G13データベース
これを作るのに相当時間をかけた

第1巻
ビッグ・セイフ作戦 1968.11 ベルンハルト屋敷の屋根に爆弾を投げて自分で修理するG13(修理屋にばける) 屋根から地下金庫に直行
デロスの咆哮 1968.12 マクシミリアン閣下の妻子はニセ者だから消せ
バラと狼の倒錯 1969.1 ロドリゲスから娘を奪った黄色いバラ 麻薬で逃れられない 男女両方の体
色あせた紋章 1969.2 オーストリア・ハンガリーの国境 スパイ交換 G13この事件の罪をきせられそうになる

第2巻
檻の中の眠り 1969.3 パンドラの島 刑務所から青い目ザラスを逃がして射殺
白夜は愛のうめき 1969.4 ついてきた女を射殺 ナゾ
ブービートラップ 1969.5 パリのスト 書記長暗殺
黒い熱風 1969.5 ガボン共和国 オーバーメ将軍暗殺 軍事法廷でカイヨーテ大佐が依頼者だとあばく
南仏海岸 1969.5 盲導犬ケンタロウスをつれた暗殺者イクシオン(盲人) オレグもギュールも殺った男
ゴルゴin砂嵐 1969.6 ナセルvsダヤン フロイライン・ヘーゼラー=ミス・アリゲーター 120時間後に2人の将校をしまつする

第3巻
狙撃のGT 1968.8 中国の情報責任者(亡命者)王徳明 オーストリア・スイス間列車 PM3:00インシュリン飲む
駅馬車の通った町 1969.7 国境に近い町バレンネス リーガン保安官に復讐 ダディ・リッキー父子G13に殺される
メランコリー・夏1969.8 マルタ島 ダラストンは偽装結婚し別れた妻に会う G13殺す
猟官・バニングス 1969.8 囮捜査 録音テープ消すG13
ベイルートVIA 1969.11 カミソリに毒(礼拝前の沐浴) ノーハ死ぬ 肩をうたれた新聞記者(G13) スパイダー6の中に入る
最後の間諜−虫−1969.12 スイス銀行 メッーシュミット2機注文 マザーヨシュア G13を消せとスイス銀行に命令

第4巻
査察シースル 1970.3 モロトフの拒否権 G13信号拳銃で発煙弾 国連理事会で査察シースルーの機密暴露を中止させた
WHO 1969.10 ナンシイの過去 イエローダッシュはG13に殺される(ナンシィの夫知らずにG13をボデーガードにする) ナンシイもいなくなる
価値なき値 1970.5 インディアン 毒素兵器トクシンP2をねらう
魔笛のシュツカ 1970.6 リスナーを狙う シュツカとG13(二人の殺屋) 西ドイツ共産党リスナーがハンガリー諜報局員マルギットと会う

第5巻
帰って来た標的 1970.8 麻薬王バクシイが組織をうらぎりFBI出頭中にG13に殺される 本物は生きていたが最後に殺される
殺意の交差 1969.10 G13にブラウン射殺を依頼したジョナサンはアルバート会長に始末される
白い死線 1969.11 冬のスイス・イタリア国境のアルプスを越えるG13 驚く車の女
スタジアムに血を流して 1969.11 G13に殺されたアンジェラ オリンピック選手ディブもG13に撃たれる
飢餓共和国 1970.9 ダイナマイトを敵陣に運んだ子どもは将軍の子 ダイナマイトを撃つようG13に命ずる将軍

第6巻
喪服の似合うとき 1970.10 リヨンの警察署長が標的だった。手のしびれを感じたG13は花売りの少女に病院の場所を聞く。3年前にG13の投げたガスで失明したバビエール伯爵一味にとらわれ戦うG13は手のしびれはなくなり、射撃競技会場でリヨンの署長を撃つ
ラブはナイフ 1970.1 マーサから聞いたことをヒントにベンはG13の偽者になる。G13がウォーレン・コールを消すという話を聞いた二人は快速船に乗り込むが、G13に撃たれてしまう。
17人の渇き 1971.1 MI6のヒュームが、KGBのスパイ収容が行われるという情報の海域でG13に狙撃を依頼し、標的が射殺される。
激怒の大地 1970.11 二重スパイのピセンテ・ヨークにKGBとCIAから送られた暗殺者はすべて失敗する。山の上の教会の聖者(標的)を求めてG13たちは目的地にたどり着くが地震が起こり教会も破壊される。

第7巻
AT PIN-HOLE! 1971.1 ハイジャツク犯によって乗っ取られた飛行機はキューバ行きを命ぜられる。3時間で特殊な銃を作らせたG13はハイジャック犯を狙撃する。
Dr.V・ワルター 1970.1 沖縄レーダー・システム開発者ワルター博士はソ連からすれば裏切りもの。KGBから依頼されたG13は狙撃成功の後にKGBから狙われ勝ち残る。
国際ダイヤモンド保安機構 1971.11 クリューガー兄弟は不正ダイヤバイヤーのカザリアンを撃とうとして、カザリアンの依頼したG13に殺されてしまうが、カザリアンは娘リーハの仇を討とうとしてG13を殺害計画していたのでG13に殺される。
番号預金口座 1970.12 カリブの金持ちトルヒーヨ二世はゲームを提案する。裏切りフーリオが雇う殺し屋が自分を殺せばフーリオの勝ちという。トルヒーヨ二世は自分の替え玉とフーリオを乗せた車をG13に狙撃されるが気のついたG13はトルヒーヨ二世のヘリコプターを撃墜する。

第8巻
マニトバ 1971.3 ソ連のスパイのポリスとモニカはカナダに亡命するので射殺を頼まれたG13だったが、カナダ警察からも同じことを頼まれる。CIAの攻撃をかわしたG13はポリスとモニカを射殺。
素晴しきシカゴ 1972.9 銀行ギャングを射殺したG13
デスマスクの肖像 1971.6 ローレンス議員射殺を依頼したゴードンは4年後に知事になったが、目の前に現れたG13に攻撃したため殺されてしまう。
仮面の標的 1970.3 ユダヤ人迫害のカウフマン射殺を依頼されたG13。カウフマンは身代わりに魔術師アルドーを立てるが、G13に見破られ殺される。
マッディブラッド 1970.4 三声の沼で撃たれたダディB

第9巻
ラオスのけし 1971.2 リー将軍から麻薬のアジアルートの支配者Q中国の情報責任者(亡命者)王徳明 オーストリア・スイス間列車 PM3:00インシュリン飲む
デス・バレイ 1972.10 金塊を探しにきた人間はインディアンに殺される。兄ハービイを探しにきた男もインディアンの殺されそうになるがG13に助けられる。
内陸地帯 1970.2 ボリビアのゲリラの首領レオンを倒したG13は、その地にダイヤ鉱脈があるという新聞記事を見る。動物好きののレオンはオオアリクイに死体の血を吸わせた。
誕生日に白豚を殺せ 1942.2 クイン牧師暗殺をくわだてた男はジミー・ホーキンスのしわざにさせたが、警察署長の口から、州知事候補パーカーが黒幕だと知ったG13
暗い街灯の下で 1970.7 アーマーライトの部品の小包はホテルに届かなかった。 郵便者を襲った不良グループはマリワナを吸っていた。リーダーが母の面影を求めて若い娘を撃つ。疑われたG13は問題の男を撃つ。 さらば愛銃

第10巻
雪は黒いドレスの肩に 1971.3 KGBスパイのウィルソンはアメリカ人のストリッパーと結婚してパスポートを入手、国外に出る予定での結婚式でG13に撃たれる。
アラスカ工作員 1971.8 KGB工作員の隼のイエスは 狼につけられた時限爆弾でキャンプ爆発の後に来てG13に撃たれる。キャンプに死体がないのように撃たれた隼のイエスもアラスカ狼に始末される。
鎮魂歌に牙を 1971.8 救われたCIA機にはCIAスパイがいてシベリアに不時着する。そのトナカイ2になりすましたG13は見破られ改めてKGBの指令でブラジルに向かう。
リオの葬送 1971.9 ブラジルに潜入した元ナチスの科学者オーベルト射殺を依頼されたG13は同伴者のマイヤが殺されたのを知る。
ナチス鉤十字章は錆びず 1971.9 近づいた女ヒルカから何かを聞きだしたG13は秘密基地に入るが標的は脱出してしまう。大アリクイ始末はつかなかった。
ラ・カルナバル 1971.10 リオのカーニバルに逃げ込んだ標的を探すG13は似顔絵を描かせカルロスに捜索を頼むがカルロスは撃たれる。カーニバルの翌朝の決闘でG13は大アリクイを倒す。

第11巻
ROOM No 909 1971.10 ハリソンビル31階の事務所のロバート・ホートンを撃つG13、風速6.2メートル500メートル以上離れて。
VOODOO 1971.7 ルブリオーザ商会社長ハッェルから依頼されブードゥー教の呪術師オルガ・タボスの支配者ニーナをG13は撃つ。
国境線の5人 1971.11 跳ばせ屋ボルマンの手でスイス脱出する5人は小屋で待つ。こに入ってきたG13はヘリコプターで来たボルマンを撃つ。公安の依頼だった。
そして死が残った 1971.4 フィリピンのフク団のガルシアはG13に狙われたので自分から留置所に入るが、5万ペソでG13により釈放され撃たれる。

第12巻
死の収穫 1972.1 捕虜となったフランス大使マルローの奪回とゲリラ指導者エルナンドの殺害を依頼されたG13。ガルシア少佐はマルロー大使夫人とねんごろになったのでゲリラのアジトを襲い大使を撃つが、逃げるエルナンドに契約は破棄されたから撃たないというG13はマルロー大使の遺体をボリビア政府に送りつけたのでガルシア少佐の犯行が発覚。
ナポリの女 1971.12 シルビーア母子のところに転がり込んだG13はギャングのボスを撃って立ち去る。
潜入ルートG3 1971.11 中国領を飛ぶ偵察機は打ち落とされパイロットのステパノフの口を封じるためKGBからG13が依頼される。北京の病院に守られていたステパノフはCIAも暗殺阻止に動くが、G13により撃たれる。
シェルブール0300 1970.4 イスラエルがフランスに発注した砲艦の残り5隻はフランス政府の対イスラエル武器禁輸措置によりシェルブール港に係留されている。その5隻の砲艦をイスラエルは密かに奪い出航させる計画を阻止しようとするリビアのカダフイ。イスラエルのダヤンから依頼されたG13は飛行機から海上の仲間に投下した時限爆破装置を撃ち破壊に成功する。

