岩手県立大学盛岡短期大学部高橋富士雄先生のお祝いの文章
初めての世話人(事務局)として
岩手県立大学盛岡短期大学部 高橋富士雄
岩手県立盛岡短期大学の頃から宮本先生に世話人のお誘いを受けていました
が、県立大学への移行期と重なり、失礼していました。世話人をお引き受けした
岩手県立大学発足の今年度が、丁度、記念すべき50周年の年に当たり、感慨
を一層深くした1年となりました。
以前の盛岡短期大学時代から優秀なスタッフがおりましたので、先ずは岩手
県立大学盛岡短期大学部の先生方を講師に依頼し、続いて塚本副学長をはじめ
とする岩手県立大学他学部の先生方に講師をお願いした。さらには、宮本先生
をはじめ岩大工学部からの講師の応援を頂き、一応の役割を果たさせていただ
いた。次に回ってくる際には岩手県立大学に集まった優秀な知的財産に順次応
援いただこうと、今から楽しみにしている。
夏に企画した見学会では炭の科学館や馬淵川源流水源の見学に加え、地場産
業として注目されている葛巻町ワイン、山形村地ビ−ルを試飲しながらの豪勢
なバーベキューパーティを実施した。参加された皆さんにも十分に満足してい
ただけたと思う。
科学談話会発足当初は研究者間のネットワ―ク作りが大きな比重を占めてい
たように見受けられたが、今日ではさらに一般市民の方にアップツーデートな話題
を分かり易く紹介するように努めており、講師の先生方にとっても楽しみな会
となっている。毎月1回開かれる例会への参加者数は必ずしも多いとはいえな
いが、広報「もりおか」での御案内のみにも関わらず、欠かすことなく50年
継続したところにこの会の存在意義を窺うことができる。これを可能にしてい
ただく最大の要因は何と言っても共催者である盛岡市、就中、市立図書館の全
面的なご援助があってのことである。心から御礼を申し上げたい。
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