使用鋼材SM400  最小断面2次モーメント  Ix=462cm4

  部材の細長比  138.4  (部材長は525.9cm)  部材長/圧縮フランジ幅=525.9/20=26.3

  許容曲げ圧縮応力度  σca=140-2.4*(26.3-4.5)=87.7N/mm2

  σcaと同程度になるための曲げモーメントMは  σc=M*y/Iより

  M=σc*I/y=87.7*100*462/2.94/1000=1378.14kNcmとなる。

  このときの等分布荷重wは M=w*部材長2/8より

   w=1378.14*8/525.92=0.03986kN/cm=3.986kN/mとなる。

   自重は77.0kN/m3*32*10-4m2=0.2464kN/mとなるので3.986-0.246=3.74kN/m 程度の雪荷重があれば、上横構は危険となる。

   最大積雪深のときは SW=9.065kN/m2 となるのでフランジ幅20cmを考えると9.065kN/m2*0.20=1.81kN/m程度となるが、天候条件により雪荷重の載荷幅が増加したりすれば、上横構は危険となることが予想される。

                                    

No.20