第13巻
ANGRY WAVES 1972.2 キューバに向かう乗っ取られたドキシー号の用心棒射撃の凄腕ジム・ホーキンズを撃ったG13はFBIの依頼を果たす。
みな殺しの森 1972.3 父の敵ウェストクリフ卿殺しを依頼したマレーネ、G13はカティンの森に乗りこみめくらの老婆に化けたウェストクリフ卿を倒す。
キャサワリー 1972.4 マフィアたちは火食い鳥に右手のしびれているG13の暗殺を依頼するが、車ごと水中に飛び込まれ拳銃の使えなくなった火食い鳥はピックで刺そうとして殺され、G13は右手の感覚が戻る。

第14巻
日本人・東研作 1972.6 10歳で母と愛人を射殺した東研作は元陸軍大佐伊藤忠政のI機関で訓練後トルコで死んだ、と米ジャーナリストのワシントンに語る武器密輸頭目ZはG13に撃たれる。
カリブ海の死影 1972.5 ジャマイカで撃たれた現地人デニスの治療をすることになったロジャース医師はスパイゆえ、G13は助けた上で情報交換現場で射撃する。
沙漠の逆光 1972.7 サハラの外人部隊で息子ピーターを殺したウイルキンス大尉の仇討ちを母親から依頼されたG13は、元ナチス親衛隊シュナイダー少佐の案内でデコック砦に行きウィルキンス大尉を撃つ。。

第15巻
モスクワ人形 1972.11 売り子のミーナは12ルーブルの窃盗のためKGBスパイにさせられ、アメリカの秘書アンジェラと入れ替わる任務をおびる。養成所でタカ計画の11名を死傷させて忽然といなくなったG13を最後に見たのはミーナだった。ミーナは入れ替わり計画寸前にG13を追い撃たれてしまう。
残光 1973.6 6年前サンフランシスコで参考人としてG13を拘留したがペンタゴンが連れて行ってしまった。ハワイに左遷された彼の前にシカゴのギャングを撃ったG13が現れる。
アクシデンタル 1972.8 G13の荷物が遅れたので現地で武器を調達したが、標的シャルム・シュトックマンの狙撃に失敗したG13は銃弾を買ったコルデンを撃つ。

第16巻
九竜の餓狼 1972.8 香港の鬼警部スミニーと間違えてトリック攻撃でG13を襲ったシンガポールの金塊密輸組織のボスのベルジェ・ザネはG13に撃たれる。
Dabbie!1 1973.1 KKK団のスパイのクリストファー・ドレイクを撃ったG13を洲警察に密告した各州合同協議会のランディはG13に撃たれる。
ペガサス計画 1972.12 ベトナムのバリゲの僧院に捕らわれているレーダー妨害作戦考案者リッチモンド少佐の口封じを依頼されたG13は、険しい崖を走るジープからパラ・セールで僧院の上空より降下し少佐の死を確認後にトラックで脱出する。

第17巻
棺に誓いを 1973.1  兄の敵討ちをしたいリカルドはロシア人たちに頼まれG13に接触するが暗殺に失敗し爆死させられ、ロシア人たちもG13に撃たれてしまう。
欧州官僚特別便 1973.6   ロンドン大学で講義するタミロフ教授の心臓を銀時計を通して撃ちぬくことをG13に依頼するKGBは、囮のスパイ稲妻を潜入させたがM16に見破られ、真のスパイだったタミロフ教授は欧州官僚特別便に搭乗時にG13に撃たれる。
死を運ぶ者共 1973.3  G13に近づく武器商人コルダの愛人セシリアは殺され用心棒ユースフはパラティーノの丘で決闘することになり、G13はそこでコルダを殺した世界兵器会社のモンテカルロ支社長ジェフ・キーナンを倒しユースフは用心棒を撃つ。

第18巻
動作・24分の4 1973.4 ベントナは拷問の上死にG13に狙われたことを知るボスはトムソンにG13殺害を依頼するが、15連発で防弾ガラス貫通で射殺たれる。
ヒート・ウェーブ 1973.5 父からの偽電報でロンドンからインドに来たアニーは父のソ連亡命に同行される寸前、組織から依頼されたG13の手で亡命は失敗に終わる。
白い巨人 1973.7 ペドロ・ジュリアンを訪ねてきたG13はC・G社のゴメス射殺の仕事をはたす。

第19巻
ジェット・ストリーム 1973.10 ハイジャックされヒースロー空港で給油する飛行機、金と女子供の交換をして、G13をふくむ人質10名が選ばれる。G13は四人のハイジャック犯人を倒す。
アーリイ・オータム 1973.8 マンハッタンの芸能ボスのオーガスタはG13に殺された。自分を無視された殺し屋ビルはチャールズのところに行くが、チャールズから妻アイリーン殺害を依頼される。妻を撃ったビルはG13を追いラスベガスに行くが警官に撃たれる。
幽霊定期便 1973.11 西ドイツ憲法擁護局からベルリンの壁をやぶる幽霊定期便のボスのカートランド射殺を依頼されたG13。危険になると手がかゆくなるカートランドは国境近くのヘルムシュテッドで撃たれる。。

第20巻
ペギーの子守歌 1973.12 シルバー・スプリングの森でベビー・シッターのペギーは乱暴されて殺されていた。犯人の雇い主カーターが警察に捕まり、邪魔がなくなりG13はKGBの元スパイのコバーンを撃つ。
殺しの紋章五爪竜 1974.3 沈没Uボートの金塊を奪った一味の頭の巡風頭抹殺を依頼されたG13は、死ぬ巡風頭から依頼人暗殺を頼まれる。
銃殺人ひとり 1974.1 誘拐された息子を殺された大農場主ガルシアは敵討ちをG13に依頼する。この国には死刑がないから目の前で犯人を撃つ。 刑務所から裁判所に護送中に撃つ。

第21巻
統計解析射撃 1974.5 ケネディ暗殺を疑われたG13にはアリバイがあった。ハミルトン石油会長の処刑を依頼されたG13は4日間の拷問に耐え、集音マイクからの振動で基地の位置を判別する装置を逆利用して会長狙撃に成功する
海へ向かうエバ 1974.2 旅客機中で乗客を針で殺したエバは、マフィア幹部のラッキーを倒す。G13はエバを撃つように依頼されるが、G13と再会したエバは3年半前の船上での時限爆弾騒ぎでG13が活躍したことを思い出し、対決をさけ海で自殺する。
国家秩序維持省 1974.5 二重スパイのイワノビッチはモスクワからの依頼でG13にシドニーで撃たれる

第22巻
スエズの東 1973.9 PFLP幹部ロトフからイスラエルの特攻隊員の別訓練所の燃料貯蔵所の狙撃を依頼されたG13は、アハメットとハンナの死により成功する
黒い肌の狙撃者 1974.4 ミシシッピ州グリーン・ウッド、ベトナム帰還兵バーネットを嫌う退役大佐カーク・ローレルにより殺されたバーネットの仇を討ってくれた黒人から頼まれたG13は、黒人のアジトに隠れたが全員警察に連行され所長室で標的を撃つ。
地獄への回廊 1974.9 ポルトガル領モザンビーク、PFLPの武器取締りは厳しく何人もの現地人が殺されるが、G13と事前に送った家電製品などは検査を通る。検問を突破したG13は飛行機にくくりつけた銃を手にし新総督を狙撃する。

23巻
呪術の島 1975.1 ロックフェラー4世が博物館の資料収集中ニューギニアで行方
 不明。 パトリシア・ハースト事件で取り逃がしたジオ・マッセリーがニューギニア
 でロックフェラー4世を発見したとして、身代金要求。ニューギニアに行った
 G13は、原住民の見守る中、ナイフの決闘でジオ・マッセリーを倒す。
 ロックフェラー4世は依然として行方不明。
折れた矢 1974.8 水爆を積んだ米軍機がノルウェーの島に墜落。2個の水爆は
 発見されたが、残り1個回収中に、ハンガリーの裏切り女シュルツ夫人をターゲット
 にしたG13が現れる。KGBとCIAkのどちらか自分の身を守ってくれた
 方に水爆の場所を教えるというシュルツ夫人だがG13に殺される。。
潜入者の素顔 1974.12 イスラエルに入国したG13は割礼をすませていた。
 シャロット大佐の娘ヨナは確かめた。 アラブ人たちから頼まれたG13は
 モサドの秘密のスパイ養成所を爆破

第24巻
曲線の男 1975.2 東独へ連れ去られた前情報機関エルメル長官の暗殺を依頼されたG13は任務を終えた後、裏切った依頼人はG13に殺された。
ヒドラ 1974.10 麻薬組織はギリシア神話のヒドラに喩えられる。一つの頭を切っても二つの頭を生ずるから。ヘロイン精製技術担当ドクターZ抹殺を依頼されたG13。
プルトニウム239 1974.11 手作り原爆の原料となるプルトニウム239の強奪犯のボスのペランは、取引場所に向かうとが、G13に撃たれる。

第25巻
夜は消えず 1975.3 バルドー夫人の娼婦時代の殺人事件をG13は知っている。夫バルドーは町長だが夫人から言われG13に殺し屋を向けるが失敗。バルドー夫人の雇った殺し屋は撃たれ夫人も死ぬ
カリフォルニア軍団 1975.6 ラエフスキーを狙撃したG13を追うモランド大佐たちはG13に殲滅されられる。
レディ・ビッチ 1975.7 やくざマーティの情婦リンダはマーティ殺しをG13に頼む。マーティをねらうりっキーはマーティに殺される。マーティの用心棒ビリイはリッキーの弟たちと打ち合いになったとき、G13はマーティを撃つ

第26巻
破局点 1975.4 犯罪心理学者ウェブナーはG13を追いつめるが、破局点を作ったG13に撃たれる。
聖者からの依頼 1975.8 フィリピンのルソン島オーハセ神父はG13に修道尼テレシタの両親を殺したミンダナオ島のブツアン港の神父殺害を依頼するが彼自身だった。
ハロウィン・ニューヨーク 1975.12 不良息子カルロの父ディノ警部はG13の資料をギャングに渡すが、ギャングたちはナイアガラで撃たれる。

第27巻
芹沢家殺人事件 1975.11 戦後に芹沢家で母が殺された一週間後に父、兄四人が殺され、残ったのは八歳の五郎と六歳のひろ子と婆やだけだった。その後失踪したひろ子が十五年後時効になって突然現れホテルで五郎と再会し行方不明となる。G13は五郎だという説。
60日間の空白への再会 1975.9 モーリタニア完全独立をめざすポルスはヌアクショット刑務所に二年間入れられ処刑される。遺言で刑務所長、警備長、心理学者の射殺を依頼されたG13は二ヶ月後に役目をはたす。

