シンガポール川がマリーナ湾にそそぐ先端の地に高さ8メートルの
マーライオンが立っている。
14世紀にやってきたスリウィジャヤ(現在のスマトラ)の王子が、この島に
上陸したとき獅子に似た動物を見た。この故事にちなんで、この島を
「シンガ(獅子)・プーラ(都)」と呼ばれるようになったという。
マーライオンは、このシンガポールの国名の由来となった伝説の獅子と、
港町を象徴する魚を形どっている。
このマーライオンの立つところに小さな公園(マーライオン・パーク)がある。
マーライオン・パークからはマーライオンの後ろ姿しか見えない。
正面から見たいときは、対岸のエリザベス・ウォークから見るとよい。
なお、この公園にはミニチュアのマーライオンがある。
この小マーライオンを写真に写すのは簡単なようだが、迫力はない。
セントーサ島の巨大なマーライオン