卒業研究発表などでの質問集

どんな質問が出るのか。
発表予定者は気になるところらしい。
そこでメモ的にまとめてみました。
何かの参考になるかもしれません。

                       こちらは当日の写真です。(大学院の発表もあり)


  【学部卒業者】

 平成16年度の卒業研究テーマ

  1. 赤山 由:ファイバー要素を用いたRC橋脚の地震応答解析
     ファイバーモデルの計算の入力値はどのようなものか。 コンクリートの鉄筋量、コンクリートの物性値をどのように入力データに反映するのか。ファイバーモデルの計算時間はどのくらいかかるのか。
  2. 池戸義徳:衝撃応答解析に基づく木橋部材連結部の波動伝搬性状の検討
     応力分布に対して、ひずみ分布はどうなっているのか。 積層断面と等断面の計算結果が同じになった理由は何か。
  3. 大泉由美子:疲労センターを用いた既設鋼橋の疲労余寿命診断
     上フランジに引っ張り応力が生じるのか。疲労の定義とは何か。疲労設計曲線はどうやって作るのか。
  4. 神山佳久:最適化手法を用いた溶融亜鉛浸漬試験中の鋼平板の温度分布再現
     浸漬試験で外から中心に熱が伝わる状態を、計算でちゃんと対応しているか、確認はどうしているのか。 κとhは始めから決まっている定数ではないのか、κとhを計算で求める必要性はどこにあるのか。
  5. 佐々木祐太:積雪寒冷地の塩化物供給を考慮した橋梁LCCに関する研究
     距離50mmにおいて、計算値より実測値が大きくなった理由は何か。距離5mmにおいて、計算値より実測値が小さくなった理由は何か。中性化は拡散方程式で説明できないのではないか。一カ所の測定にかかった時間はどのくらいか。
  6. 白岩知紘:既設鋼鈑桁橋のFEM解析における床版評価方法に関する研究
     解析にあたってヤング係数を変えたり、支承条件を変えなければならないのなら、プロでないとこの方法は使えないのではないか。
  7. 張 友海:コンクリートの乾燥による収縮応力について
     連続体のひずみとはどういうことか。収縮低減剤を加えると、粒子の表面張力が下がって乾燥収縮は減るというが、そのメカニズムはどうなっているのか。
  8. 戸塚弘之:打撃試験に基づく部材連結方法の異なる集成材梁試験体の動的剛性評価
     それぞれの固有振動数はどうやって求めたのか。実測値に対する理論値はどうやって求めたのか。
  9. 戸羽智之:集成材と鋼からなる下路式タイドアーチ木車道橋の動的特性評価
     ABAQUSとCOSMOSによる計算結果の違いはどうしてか、吊材のモデル化が違うからなのか。集成材をアーチにした時のメリットは何か。
  10. 吉原 隆:実橋載荷試験とFEM解析に基づく既設鋼鈑桁橋の耐荷力評価
     一次計測のあとに二次計測をしているが、解析だけで判定できれば二次計測は不要になるのか。マニュアルだけあれば二次計測はいらなくなるというが、その見通しはどうか。
  11. 斎藤高浩:弾塑性解析による木平面骨組構造物の破壊形式に関する研究
     アーチのせん断破壊のイメージはどうなるのか。どういうふうに破壊するのか。