第28巻
ゲート・イン 1971.6 ダービーで事故をしくんで大穴狙いをたくらむモーガン一味を狙撃で阻止したG13の前に二度現れた依頼者はG13にとがめられる。
ザ・スーパースター 1975.5 キッシンジャー暗殺を依頼するはずのマッケンジーはシャークに殺され待ちぼうけを食らうG13は、ジム少年の願いを受けてキッシンジャー狙撃犯を撃つ。
死者の唄 1976.12  スペインのフランコ総統の遺志で継ぐ若いカルロス国王の治世を守るスペイン国粋同志党の要員暗殺の犯人狙撃を頼まれたG13
だったが、ジプシーのギター弾き老人が吹き矢の犯人だった。

第29巻
女王陛下の憂鬱 1971.5 ロンドンのG13は機密資料撮影カメラを引出しから見つけられ取調べを受け、M15はマックスのスパイを見破り、ラジコン機を撃つG13。
行方不明のH氏 1976.4 20万ドル賞金のホッファの死体はどこに、CIAはホッファの偽者の射殺依頼、G13はKGBの飛行機に乗ったホッファを撃つ。
スキャンダルの未払い金 1976.2 政敵マンハイムを殺しマンハイム派を分解させるスキャンダルをG13にさせたが残りの金を払わない閣下はG13に殺される。

第30巻
アサシン暗殺教団 1976.9 G13はアサシンから革命記念日に6度暗殺に失敗した売国奴トルコ陸軍参謀長アブドル・モハマッドの暗殺を依頼され成功する。この計画の提案者イブン・グルセルはG13を撃つことを命ぜられるが、機内でハッシシの匂いから見破られG13に殺される。
氷結海峡 1976.8 アメリカのスパイのエスキモーのジョーをブリザードの吹き荒れるベーリング海峡で撃つことを依頼されるG13、彼の恋人スージを誘拐する。
配役 1971.10 セミ・ドキュメンター映画の依頼を受けるエリック、だがポール・ドミニックとジーン・バーバラを主演にし、男に裏切られた女がG13に殺しを依頼するという筋になっていた。G13は罠に気付き女優ジーンを殺し、エリックを撃つ。

第31巻
レイプ数え唄 1977.1 ナチスに犯されたユダヤ女性オルガ・シュトラウスがその男に復讐するため可能性のある男三人を自分の屋敷に招待する。彼女は撃たれたがG13はゲーレン機関の護衛を突破し標的を倒す。
ハワード・ヒューズ氏の息子 1976.7 ハワード・ヒューズが亡くなり、遺産は女優に生ませた俳優チャーリー・ウェストに渡るはずが、背後のマフィアを恐れ対抗するコルシカ勢力はG13に依頼し、撮影中にチャーリーは撃たれる。銃は見つからない。
落日の死影 1976.3 米大統領も禁止した毒蛇の毒物工場はミクロネシアにある。東から派遣された仕事人は乗込んだG13と共に工場を破壊するが、G13に撃たれる。

第32巻
帝王の罠 1976.6 レオナード・ドーソン会長をドーソンビルの会長室で射殺することを専務から依頼されたG13 だが会長が息子の敵討ちをするための罠だった。G13は逃げ、息子の遺言状から、息子の自殺意志がわかり会長はG13に撃たれる。
死角の断面 1972.12 ゴルフ場でウォーレス卿を狙撃するG13、ロンドン警視二人と上空にヘリコプターは犯人を見失う、鉄柱の跳弾を利用したから。
大きな口の湖上 1977.3 弾丸一発でヘラジカ二頭を倒したG13は狩猟管理官に捕らわれるが、CIAから依頼され逆スパイを大きな口の湖上で弾丸一発で二人を倒す。

第33巻
チェック・メイト 1976.11 仕事依頼するはずのウェルトン卿交通事故死、乗る予定の飛行機欠航、それは娘夫婦の敵をとるヌォールズの罠、孫娘はG13に撃たれる。
ステール・メイト 1976.12 死期の迫ったヌォールズは墓地一帯爆破でG13殺しを計画、情報屋ジミーに手を引けというG13は墓地で空からヌォールズを撃つ。
死に絶えた盛装 1970.3 カジノの花マダム・マルタンを操るバン・ショル殺しを依頼されたG13はマダム・マルタン侍女のメルが女装バン・ショルと見破り射殺する。
戦艦ヨークシャーの反乱 1977.6 英海軍戦艦ヨークシャーの反乱首謀者マッキンレー射殺を依頼されたG13、だが部下役を断られたグレンジャーが先に戦艦に乗り込むが囚われ処刑される。凧に乗って近づいたG13は反乱者たちを撃つ。

第34巻
殲滅 1977.2 死刑のないカリフォルニアで特殊警察チームは凶悪犯たちを射殺するが、孫娘キャサリンだけ生かし他は殺せと言う鉄鋼王に応えられずG13が決行する。
カリブの血だまり 1977.9 血液を欧米に売るジャクソン製薬会社は商売の邪魔をする献血運動ペロニカを殺したので、彼女の父は仇討ちをG13に依頼する。
三匹の女豹 1977.4 ギリシアの秘密結社アスピダ退治にを外国の暗殺者を使う政府、アスピダの三人の女性暗殺者は外国の暗殺者を倒すが、G13を襲い失敗する。

第35巻
ピリオドの向こう 1977.10 愛妻エリノアをSDSから手を引かせる警告のためイアリング射撃を依頼したが、盗聴した警察が妻を射殺、無罪証明するG13はコンラッド警部のイアリングを撃つ。
神に贈られし物 1976.12 プラスチック拳銃で撃ったG13には、警察は風船で上空へ飛んだ拳銃は発見されなかった。狙撃前に祭りの射撃ゲームで上着は硝煙反応も。
独裁者の晩餐 1977.7 イジ・アミンがゲリラのヤム・ジョンガに送り込んだ刺客G13は住民からツェツェ蝿の治療を受けるがヤム・ジョンガから処刑されそうになる。

第36巻
おろしや間諜伝説 1978.1 帝政ロシア陸軍少尉アレクセイ・スメルジャコフと小柳美沙の間に生まれた子はG13か?調査者はKGBに殺される。
チチカカ湖はどしゃぶり 1977.9 ボリビアの陸軍総司令官サントスを堅固な要塞で狙撃したG13は要塞から飛行機で脱出する。
焼けただれた砂 1976.3 イスラエル情報局から謀略犯CIAのバンバー殺しを依頼されたG13は恋人リリイにー近づく。バンバーは女だった。

第37巻
チャイナ・タウン 1978.4 サンフランシスコのチャイナタウンでの台湾派と北京派の抗争を収めるためヤマシタ警部はパット張殺しのG13と両派撲滅計画を提案する。
英雄都市 1975.12 ドイツに協力した裏切り者ポロコフレニングラードのは家族から相手にされず、処刑前に自分を撃てとG13に依頼したとおり撃たれる。。
魔女の出て来た日 1973.9 キャリトン卿の長男は王女と婚約発表をひかえて次男は悪い女にひっかかり赤新聞に記事が出そうで、女新聞経営者殺しをG13に依頼する。
軽火器vs戦車砲 1977.5 インディアン領地を走るG13は通行税10セント払うが白人達は払わず殺す。追ってきた米政府の戦車を倒したG13にインディアンは感激。

第38巻
鬼畜の宴 1978.1 G13に決闘で撃たれたスバルタカスは、謀ったガブリエル・ロスマクドナルドとインゲノル・ペテンセンの射殺を依頼、G13は待ち伏せしたヨハネスブルクで二人を射殺する。
セクシー・タイガー 1978.2 南アフリカ共和国ダーバンで暗黒街の支配者アダム・レオ・キンブルの愛人に近づいてからアダムを撃つG13。
舞踏蜘蛛 1977.11 ワイスコフ暗殺したG13は追われ、逃げ込んだ悪魔崇拝の村で捕らわれの女子学生を助け、国境まで夫婦となって脱出する。
タンブル・ウィード 1977.8 ワトソン教授を殺したクレメンタインはKGBの任務だったが罪をG13になすりつけ目撃のバーテンが生きていると知り殺しに行くが、そこに待ち伏せしたG13に撃たれる。

第39巻
軌道上狙撃 1978.9 故障したダモクレス衛星を無反動銃で撃つG13はファーガソン准将により宇宙空間にさまようところだったが帰還に成功する。
プレイバック 1976.7 DIAのディアナはG13の接触係だったが、彼に興味をもちすぎて撃たれる。
飛翔 1978.6 マリス医師とCIA局員ロジャーの殺しを依頼されたG13はベニイロタテハ採集者になりコンゴの密林でKGBを含めて射殺する。

第40巻
タッチ・ダウン 1978.5 アメリカン・フットボールのスーパースターのライオネル・ブルーは試合中に撃たれる。コンピュータから犯人を割り出そうとする警察に対しルウ刑事は足で犯人をつきとめようと依頼人を割り出すが、依頼人は仲間割れして倒れ、病院に隔離されたG13は映像ビデオ破壊現場にいなかったため釈放される。
陽気な狙撃者 1978.3 射撃練習場でパリで求めたH&Hを使うG13と張り合うバーナビー。戦闘機の売り込み競争で相手側の飛行機を狙撃により不調にさせたG13にバーナビーは敗北宣言をする。
アメリカの異邦人 1978.3 秘密地下組織のアメリカの異邦人の指導者の女医リタはG13を麻酔銃で撃ち、偽のエヴァンス司法長官に面会させわざとG13を逃亡させ、裏切り司法長官の暗殺にしむけるが見破られG13に殺される。
蝶を射つ 1978.10 麻薬犬ピンキーは灰色のため狙撃犯は失敗する。G13は車の中に入れた多数の蝶がフェロモンのせいで犬を囲むのを撃ち、自分を狙うアドルフも撃つ。

