全球凍結

6億年
氷河期の地球
温泉の微生物
エディアカラ生物群
東京湾のウミエラ(生きている化石)
プテリデニウム(くちびる形)、よるぎあ、キンベレラ
コラーゲン 骨、皮膚、血管膜、角膜 タンパク質の繊維

約8億〜6億年前にかけて繰り返し氷河期が訪れた。
この時代の氷河堆積物は世界各地でみつかっている。
当時は赤道地域にまで氷床が広がっていた。

1998年、ハーバード大学教授HOFFMANは、この時代の氷河期に
地球が全球凍結状態に陥ったとする「スノーボール地球仮説(Snowball Earth Hypothesis)」を復活させた。

氷河の地球を救ったのは、わずかあったマグマの熱水環境における生物の光合成作用。

エディアカラ生物群は、オーストラリアのエディアカラ丘陵で発見された。
エディアカラ生物群の中には、動物なのか植物なのか、はっきりしないものがたくさん含まれている。

5億5000万年前、カンブリア紀に入ると、突然さまざまな動物が地球上に現われる。
この事件は「カンブリア紀の爆発」と呼ばれている。
エディアカラ生物群はその直前の化石で、カンブリア紀の爆発のなぞを解く上で重要である。