ほんとうにあった戦時中の楽器の和式名前

ときは昭和17(1942)年のこと 昭和17(1942)年といえば ミッドウェイ海戦で、日本はアメリカに壊滅的な打撃を受け 国民の上に言論統制・検閲がいっそう強まった年。 舞台でのマイロクフォンの使用禁止。 スチール・ギターやサキソフォンまで、軟弱な音を出す敵性楽器だとして使用禁止。 さらに楽器の名前もすべて日本語で表さなくてはならなくなった。  バイオリン ひょうたん型西洋三味線  サキソフォン 金属製曲り尺八  コントラバス 妖怪的三弦 これウソじゃなくてホントのはなし。     授業の役に立つ音楽のとびら、日本書籍(1988)