第41巻
蒼狼漂う果て 1979.1 ガンサマハー・ゴトーの再会した父親は遊牧民の長になっていたが放射能被曝していた。彼の父親は二・二六事件の五島少尉だった。五島少尉は母親が清朝の血をひく秋鴻だと聞かされ、大陸に渡りロマノフ王朝の末裔ソフィアとの間に貴之を得るが、貴之は長老が国連に出席するとき伴をしてニューヨークで行方不明になる。貴之の弟がガンサマハー・ゴトーである。G13に守られ臨終に同席した日本人記者竜造寺は帰国後、喫茶店のマスター長田から、貴之がG13ではないかと言われる。
アカプルコ ー散華の夜 1978.8 億万長者夫人になったメアリーはかつてG13と一夜を共にしたことを語るが、G13から昔話は興味ないと無視される。オーストラリア汚職事件のプリストン会長はほとぼりのさめるまでアカプルコにヨットで寄港しているが、花火をしかけたG13に狙撃され、現場を目撃したメアリーも撃たれる。
シシリー島の墓標 1978.11 シカゴの麻薬王バレンチノ兄弟によって殺された育ての親グスタポ・モレッテイィ神父の仇討を依頼したセルジオ・モレッティ修道士は銀行強盗で資金を作る。床屋で兄のほうを射殺したG13、墓に遺体を埋めるべく集まったが、棺桶中には神父がいて弟を撃つ。成功した時は教会の鐘が三つ鳴り、G13は知る。

第42巻
アイボリー・コネクション 1978.11 ウガンダ象密漁組織壊滅を依頼されG13は組織に入り象牙分解バクテリアで商品価値を下げ密猟者達を撃つ。
海神が目覚める 1978.7 娘の敵海運王オケアノス殺しを老婆から依頼されたG13は荒海の中で船上に立つ海運王を撃つ。
波止場を我が手に 1979.2 マルセイユのレポニアン屋敷でローラン警部ともども処刑の依頼遂行したG13は密告者ニックも撃つ。

第43巻
ミステリーの女王 1979.7 ミステリー女王マッジ・ペンローズはG13の小説を書こうとする。アラスカでの罠をなんとか生き延びたG13、アラスカの米軍基地に守られたマッジを米空軍機を乗っ取ったG13が爆撃する
刑事よさらば 1978.10 怪しい暴行魔クラレンスキーが目の前でG13に撃たれたボイル警部補は、G13に礼を言うが、スコット財閥の孫娘のフーテンが被害者であったからG13に依頼したことを知る。
ヒット・エンド・ラン 1979.4 G13のため失職の元敏腕刑事エドは、婚約者ひき殺犯ギャングのジョージ殺害をG13に依頼の偽情報で、怯えるジョージ自白させる。
皇帝と共に北へ向かう 1978.4 南極の細菌兵器研究所の狂人コーニング博士の始末と保冷筒回収を依頼されたはG13は、転倒した雪上車から脱出したコーニングを倒し、菌で汚染された皇帝ペンギンは焼却される

第44巻
モンゴルの鷹 1979.5 モスクワ大学に留学したモンゴル娘は兄ジャビンからの手紙で帰国、シベリア鉄道で彼女を救ったG13は、彼らの祖父モンゴルの鷹を撃つ。
薔薇の下で 1979.8 バラの下の宴会は秘密会、ヒューム卿の四人の客の中にいるスパイはG13に撃たれた。
死の翼ふれるべし 1978.4 ギザのピラミッドの下に隠してある武器、G13は裏切り者アメールに「死の翼ふれるべし」と伝え、ピラミッドに隠れたアメールを撃つ。
ラ・マニョ・ディアス 1979.6 ウルグアイ人民党党首マリア・オルコスは暗殺され、暗殺組織神の手の総統の息子アントニオも撃たれる。

第45巻
地獄からの生還者 1979.3 ベトナム帰還のキース大尉にひきいられた「悪魔の軍団」は新興宗教人民寺院教祖ジョーンズ暗殺を命ぜられるが、標的はG13に撃たれる
ヒューム卿最後の事件 1979.11 反英感情の強いグルネルはIRAに接触し盲導犬を使い爆弾事件を起こす。G13は依頼されチューリンゲンの森で犬を殺す。
トリポリの埋葬 1979.8 公安の川路大道がカダフィ暗殺を企てているのを知ったイスラエルのモサドは、リビアを刺激しないためG13に川路を撃たせる。

第46巻
国王に死を 1979.10 イラン新政府はスイス銀行に国王財産を返すよう要求、国王も引き出しを希望するが株に投資してできない銀行はG13に依頼し国王は撃たれる。
PRIVATE TIME 1979.9 カリブ海に診察船をやとって健康診断したG13、FBIは何も発見できず。
B&Cクラブ会員死す 1978.12 ヘリコプターを狙撃したG13を標的に見立てたB&Cクラブ会員は全員射殺される。
代打 1980.4 カストロの反ソ連の動きを阻止するソ連顧問団パラーギン暗殺を依頼されたG13に対し、カストロ暗殺警告のため仮狙撃を依頼されたカーは肩透かし。

第47巻
暗黒海流 1980.1 安房丸に積むはずの財宝を略奪した元陸軍情報部木暮大佐はM資金を使う政財界の黒幕、内閣調査室長高村は木暮の心臓病を高めG13に暗殺を依頼。
ミッドナイト・エンジェル 1979.12 バンコクの夜暗殺事件があったが、マリーとベッドを共にしたG13は警察から見逃される。
メスリーヌの猫 1980.5 メスリーヌの敵討ちピエール殺しを依頼するジャヌー、囚われたG13はトイレ中にピエールを吹き矢で撃つ。

第48巻
ビハインド・ザ・プレジデント 1980.4 カーター陣営選挙参謀マーカス・ガボンの抹殺を依頼した対立候補の参謀ヘンリー・バーナード、二人ともG13に撃たれる。
ペチコートレーンの夜霧 1980.8 ソ連外交官が殺され犯人はペチコートレーンに逃げ込んだ。G13はKGBから追われる女を助けるず彼女が犯人だった。
ゼロの反撃 1980.9 カブール視察中の軍総司令官ポリス将軍が撃たれたので、集団で待ち伏せしたがG13に全滅されられた。
機関全開  1980.7 暗殺成功のG13はエクアドル囚人訓練船に助けられ、船中の政治犯たちが反乱を起こすが、嵐の中操縦したG13はコロンビア上陸に成功させる。

第49巻
ガリンペイロ 1980.7 貧しいブラジルのインディオから敵討ちを頼まれたG13はハイジャック後、ガリンペイロとブラジル公安隊を全滅させる。
依頼者の明日 1980.3 ワシンスキー大佐はパブロフ博士がオーストラリアに亡命するのを妨害するのに失敗しG13に撃たれる。
ニューヨークの謎 1981.3 堕胎医師バローズをとがめたフラッグ医師は看護婦達と共に殺されるが、生前彼に頼まれたG13がバローズを射殺する。

第50巻
ロベン監獄島 1980.10 南アフリカ共和国のロベン監獄島のハロルド・スクーマン所長暗殺を依頼されたG13はわざと監獄島送りとなる。銃身にプラスドライバーを埋め込みG13は脱走者狙撃を見ようとした所長を暴発させる。
ペルセポネの誘惑 1981.4 日本外事警察の土方はRRAに拉致された二人の日本人女性に身代金を払わずG13に犯人たちの狙撃を依頼する。
スリーパー・エージェント 1980.11 ポーランドでのスト、CIA工作員レオンは結婚して土地の人間になっていた。レオンの上の幹部はみな殺され彼が委員長になるようもくろむKGB、委員長レオンを逮捕させまいとしてCIAはG13に殺しを依頼する。

第51巻
毛沢東の遺言 1981.1 「小東郷を捜せ」という遺言、その三歳の子は髑髏の紋章の指輪を持っていた。父は東郷元帥の孫、母ツベルマはジンギスカンの子孫、その話をした藤尾はG13に撃たれる。
橋は崩れた 1980.2 歩兵隊の行進によるポアンカレ大橋の共鳴、だが一人シャルマン大佐だけ、ホテルから開いたアパートのドアと窓の空間を通過した弾丸で撃たれた。
モナリザの弾痕 1981.2 贋作画家は英王室のモナリザの贋作を描いた。本物はモスクワに持ち去られる寸前にG13が目を撃つ。

第52巻
沸騰 1981.6 犯罪都市リオデシャネイロ、鉤十字の家でリオの指揮を任せられたムンツは警察も犯罪者もみな殺しする。警察がムンツの金で雇ったG13はみな殺す。
沸騰・第四帝国 1981.7 第四帝国のムンツを倒したG13は第四帝国と対決する。銀座に画廊を開き、インカ・マヤの遺跡あらしの第四帝国に近づき一味を倒す。
クリスマス・24アワーズ 1980.12 証拠不十分で釈放のジミー・ナバロは一晩あてがわれた女とホテルで過ごし、朝ホテルの外で組織に依頼されたG13に撃たれる。

第53巻
崩壊 第四帝国 狼の巣 1982.4 第三帝国ヒトラーの遺志を継ぐマルチン・ポルマンはブエノスアイレスの監視の厳しい地下秘密基地でG13の倒される
甦るスタンディング・ベア 1980.11 白人に強制移動されられたインディアン、その地にウランがあるため売却を強制されられたのでG13に依頼 名馬レッド・ムーンに乗ってスタンディング・ベアになり白人たちを倒す。
ズドロナス・マリヨ 1981.12 フリーメーソンからバチカンのパウロ2世の拉致者の抹殺を依頼されたはG13は、自分の替え玉を射殺する。G13は法王を救いKGBの企みはやぶれクリスマスのミサに賛美歌13番が流れる。

第54巻
リトル・ハバナ 1982.10 キューバ統一戦線党エスキェルドの部下がエヴァを襲ったので怒りのニックはエスキェルドの所に乗り込むが、G13はエスキェルドを撃つ。
穀物戦争 蟷螂の斧 1981.9 穀物メジャーのカーギル社はメジャーを通さず農民と直取引する日本商社にストップをかけるためG13に穀物エレベータを撃たせ燃やす。
穀物戦争 蟷螂の斧 汚れた金 1982.1 保険が掛けられなかったソ連の金輸送貨物列車をポーランド領でG13に狙撃させ、相場で大金を得た藤堂は岩手で農業をする。
予期せぬ人々 1982.6 G13に探す偽FBIは、逃げた女房ジルの所に来たスティーブの前でG13に撃たれる。

第55巻
黒い瞳 EBONY EYES 1981.10 クーデター計画がもれてトーマスは、組織から送られた三人の刺客を手下キムの手で殺すと、組織はG13に依頼する。トーマスは娼婦がG13の子だという子を人質にするが全員射殺される。
サタデーナイト・スペシャル 1982.3 近距離用の小型拳銃サタデーナイト・スペシャルはスーパーでも買える。チンピラたちはガソリンスタンド強盗で使った銃でプエルトリコ人を撃ったため目撃者を殺すがG13に撃たれる。
里通外国 1982.2 トニーに裏切られた中国人女性華楊は彼に米中密約を教えたと言った。中国から狙われワシントンのソ連大使館に逃げ込んだトニーは、厳重警備の中G13に射殺されるが、トニーは密約は知らなかった。

