犯罪と刑罰

犯罪に対して、刑罰は、罰金刑、禁固刑、死刑がある。 そして、シンガポールには鞭打ちの刑がある。 ちゃんと医師が立ち会うという。 20台の車を壊したアメリカ人の18歳の青年が 懲役4カ月と鞭打ち6回の判決を受けた。 米大統領の嘆願により、4回の鞭打ち刑に減刑されたという。 ヌードの載っている本や新聞、チューインガムは持ち込み禁止。 麻薬類の持ち込みは、最高で死刑。 罰金の例 単位S$   ゴミのポイ捨て   150〜1000   粗大ゴミの投棄       5000   道にツバや痰を吐く     1000   立ち小便          1000   横断歩道以外の道路横断     50   公衆トイレ使用後水を流さない 150   MRT駅構内や車内での飲食  500   女性へのセクハラ      1000   公共の草花木を手折る      50   野鳥への餌付け       1000   野生猿への餌付け     10000   飼い犬の登録義務違反     500   飼い犬への虐待        500   大型犬散歩時の口輪非装着   200   汚水放置でボウフラ発生     50   禁煙場所で喫煙       1000   エレベータ内での喫煙    2000   タバコ吸い殻のポイ捨て   1000   18歳未満へのタバコ販売  5000   18歳未満へのタバコ譲渡  5000   18歳未満の喫煙        50 再犯は2倍、再再犯は4倍(麻雀みたい) もしかすると再々再犯は8倍?

葭原麻衣(よしはらまい):ワールド・カルチャーガイド5 シンガポール、(株)トラベルジャーナルを参考にしました。

ヘロイン4キロで死刑になったオランダ人
コカイン30グラム、マリファナ(葉)500グラム、マリファナ(刻み)200グラム
ヘロイン5グラム以上の所持者は死刑と思ったらまちがいない。
武器を所持しても罪になる。発砲したら(空に撃っても)死刑になる。
シンガポールの新聞に「本日死刑になる人物」が写真入りで紹介される。

(深田祐介:最新東洋事情、文芸春秋)