拝啓
 皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお
慶び申し上げます。
 さて、私こと田○□夫は平成11年12月6日に安らか
に他界致しました。生前中は心からの御厚情を賜りま
して誠にありがとうございました。
 38年と比較的短い人生でしたが、お陰様で数々の
貴重な体験をさせていただきました。
 あえて心残りを申し上げれば、皆様にしていただく
ことばかり多く、自分にできたことの少なさが心苦し
いことです。
 また、療養期間中に気付いたことを社会復帰して活
かすことができなかったことも残念です。その気付い
たことを書籍に代表させますと下記の3冊となりま
す。どれもビジネス書のベストセラー・ランキングに
載った良識あるものです。機会がありましたらどうぞ
その一部でも御覧になられ、皆様のかけがえのない人
生航路の参考にでもしていただければと思います。
 今生にて本当にいろいろとありがとうございました。
皆様のますますのお幸せを”別世界”からですが、
お祈り申し上げます。
                    合掌
『故人の意向に従い、妻・○江が発送致しました。』