第56巻
複合標的群 1982.11 ベトナム難民の中の民衆の裏切者の射殺を出国できない者たちが集めた金でG13に依頼するが、その中に潮州バンの敵を入れようとする企て。
バンプ・ザ・ガリバー 1982.12 日本とソ連は手を組んで見せかけのLSIをつくりG13に狙撃を依頼、それはムエッカートに対する警告だった。 名馬レッド・ムーンに乗ってスタンディング・ベアになり白人たちを倒す。
KING OF BIRDS 1981.3 依頼人サウジアラビア王の伯父マルークはG13に会う前に死ぬ。G13を襲ったイヌワシはG13に殺される。
獅子の椅子 1981.8 殺人者ボブは街を発展させた政治かバークリーの息子、汽車から降りたバークリーはG13に撃たれる。

第57巻
河豚の季節 1982.8 ユダヤ人武器商人マインベルグ暗殺を依頼されたG13は、リトアニアから上海に逃げてきた彼の妹と東郷少尉の間の子どもではなかったか。
ラスト・ループ 1982.12 曲技飛行チーム四機とも事故は麻薬常習犯パーカーの仕業との噂を聞いた遺族の母親がG13に依頼し、囮にかかったパーカーは撃たれた。

第58巻
110度の狙点 1983.2 ミーシャを殺したナジャー王子はG13に円屋根に当たった散弾で撃ち殺される 真相を知らずにミーシャ殺害犯人の処刑を依頼した父アブドル・ザルマンは暗殺後にG13を追い砂漠で撃たれる
クレムリン名簿 1983.1 アンドロポフの依頼でヤルタで水中からG13に撃たれグリアシビリ
テレパス 1982.5 KGBのエスパーのため狙撃に失敗したG13はヨーガ協会のコースを受ける

第59巻
マシン・カウボーイ 1983.4 オートバイを使う馬泥棒たちと彼らから馬肉を買う男の撲滅を馬主から依頼されたG13は、オートバイで一味を倒す。
ジーク・ハイル 1982.11 マイダネク裁判のシュレーゲル裁判長はナチスの裏切り者ゆえ、ホフマンはヒトラーからもらった銃でうち撃ち殺すことをG13に依頼した。
アルヘンチーノ・ティグレ 1982.9 ブエノスアイレスの病院のペロン暗殺を依頼した英海軍は病院にG13を送り込み、暗殺を成功させフォークランド紛争を引起こす。

第60巻
プロキシー・ファイト 1983.8 日本で自殺したショーガールのロビン・フォスターの敵をとるため母はG13にゴルフ中のタチバナの狙撃を依頼する
シンプソン走路 1983.6 反乱を起こしたアポリジナル解放戦線司令官コリアーの射殺を依頼したのは実兄のバンゲール・マスグレーブ次官だった。
ザ・メッセンジャー 1983.3 ハンガリーでG13にメッセージを伝えるメッセンジャーは当局に捕らえられたが、フォック大佐はオーストリアの国 境付近で雪中で待ち構えていたG13に暗殺される

第61巻
裏切りのスワチスカヤ 1983.11 ゲンシャ外相の補佐官ゼルはチベット兵隊長グルカだった。彼とヒトラー日記を始末することを依頼された G13に撃たれる。
7号コテージ事件 1983.7 7号コテージのこそ泥が入ったが被害届はない。警察署長になれない万年部長マーウィックはコテージを借りた男を調べるが上から止められる。
死闘ダイヤ・カット・ダイヤ 1983.7 ダイヤ職人ワイズコフから結晶方向に逆らって正反対のポイントに打撃して破壊するテクニックを学んだG13。

第62巻
ビオ・グレゴリオ司教 1984.2 バチカンのビオ司教はゼネスト裏切り者の始末をG13に依頼し、金貨を壊滅させ南アフリカ共和国の刑務所のマーロー大司教を救う。
ルーサ・キングの遺産 1983.7 キング牧師の暗殺で大統領候補として急浮上したゴードンはG13により徹甲弾でTVカメラをぶち抜き撃たれた。
GO遡行UP 1983.5 G13からナイフ・マームードの暗殺中止を聞かされたモサドは、マームードがハーレムでプエルトリコ少年たちに殺されたことを知る。
ヘッドハンター 1983.10 ヘッドハンティング会社サミュエル・ポッター副社長の敵討ち、祖父は多国籍企業クラントン社の社長=大統領直属ハドソン研究所フラッド所長殺しをG13に依頼。

第63巻
ロックフォードの野望 1984.8 世界を動かす大財閥ロックフォードは意に従わないG13の口座を凍結するが、華僑の依頼でG13は彼を倒す。
デバッグ 1983.12 パソコンマニアの少年を使ってG13のことをマスコミに広めようとしたダグラスは計画通り少年を殺した後G13に撃たれる。
女カメラマン・キム 1983.9 スクープ写真カメラマンのキムは殺し屋から狙われるが、その殺し屋を倒したG13。
AZ4 CP72 1984.5 カナダのホテルで炭素菌で死ぬオグルビー医師を、コベントリー卿は裏切り者としてG13に暗殺依頼、G13無細菌汚染

第64巻
海難審判 1984.3 ユピテル号の遭難の原因は武器満載を日本人船員トウゴウに発見されたから船員全員が避難したから。 恥辱を与えられたイランはG13に詐欺団一掃を依頼した。 詐欺団の黒幕ギリシア海運業者ニコマコスはG13の手で。
10月革命の子 1984.11 クレメンコ将軍の命令でコペイキンを殺したゴドロフは、将軍の力で精神異常者として病院に収容された。伯父コペイキンの殺人犯を捜すムラトフ大佐はクレメンコ将軍からアフガニスタン行きを命ぜられる。ムラトフ大佐はG13に自分が戦場で死にゴドロフが病院から退院した時は、クレメンコ将軍を狙撃することを依頼する。
2万5千年の荒野 1984.7 クレーン操作を誤り逃がし弁に当たってしまったが、X線検査をする時間がなく無理に通常運転に入ってしまった原子力発電所。一時冷却ポンプが作動しない。逃がし弁は働かない。加圧器安全弁近くのパイプ射撃に成功するG13

第65巻
メジャー・オペレーション 1984.9 コップ大佐はベトコンに全滅させられた米歩兵師団分析のためG13を囮にアマゾンでオペレーションし、生還のG13に撃たれる。
アイリッシュ・パディーズ 1984.12  IRAの工作員はエドのしがない父親だったが、上院議員の泊まるホテルに爆弾を仕掛ける前にG13に撃たれた。
闇の封印 1984.1 霞が関の地下鉄工事にまぎれ、鬼頭がスターリンとの密約のS書簡を手にする時G13に撃たれる。

第66巻
シーザーの眼 1985.2 つくば万博でシーザー電子の展示館を爆破するという予告にたいして、それを阻止することを緊急依頼されたG13は、制限時間ぎりぎりに爆破しようとする男を狙撃することに成功した。
デッド・アングル 1984.5 コンピュータを駆使してG13を倒そうとしたカッツだったが、コンピュータが見落とした空間を利用してG13はヨルダン国王特使マハダを撃ち、カッツも倒す。
ロックフォードの野望 1984.11 ローゼンから依頼されたG13はデビット・ロックフォード4世はダミーであって、ローランスを狙うよう指示される。

第67巻
フラッシュ・バック 1985.3 キューバ工作員が米国でコカインを流すのを特別委員会でマリオの代わりに証人となったガービーは、コカインを横流しした金でG13にキューバのコルテス殺人を依頼した。ガービーは妻子を殺されたマリオに牢で刺される。
イリーガルの妻 1985.4 妻に疑われたソミノフは組織からM15の動向を言われ妻を殺そうとしてG13に殺される。
サギ師ラッキー 1984.10 KGB諜報員という結婚サギ師ラッキーはG13のエージェントとしてクエストロン・ビーフ会社社長を脅かす。依頼人が知りたく大金を用意した社長は撃たれ、証人はすべて消されることを恐怖ほ感じるラッキー。。
ファイアー・アフター 1986.5 サンパウロのビル火災でただ一人助かった女性は、ビル内で二人を殺した犯人の写真を見せられG13ではないと証言する。。

第68巻
兵士は森に眠る 1985.10 ベトナム戦争の枯葉剤のため肺がんにかかったストライカーは標的G13に森の中で撃たれる。
真実の瞬間 1984.4 ロシア系ユダヤ人ダハンはイスラエルがエジプトに送ったのスパイ、ソ連のフィンランド大使そっくり、替え玉役で殺されるはずが、G13は本物を撃つ。
スタインベツク三世 1985.9 二重スパイのスタインベツク三世がスイスに亡命する前に撃つことを依頼されたG13は彼の城の執事になりすました標的を撃つ。
偽りの五星紅旗 1986.3 香港企業を王一族と対抗して買収していくキングベッカーの黒幕王虎令の暗殺を英国から依頼されたG13は北京の刺客を倒し標的を撃つ。

第69巻
スパニッシュ・ハーレム 1984.8 爆弾犯人プエルトリコ人アンジェラの証人として予備審問に出たG13は、事業家フォークナーを射殺したはず。 G13は彼女のアリバイのみならず自分のアリバイも保証したことになる。
ハリウッドギャンブル 1985.8 多額な借金をして大作映画をつくったスコットはスポンサー石油王が撃たれたので、知事候補コナリーを脅迫したため、G13に撃たれた。コナリーの依頼があったため。
弾道 1986.1 ケッチリングはG13に一セントも払わず妻殺しを依頼しようとして警察をだましたがCIAに殺される。
心臓の無い男 1986.1 シンジケートのボスのベイルマンは死んだが人工心臓でよみがえった。心臓停止が死とする法律で彼は犯罪者とあつかえない。困った警察はG13に依頼し人工心臓の機能以上動かされた標的は死ぬ。

第70巻
ナイトメア 1986.5 英国が守ろうとするアントニオは、アルゼンチン軍部がG13に暗殺を依頼した人物だった。 アントニオの昔の恋人クレオを使ってG13はアントニオをつきとめる。
血統の掟 1985.7 英国のダービー優勝候補の馬は純粋な英国サラブレッドではないため、ゴール寸前に射殺することを依頼されたG13。
心霊兵器 1985.12 超能力者フリーマンの念力のため暗殺に失敗したプロのカー、だが G13はフリーノンを殺す。

