卒業研究発表などでの質問集

どんな質問が出るのか。
発表予定者は気になるところらしい。
そこでメモ的にまとめてみました。
何かの参考になるかもしれません。

                       こちらは当日の写真です。


  【学部卒業者】

 平成15年度の卒業研究テーマ

  1. 河原木千恵:溶融亜鉛めっき時の溶接鋼平板の熱伝導解析と熱応力分布
     熱ひずみが時間の経過で、低速の時は0となるが、微速の時に圧縮応力が発生する理由
  2. 小関洋美:静的実大試験に基づく木橋連結部の剛性評価
     測定値のばらつきが大きいのに平均をとってよいか。 純せん断と間接せん断の結果が大きく違うが妥当であるか
  3. 齋藤明艶:半剛接合部を考慮した送電用単独鉄塔の複合非線形解析
     半剛接と剛接の座屈の違いは何か
  4. 佐々木賢勇:二層板有限帯板法による単純鋼鈑桁橋の動的応答解析
     一層から二層モデルに改良して良くなった点は何か。最大たわみの生ずる点はちょうどそこに通過車両が達したときか。
  5. 佐藤 純:静的載荷試験に基づくタイドアーチ式木車道橋の静的特性評価
     静的計算値なのにシミュレーションの結果が動いていたのはなぜか。2つのFEMの計算モデルの違いは何か。損傷したときの変異やひずみはどう計るのか。
  6. 時田慈子:2次元弾性論による既設単純合成鋼鈑桁橋の水平支承反力推定法
     2次元弾性論と格子桁理論とどちらが良いか。
  7. 畠澤弘行:剛性マトリックス法によるヒンジ接合部を有するアーチ構造物の構造解析
     妥当な結果だが、この解法は今までなかったのか。実際の構造物ではヒンジと仮定してよいのか。
  8. 堀内寛之:有限帯板法による鋼と集成材からなる複合梁の弾性衝撃応答解析
     どの時間で応力応答値が最大になるか。どうして衝撃応答で最初は大きな圧縮応力と小さな引張応力が生じるのか。
  9. 金田 知:仮設ゴム支承を有する梨の木橋の実橋載荷試験とFEM解析
     スライド板挿入は摩擦力を0としたかったのか。FEM解析ではスライド板はどのような条件にするのか。ゴムを入れるとどうしてよくなるのか。(Eは変わらずGが小さくなる)
  10. 佐々木純一:ギオン・マソネの直交異方性板理論を用いたPCT桁橋の設計・製図
     検討したのは主桁の曲げモーメントのみか。
  11. 高橋直宏:鋼棒を介して衝撃荷重を受ける平板の初期挙動について
     ヘルツの接触理論で、弾性と塑性、点接触と面接触などの問題を扱うには適用の妥当性があるのか。無限遠では境界条件はどうなるのか。