平成12(2000)年7月末から8月にかけて、八戸に集まりに「構造工学の基礎と応用」改訂版の編集会議をしました。
そのとき偶然に俳優の東野英心(1942年1月31日生まれ)に会いました。
彼は中学生日記で先生役を演じていたから青森県に時々講演にきていたのです。
そのときも地元の情報発信人橋本光広氏と一緒でした。で一緒に記念写真も撮ったのです。
東野英心はあの東野英治郎の息子。
東野英心が9歳の時、父親は妻子と別れ、ある女性のもとへ去ってしまう。
送っていく息子に父は言った。
「大人になったらお前にも俺の気持ちがわかる。すべて俺が悪い」
東野英心はずっと英治郎を父親としては許せなかった。役者としては尊敬していたが。
我々のリクエストに応えて、東野英心は水戸黄門の歌「ああ人生に涙あり」を歌ってくれた。
そして、それから数ヶ月後に東野英心は亡くなったのであった。