第71巻
アクロバティックス 1986.11 シオン少年は父パインを殺した政敵マンソン殺しをG13に依頼するためエラー切手を12万ドルで買い11万ドルで売る。
ソフホーズ 1985.5 ザイール国境で救援されなかったG13は、裏切り者CIA作戦部長を許さない。CIAが盗聴カメラをしかけた水圧塔内の狙撃者は見破られ、ゴルバチョに処刑され、裏切り者はG13に撃たれる。
アイスバーグ・カット 1986.10 義父と妻を殺したハミルトンは北極の氷をエジプトに運ぶアイデアを売りこむ。アメリカの依頼でG13は氷山のクラックを撃ち破壊する。

第72巻
南フロリダ殺人ゲーム 1986.6 麻薬王テッド・アダムスは通常は植え込みの陰の別荘のプールで遊んでいたが、満潮時に海上からG13に撃たれる。
KGBの長い腕 1986.3 元KGBニューヨーク支部長マリクは整形手術したが元部下の女からの依頼でG13に撃たれる。女を裏切ったために。
見えない軍隊 1987.1 墜落したスティルス破片をめぐってスペッナズに追われるG13はシャラネバダ付近の標高二千m以上高知で射程距離を延ばし彼らを倒す。

第73巻
ドラゴン・バードへの実験 1986.9 CIAからケープタウンのスタディアムで竜の鳥の五人の抹殺を依頼されたG13はブラームス博士にNPPDを付けさせ狙撃する。
ダイブtoトリポリ 1986.9 リビアに落ちた不発ミサイルがソ連に渡らぬ前に、爆破を依頼されたG13は女と捕われミサイルにたどり着き爆破に成功する。
フィールド・テスト 1987.2 MITシュルツ教授製造の炭酸ガスレーザー付プラスチック銃のハイジャック犯のアジトに乗り込んだG13はゲリラ一味を全滅させる。

第74巻
見えない翼 1985.11 アメリカの開発したステレス機に乗って脱出するかその飛行機を爆破することをKGBから依頼されたG13は基地を爆破し複葉機で隣州に脱走。
ワイルドギース 1986.2 罠でウガンダの軍事評議会議長暗殺を依頼されたG13は待ち伏せしていた傭兵隊と対決する。敵を倒したG13は仕掛けた人間を倒す。
西経一七五度 1988.3 フィージーの南太平洋大学カセンガド副理事長3月25日までに抹殺することを依頼されたG13は日付変更線を利用して仕事を終える。

第75巻
G線上の狙撃 1986.5 演奏会でG線を切って心身症で弾けなくなったシンプソンはソロを下ろされ、G13にG線を狙撃されたケレンスキーは、D線で演奏を続ける。
バトル オブ サンズ 1987.5 イラク軍の秘密基地を殲滅したG13は密告者を殺す。
システム・ダウン 1986.7 G13の依頼人連絡ルートを調べ、それぞれを破壊しようとしたリーズ・アメリカの社長ブラッケンと部下ヨーコはG13にに撃たれる。依頼者は彼らの上司のリーズ生命会長のルグランだった。

第76巻
サンタ・アナ 1987.10 女狙撃人ブリギッダの標的となったG13は、彼女のしかけた罠のマフィアのボスカタルバ殺しを依頼され、彼女も含めて全員殺す。
ラスト・ゴーギャン 1988.3 ゴーギャンのモデルになった女の孫娘から、日本人サイカの買ったゴーギャン最後のその作品の破壊を依頼されたG13は、サイカを散弾で撃ち絵を血まみれにさせる。
ワッピング要塞 1987.6 新聞の印刷を請け負う会社のスト決行中の労働組合の委員長オドーネルは、タイムズのニュースを不正入手している秘密をつきつけ労働交渉するが、王室の秘密を漏らしたアサートン伯爵卿とともに、G13に撃たれる。

第77巻
ハリウッド・シンデレラ 1987.3 映画の主役ナンシーはG13に撃たれたのでオリビエ・ロペスに替えられたが演技力不足で新人マギー・パウエルに替えさせられた。
ルート95 1987.4 モーテルの主人ビッグ・ドンを刺した刺客ナイフ・サムは一匹狼ジョーに墓場で撃たれるが、ジョーは別組織から依頼されたG13に左腕を撃たれる。
汚れた重賞 1988.5 競馬でハーディ・リーフ号は優勝した。薬物投与したはずの獣医師は、G13に蹄事故を起こされ、その間に中和注射を打たれて計画は失敗する。
隠されたメッセージ 1987.12 協定の条文を少し変えただけでイスラエルが核兵器装備できるようなトリック、殺されたルイスは甥を通じ政府にメッセージし、協定を阻止するG13もトリックは知っていた。

第78巻
禍なすもの 1986.9 ソ連の原子炉衛星がモンタナ州に落ちた。探しに来たソ連の二人はG13の山荘で捕らわれる。
幻のジゼル 1988.8 、パリで亡命者レシオフスキーとジゼルを踊るナタリアはアルメニア人、モスクワからのアルメニアに軍派遣を知りアメリカに亡命を図るがG13に靴の踵を撃たれ怪我する。
メイティング・マテリアル 1987.5 インターネットのチェスを楽しむ別荘中のハロルドのボディガードのロバート、隣りのコテジに来たG13はネットでチェスの相手をしてロバートを外に誘い撃つ。
ロシア・クライシス 1988.1 ソ連のスパイのキリールは二重スパイを見破られ殺されたことにしてあやしい動きのソ連軍組織に入るが見破られ、居直ってクーデターをそそのかしG13に撃たれる。

第79巻
スーパー・スターの共演 1988.8 ステイグナー副社長の裏切りに気がついたテッド・コーナン会長はG13に副社長を狙撃し即副社長の雇った狙撃者を撃つことを依頼。
二十年目の毒 1987.8 ソンミ村の虐殺を写した特殊部隊の生き残りウィリアム・ブーンは脱走兵だったが、オーストラリアからアメリカに強制移送される時、手術で頭に埋め込まれたフィルムごとG13に撃たれる。
ペルソナ・ノン・グラータ 1988.2 娼婦ダイアナは客のロシア人の部屋で彼の死に出会う。警察はG13を見たはずと娼婦に迫り否定する彼女がKGBの工作員だった。

第80巻
楽園の汚染 1987.11 カリブのセント・トーマス島の売春組織のボスのフランク・ポネの娘に近づいたG13は捕われるが、売春少女ドミニクに助けられ、脱出するフランク・ポネの飛行機を狙撃する。
レバノンの焦躁 1987.7 米国大学教授ハリソン夫妻の誘拐犯を、身代金引き渡し場所で、狙撃すべく依頼されたG13は二発で三人を倒した。二重弾を使って。
熱砂の彼方に 1988.12 ユニオン・アフリカーナのボスレ・バンはマリ共和国のトゥアレグ村の別荘にいる。G13は彼のペットのチーターに付けられた爆薬を撃つ。

第81巻
すべて人民のもの 1988.5 ロシア革命で皇帝一家は虐殺され、遺産はスイスの某銀行に預けた。皇帝の五番目の皇女ドーラは生きていて長男ニコライに撃たれるところをG13がニコライを撃つ。ドーラの次男はグレゴリー・皇士・東郷・ロマノフだった。
悪魔の島影 1988.5 南アフリカ独立運動のPACの裏切り者ロニ・オバンゴは、アフリカ南端のロベン島の刑務所に身を隠しているが、急病で救急ヘリの乗せられるはずのG13に撃たれる。

第82巻
殺人呪法マクンバ 1988.10 リオのカンドンブレ教会のマクンバ呪術師殺害を依頼されたG13は吹き矢で倒す。
ザ・イルカ 1989.7 イルカを操る女研究者ドクター・ドルフに立ち向かうG13は求愛信号でイルカを攪乱させ、逃げるドクターを浮上したイルカの上で狙撃する。
白いサーカス 1989.5 スキーのワールドカップの稲妻ダウンヒル・レーサーはエンリコのスキーをはかないと妨害される。G13はヘリコプターからの狙撃者を撃つ。

第83巻
マイアミの奇跡 1990.8 浮気な妻の相手ロイを殺すため中国の伝説の西太后の剣でのろい殺すといってデビッド・ホーキンスはG13にロイの水上スキーのロープを撃たせる。
シビリアン・コントロール 1988.7 フランス対外治安総局長はスパイの射殺をG13に依頼した。そのあと関係者もG13に射殺される。
疫病神の道標 1989.8 赤新聞記者からAIDSの秘密でゆすられたロブソンはG13に新聞記者になりすまして撃たれる。財産をAIDS研究機関に寄付する遺言で
モスクワ・プラトーン 1989.4 アフガニスタン帰還兵の後遺症の資料をもって亡命希望のアンナは医師から水を抜かれたあとでG13に撃たれるが体内から弾は発見されない。

第84巻
レバント・トライアングル 1989.11 船の消失事件で保険金を騙し取られた保険会社はG13に小島の要塞に潜むクレシス殺しを依頼、女心理学者はG13に撃たれる。
偽りの報道番組 1989.8 麻薬王サントスはCIAにマークされ、自殺するという偽報道番組で米国を欺く予定が、鳩に付けられた地図で探し当てたG13に撃たれる。
ロンサム・ジョージ 1988.11 ガラパゴス諸島ピンタ島に一匹だけ発見された雄ゾウガメに雌のゾウガメを探し結婚させる計画を妨害するKGBはG13に阻止される。

第85巻
イタリアン・コネクション 1989.10 デザイナーのジュリオ・コルドーニは自分を利用する麻薬組織と手を切ったため殺された。母は息子の敵討ちをG13に頼む。
公開処刑の日 1989.11 イスラエルのスパイのモシュがバグタッドの広場で処刑されることになった。G13は依頼されたとおり綱を射撃で切り、モシュを助ける。
インディアン・サマー 1989.5 二人組銀行ギャングの片方の母と妹が経営しているモーテルに泊まったG13は彼らをおよがし彼らの黒幕の保安官を撃つ。
14Kの謎 1989.3 アジア最大の地下組織14Kと関係のある保守党の黒井信介の目の前で14Kの陳を狙撃するようG13は駐日中国大使館に頼まれる。

