわかるでしょうか小画像)    これも暑いということがわかるでしょうか小画像
    見ていて楽しくなる日用品小画像)     たこ焼き器を連想小画像
    玉を張り合わせた靴小画像) FEM説明教材

日本時間17:45いったんホテルに戻り荷造りし直してから、飛行場に向かう。
まだ時間があるというので、ホテルの敷地にある喫茶店で冷たいビールを
飲みながら、シシカバブを食べ、西瓜、ハミウリを食べた。
ウィグル語のカラオケもあった。 喫茶店には日本時間で20:30−21:30

日本時間23:25 飛行場待合室で待っている。いつしか日が沈む。
その頃、我々の乗る飛行機が到着し、乗客が降りてきた。有名人が降りたのか、
花束を抱え着飾った子どもたちがかけより、テレビカメラも撮影していた。
   なぜかウイグル人に笑われる小画像

我々のそばに、ウイグルの女の子がいた(10歳くらい?)。その祖父母が送りに
来ているようだった。その女の子はミッキーマウスのリュックをしょっている。
その母親もハイヒールで現代的な姿をしている。
こうしてだんだんウィグル人も日本人や中国人のような姿になるのだろう。
今度の旅行で、新疆ウイグルでもキルギスでも、いわゆる厚底靴の女性は
どの町にでも見かけた。もはや世界的流行なのであろう。

日本時間12:20 飛行機は離陸して、暗闇の中をウルムチを目指して
飛んでいった。B747の一種であるためか、フライト・インフォメーション小画像)が始まった。
中国の飛行機には珍しいことだった。フライト・インフォメーションの後には
映画が始まった。映画の途中でウルムチ空港に到着。日本時間13:40

ウルムチ空港には、前にも出迎えてくれた鮮さんが待っていて、バスでホテルまで
送ってくれた。ホテルも同じホテルなので安心して泊まれる。

  新疆仮日大酒店(ホリデーインウルムチ)
  烏魯木斉市新華北路168
  TEL −86−991−281−8788
  FAX −86−991−281−7422

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