橋梁工学の改訂版に対する要望

この教科書を使ってみて、いろいろ思いついた要望をメモにまとめてみました。

合成桁編

合成桁の設計の課題を出したら、学生から質問されたのです。
桁全体では断面が変化しているはず。しかし、彼らはよく理解していなかった。
 小さくした断面の図も教科書に載せていれば
 ありがたいですね。

>289ページの図-14の( )内の数値が該当の断面です。
>ご指摘の通り、294ページの表6にも
>「断面諸元は、図-14参照」と
>載せておけばよかったと思います。

たしかに 289ページの図−14には、かっこ内に支点から6.6mの断面も書い
てありますね。
しかし、この意味を理解していない学生。
288ページには、よく見ると支点付近と中央部とでは、2種類の断面になって
いるわけですが....
これからは、明確に2種類の主桁断面図を示しておきましょう。
教室では、図−12のM図にさらに(階段状の)抵抗M図を書き加えたものを
見せようと思います。
この図−12にそういう抵抗モーメント図も加えると、見にくくなりますね。

活荷重によるたわみの計算 この計算式の証明は、微分方程式から誘導して説明したのに。
ちゃんと理解していない学生が少なくなかった。
支間を変えたら当然aの数値も変わるわけです。  a=l−D

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