第86巻
禿鷲伝説 1989.2  終戦の満州でただ一人生き残った東堂高志、父は関東軍特務機関卍のキャップ東堂征一郎大尉、母はチチハルの小学校教員だった。
彼は中国人馬天明に育てられカンフーを仕込まれた。彼は乱暴者で、近所の子どもたちから禿鷲と呼ばれ、それが彼の通り名となった。
禿鷲は中国の核実験資料をもって、1965年以降中国からベトナムに渡った。
G13のことを調べて殺すよう指令を受けたKGB特別局の暗殺者コズロフは、ベトナムでの禿鷲のことを知るグエン・フン・ロウに会って話を聞くが、
禿鷲はグエンに殺されたことを知り驚く。コズロフは禿鷲がG13でないことを知るが、結局G13に撃たれる。
東堂征一郎大尉率いる卍機関のZ資金は北満州に眠る。
大学教授の私生活 1987.8  スコープに暗視装置レーザーサイトに無色透明の炭酸ガスレーザーをつけたM16銃を開発した武器屋ロゼリーは、
銃を6丁つくり内5丁をコロンビアのゲリラに貸し与えた。
ゲリラ対策のためバルコ大統領はG13にゲリラ一味とレーザー装置を銃につけたシュルツ教授の殺害を依頼した。
生き残ったロゼリーは身の危険を感じ、ゴールドマン教授にG13の暗殺を依頼する。
依頼されニセ学位記製造業者を射殺したゴールドマン教授は、残った高性能銃でG13を撃つつもりが逆に撃たれる。

第87巻
未来への遺産 1990.3 未来に蘇生の夢をかけて死体を冷凍保存するケインズの会社トランジターに契約したシドニーの甥から伯父の死体凍結阻止を依頼されたG13は、飛行機の中で行われる冷凍を阻止する。
ロメオたちの西側 1990.1 女を籠絡して情報を集める天才的な東ドイツのスパイのペーターは、だましたヒルダの父親の依頼を受けたG13に撃たれる。
ファイル消失 1990.5 麻薬で儲けた金を教会に寄付し、それを基金に病院建設し、工事を請け負うことで資金を回収する悪だくみはバチカンに知らされ、対抗した一味はバチカンがナチス逃亡を手助けした証拠を国連から盗む。G13は一味を倒すが、依頼人は自殺する。

第88巻
餓狼おどる海 1990.4 ベトナム難民を襲う海賊の退治を依頼されたG13は人間魚雷回天を改造して海賊のアジトに乗り込み全滅させる。
東欧の激動・六日間革命 1990.6 チャウシェスク大統領夫妻の影武者の抹殺を依頼されたG13。
プログラム・トレーダー 1990.2 インサイダー事件のため解雇されたダニエル・ハミルトンの経済恐慌悪だくみ阻止のため、彼のコンピュータ狙撃を依頼されたG13。

第89巻
BEST BANK 1993.5 四菱グループ総裁志村邸で依頼されたG13。  新銀行設立までは坂本を外国の刺客の手から守るが、新銀行が設立されたあと坂本はG13により始末される。
カリブの夢 1990.5 ドミニカ共和国、パブロから息子の米国での野球選手となる将来のために、かつ愛していた女性を不幸にしたアベラを射殺することを依頼されたG13。
人工知能AIの誤算 1990.11 イラク売られたAIコンピュータにはランスキーがプログラムをしこませていた。イスラエル攻撃を阻止するため依頼されたG13は礼拝時に開く天窓からミサイル攻撃をかけてAIコンピューを破戒する。

第90巻
200年の輪廻 1989.9 200年前のスタール婦人の日記を手にしたエデュールはG13に暗殺され、ルロワ石油会社社長の手に落ちたオルレアン公の絵。
大統領は売りようはお元気? 1986.11 CIAの秘密作戦部のコンピュータから機密資料を盗んだコンピュータ技師がホワイトハスウ前で取引をする場でG13に撃たれる。
F−1サーカス 1991.4 鈴鹿サーキットデレネのマシーンをG13に狙撃させサワダ・バッシングをかわす澤田社長。

第91巻
黄色い害虫 1989.12 PALのMXIIコンピュータの偽物製造の黒幕劉宗閔はG13に殺された。裏には取引をするKGBがあった。
顔のない逃亡者 1990.12 整形手術で顔を変えたジョニーも愛犬ジャックは覚えていたためG13に殺される。
死仮面の館 1991.5 トルバルセン夫人の遺産をねらう甥アクセルとその婚約者ナディネ 夫人の夫の友人クーベルト伯爵から依頼されたG13。
ドイツはひとつ 1990.8 ベルギーのワロン民族とフラマン民族の対立はひどくなっていく。 民族対立をおさえるためにEC統合をすすめるグールトは西ドイツの右寄り実業者ベルマンの狙撃を依頼したが、そのことをベルマンに知らせる。ベルリンの壁ごしにベルマン暗殺に成功したG13は裏切り者グルートを撃つ。

第92巻
東亜共同体 1991.7 東亜共同体のシベリアのパイプライン計画を阻止すべく長倉の狙撃をG13に依頼したピーターは、パイプラインはCIAの囮だと教えられ驚く。
神の領域 1990.7 心臓移植医師マシューズはソ連のスパイだったチェンバースの手術を故意に失敗し教会で懺悔のあとG13に撃たれた。コナリーの依頼があったため。
6月3日の死 1990.10 G13は暴力も辞さないチベット独立運動家シャカバを天安門事件の天安門広場で撃つ。依頼者ギャッツォも息子ツェリンと一年後射殺を依頼。

第93巻
クロスアングル 1991.8 スキャンダルカメラマンのビクター・ランスは最後の仕事として狙撃するG13を写そうとするが窓ガラスの光でG13に悟られ妨害される。
マンモスの牙 1991.2 貴石公団のマンモス発掘は外貨獲得のため、その外貨を奪おうとするKGBは貴石公団を攻撃するが、公団に雇われたG13に撃たれる。
Kデー・カウントダウン 1991.5 バイカル湖畔のバルゼーエフを人質に立てこもるテロリストを撃ったG13はヨルダンに不時着したターゲットを撃つ。湾岸戦争開始

第94巻
北の暗殺教官 1989.5 フィリピンの共産ゲリラのソ連からの指導者の男女の抹殺依頼を受けたG13は断崖下から気球に乗って近づきアーチェリーの毒矢で倒す。
誇り高き葡萄酒 1990.11 1800年ものワインを日本商社に買われたが、中身は偽物ゆえ、一流フムリエたちの並ぶパーティでG13にワイン狙撃を依頼した製造者。
クラウン夫妻の死 1992.2 普賢岳の噴火にまぎれて、火山学者クラウン夫妻を射殺して車で逃げたG13は米軍から依頼されていた。
アンコールの微笑 1991.3 アンコール遺跡の東洋のビーナスの偽物を作り、香港の盗難品売人チョウに掴ませ、ユネスコ学者は鑑定人とチョウの殺害をG13に依頼。

第95巻
日・米コメ戦争 1991.1 全米精米業者協会から、パプア・ニューギニアに日本のODAで米栽培の計画の推進役の開発大臣の殺害を依頼されるG13
円い村 1991.12 イスラエルの円形の村の中央広場で演説するペローは裏切り者だから狙撃することを依頼されたG13は厳重警戒にもかかわらず標的を射撃する。
安全地帯の亡霊 1992.3 ベルリンの壁に埋められていた男の歯の狙撃をG13に依頼した議員ラインハルトは東から来て彼と入れ替わっていた。

第96巻
ノー・リレーション 1992.5 ケネディ暗殺の関係者を抹殺するマクガバンと彼の使うヒットマンの殺人を依頼されたG13はヒットマンが女でグレタ・アントヌッティの名乗ることを聞く。同姓同名の女の部屋の標的をG13は 撃つ。
情報漏洩源 1991.6 西ドイツ首相からBND内の情報漏洩者を探すことを依頼されたG13は、KGBのミーシャと接触したBNDのシャーロッテ・バイヤールが情報源とみなしエレベータ内で撃つ。
ヨルダン川西岸 1990.9 東エルサレムのイスラエル公安警察の留置所のイーグル射殺を依頼されたG13はモスクの尖塔から狙撃する。

第97巻
覚醒・クーデターの謎 1991.11 ソ連のクーデターを阻止するためソルコフ大佐の狙撃を依頼されたG13。
最後の顧客1992.6 シュリット財閥のランバート会長がアルプスで転落したのは同財閥のハインリッヒ社長がG13に依頼したから。ハイツは恩人ランバート会長の敵をとるため金庫に閉じ込めるがG13は脱出する。
静かなる記念日 1992.4 セルビア人とクロアチア人の虐殺発生、だが両民族の境界地ブコパロア村は平穏なのは、以前に請け負ったG13がセルビア人勢力をせん滅させたから。

第98巻
シベリアの汽笛 1992.1 シベリア開発に日本が資金援助するプロジェクトを民族紛争にみせかけ妨害することを外務省の伊達衛から依頼されたG13は、騒ぎにまぎれ伊達衛の異母弟四条統二郎を撃ち、伊達たちをヘリコプターで救助する。
顔のない逃亡者 1992.5 イスラエルのラミィ・キューブ世界大会でバイナリーガスのサンプルの二枚ジョーカーの中一枚狙撃を国連新事務総長予定者はG13に依頼。
ワイズガイへの道 1991.10 ニューヨークのマフィアのドン・フェリから息子の仇討ちでユダヤ・シンジケート幹部のシンガー下院議員の狙撃を依頼されたG13は、サン・ゲナーロ祭でシンガー下院議員をジュゼッペが襲った時、下院議員を撃つ。。

第99巻
最後の戦場 1991.8 南ア航空DC9が墜落したのは、タンザニアとケニアの国境
 怪我をしたG13にせまる、バンク大佐指揮のデルタ特殊部隊とソ連のオブザーバ
 G13は地下坑道から国境草原に脱出。年金をもらっている男のヘリで脱出
 世界各地で年金をもらっている人々はG13の保障の保険なのか。
バスを待つ人 1991.11 米国東部行き長距離バスを待つ乗客数名。深窓の令嬢
 シャーリーは母プロテスタント、父ユダヤ教徒で、日曜に一人留守番レイプ後
 殺される。容疑者スタンリーに質問を迫る新聞記者。犯人がバスに乗りながら
 告白するとき、真犯人が名乗り出る。
THE SILENT ARMY 1992.7 国連レバノン暫定軍はイスラエル勢力と向かう。
 男の子が助けを求めて国連軍の方に走ってきた。その子を背負った国連軍兵士の
 ノイマンはイスラエル軍ダニエル大佐に子どもと一緒に撃たれる。友人からの
 依頼で、G13は500m以上離れた所からダニエル大佐を撃つ。

