サツマハオリムシ

サツマハオリムシは深海の熱水噴出域の生き物で、ゴカイの一種です。 口も消化管もない大型の動物です。その形からtubewormと呼ばれています。 サツマハオリムシは1993年に鹿児島湾の水深100mで発見されました。 世界的には深海2500mに棲むガラパゴスハオリムシが有名です。 ガラパゴスハオリムシは年に1m成長するのに対し、 サツマハオリムシは年に1cmしか成長しません。 昨年、鹿児島の水族館で見ました。 昨日、上野の国立科学博物館ニュースを見たら載っていました。 深海熱水噴出域にも生き物が棲んでいるのです。 マグマが海底から噴出してくる、とても生き物など棲めないはずのところに。 深海熱水噴出域は、地震の原因となる、プレートとプレートの境界に見られます。 熱水に含まれる硫化物からエネルギーを生み出すバクテリアがいて、 そのおかげで栄養物があるから、サツマハオリムシも生きられるのです。

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