第100巻
黄金の男 1992.2 怪我をし匿われていたG13は、自分を襲ったホセ・ロドリゲスとそのボスのロキス・ドミンゴを殺す。コロンビアの麻薬組織ボス抹殺の依頼の前に。
ウェストウッドに死す 1992.11 朝鮮戦争でモンローと再会したウィンダムはジャケットをもらい、そのポケットに忘れていた手紙を見てアトキンスがモンローを見殺しにしたと知りG13にアトキンス殺害を依頼する。
邯鄲の夢 1992.8 保守派の巻き返し老青文はG13により毛沢東の肖像画が撃たれたため党執行部批判を止め、党は毛沢東のカリスマ性失墜のため肖像画大量製造。
傑作・アサルトライフル 1992.4 暗視用銃のサビーヌ兄弟は有利な戦いでG13を倒すはずが撃たれる。この戦いの後、アーマライトA2の誕生。

第101巻
メディアコントロール 1992.9 メディアをつかった情報操作にたけたサエジマは雇い主の当局から疎まれ、依頼されたG13はサエジマの隠れ家の護衛兵を撃ちモニター装置を破壊する。サエジマは心臓麻痺で死ぬ。
種子探索人 1992.8 チベットで次々と消えたプラントハンター、その原因となる黒い悪魔を死の谷で狙撃するG13。
カオスの帝国 1993.1 レーガン狙撃失敗でブライトン狙撃したG13、それは女学者ジョセフソンの仕組んだこと。ブライトンの妻はG13に女学者射殺を依頼する。

第102巻
メデジンカルテル 1992.11 コロンビアの麻薬組織のエステロバは脱獄したがドン・ファビエに裏切られ殺される。大統領の依頼でG13はファビエも殺す。
CRAZY PARK 1993.5 テーマパークのコンピュータシュミレーションゲームで現実のG13に倒されたサー・ウィルキンス。
ブラックジァイアント伝説 1992.10 故パーレビ・イラン国王の部下モハマド・ハーンと日本の銀行家の仕組んだ幻の油田の先物取引をくだくためロックフェラーから依頼されたG13はテキサス牧場の地下鍾乳洞で一味を倒し、都庁から銀行家を射撃する。

第103巻
モスクワの記録 1993.8 モスクワの旧KGB本部ビルで資料をあさったドイツ人ジャーナリストのディデスは元関東軍将校金子を訪問する。シベリア抑留の黒幕二階堂を追う金子がガードマンに雇ったG13は実は右翼ソゴロフ暗殺を依頼されていた。ソゴロフは二階堂とむ手を組んでいた。
15−34 1993.6 コンピュータソフトのジーザスの計画を阻止したG13。
正義を行う者 1993.11 リオ・デ・ジャネイロのストリート・チルドレンを襲う一味に対決するカタリーナは一味のボスを倒すが、G13に撃たれる。

第104巻
バイオニック・ソルジャー 1993.3 人工授精でつくられた超人ライリーはカンボジアでポル・ポト支援のハン・ミン組織を撲滅したG13と対決して、倒される。
黒い星 1993.2 台湾のバンに頼まれ江西省の特殊兵を倒すG13
呉越同舟 1993.11 シンガポールで中台民間トップ対談があり、彼らから江戸川区マンションの許狙撃を頼まれG13は成田線普通電車グリーン席から射撃する。

第105巻
バスク・空白の依頼 1998.10 記憶を失ったG13を助けた女、G13はハセスク独立運動のETAリーダーの狙撃を思い出し決行する。
北緯九十度のハッティ 1993.11 ロシアの原子力潜水艦ハッティを買うインドの妨害をする中国、G13は中国の謀略を阻止するのに成功。
神の眼力 1993.11 G13は航空宇宙軍のナルド司令官とベルマイヤー博士の眼を撃つ。

第106巻
オフサイド・トラップ 1994.1 円高はアメリカの仕組んだこと、陰にいた有力投資家ランドルフを狙撃したG13は暗殺計画を漏らした依頼人山崎を許さなかった
直線と曲線の荒野 1993.7 ウラル地方のチェリャピンスクのユジノ兵器開発局アルバトフ少佐は中央の指令に従わないからG13は依頼され殺す。 ベトナム戦争帰還兵は軍医トラヴィスの催眠術がきれて悪夢を思い出し死んでしまう。遺族から依頼されたG13は軍医と元小隊長を撃つ。
血液サンプルG 1993.8 G13の血液をほしがるシンプソン博士、G13の秘密がわかりかけたとき関係者全員はG13に撃たれ死ぬ。

第107巻
マンデラ大統領はG13にアフリカーナー国民戦線ニコラスを潰すことを依頼。
ニコラウスの基地に装備が整っているのは、政府内部に膿があるからだとG13は大統領に言う。
ニコラスのヘリコプターはG13撃たれ、黒幕のカベク大臣も心臓マヒで死ぬ。
守宮の盗聴 1994.3 ジェイミー・ペイジからヘンダーソン殺しを依頼されたG13。
盗聴のプロのボイスは守宮<やもり>と呼ばれるが、G13の仕事を盗聴しようとして犬とカラスを使う。
三匹の犬の配置に気がついたG13は、守宮の商売敵エリオットに調べさせボイスを撃つ。
円卓の騎士団 1993.12 保険組合ロイズは破産完全。
中世の騎士きどり老人たちの円卓の騎士団はサッチャー前首相暗殺を計画、それの阻止を依頼されたG13は電波誘導式対戦車ミサイル操縦する
ギャラハットつまりGを撃つ。サッチャーにロイズのことを頼むハーディ卿は、Gを依頼したパートレットに心の中でわびる。二人とも円卓の騎士団メンバー。

108巻
白い皇軍 1994.9
関東軍に送り込まれたスパイナゴーレンは戦後に白系ロシア人たちを悲惨な目にさせ恨まれる。彼を手引きした参謀の木と芦原は白系ロシア人のセミョーノフの孫カール・ホッファに殺され、商人スミルノフに化けたナゴーれんも彼に狙われる。
図に乗りすぎたスミルノフはモーガン家から嫌われ、G13にモーガン家とは関係なく始末してくれた頼む。カール・ホッファに刺されたことにされたスミルノフ。
アッシュ最良の日 1994.2
ガラクタで芸術作品をつくっていたアッシュは家賃を払いフロリダに去った。そのアパートが売れて喜んだ大家だったが、ボス殺したウィルソンの殺害を頼んだ依頼人に
13はアッシュのいたアパートを爆破する一瞬に、銀行に向かうウイルソンを射撃するアイデアを提案し実行した。
潮流激る南沙 1994.4
南沙諸島石油開発をめぐってG資金がささやかれ各国は武器」を整える時、国連に自然環境保護に対する匿名の2兆円の寄付があった。各国相手の武器商人は大損をする

第109巻
五十年の孤独 1994.8 ロシアの収容所のワレンバーグはユダヤ人を救った男、彼の輸送中、彼を爆破する直径10センチのリモコンスイッチ記憶を爆破したG13だが、ワレンバーグはCIAの手に。
雪上の悪魔 1994.5 フィンランドのサーメ人スキュレは国境警備隊員だが、ロシアに逃げたG13を追って彼に殺される。
13カウント 1994.5 メキシコのボクシング・チャンピオンのメンデスは防衛戦に勝った後に弟の敵ガルシア将軍と共に撃たれることをG13に依頼した。

第110巻
ジャパン・オリジナル 1994.6 先発明主義の米産業にとり邪魔な戦時中の日本人寺谷の発明を抹殺した。ブラッドに復讐するため中尾は開発機離陸阻止をG13に頼む。
天使と悪魔の腕 1994.10 G13の右腕を治療した名外科医ヤンの恩人ワサンは左利き銃で、依頼者だが裏切り者スタンツは右利き銃でG13に撃たれる。
冷血キャサリン 1995.1 仲間チャーリーを殺したパメラはIRA過激路線を続けるから、キャサリンは犠牲となってG13にカーテン越しに彼女の暗殺を成功させる。

第111巻
偽空座標X 1995.4
F25より性能の劣るF15でG13が勝ったのはミサイルで山頂を撃ち地形を変えたため人工知能が混乱したから。
36000秒の1秒 1994.11
十時間も同じ姿勢を続けられる薬をG13から頼まれた元東独のスポーツ医学者、フランス一厳重なサンテ刑務所のカルロンテ狙撃をしたG13は仕事の後医学者を倒す。
黒い通信 1995.2
正規の手続きをとらない依頼人の身元調査を頼むG13、以外にもその依頼者は
教会の仕事で護衛していたマードック警部の息子だった。不遇な最後マードックの敵討ちを頼まれたG13は現場で市長の前で部下を裏切ったケリー所長を撃つ。
マークのリクエスト 1994.11 母殺し模範囚マークに手紙が届くとき、彼は賛美歌十三番をリクエストする。誰からの手紙もなく自ら賛美歌十三番をリクエストしたマーク。マークの秘密を知ったワトソン主任はG13に殺された。

第112巻
死臭の聖者 1995.2 ロシアマフィアのミハイルはロシア正教異端派の末裔だが、下水道マンホールから潜入したG13に殺される。
50年目の亡霊 1995.8 ソ連スパイのラストポロフに内通した巽は部下堀内をシベリアに送るが、信頼した秘書の有木が依頼したG13に撃たれる。
ステインガー 1995.1 ミサイル・スティンガーを撃ち込まれる恐怖の国連機を救うためアメリカはG13に武器商人サフード殺し依頼した。
スパイナーストリート 1994.8 無差別射撃をするクロアチアの鷲を裁けるのは親友セルビア人シカティックだけ、盲目の彼はG13に鷲の射殺を依頼

第113巻
殺人マニュアル 1994.12 インドの臓器移植者のクラブのメンバーが次々と殺される。殺人の手口を真似されたことに気づいたG13は黒幕と狙撃者をつきとめ殺す。
アムールの制裁 1995.5 ソ連崩壊でハンターに解放されたシベリアで虎撃ちに行くガードナーはガイドのマルコフに襲われるが、G13がウラン売人マルコフを撃つ。
砂上の帝国 1995.6 グラチョフが集めたロシアのブラックマネーを運用するヘッジファンドは若き数学者スミルノフに運用され、スイス・ランベルト銀行の頭取から息子の敵うちとして依頼されたG13はグラチョフとスミルノフを撃つ。

第114巻
病原体・レベル4 1995.9 アフリカ中央部大地溝帯の森林で密猟したミドリ猿を運ぶ客船の1200名の乗客はエボラギャレットの疑いで船内に隔離される。船から脱出したG13は、貨物船の載せた100匹の中抗体持ちの猿から血清をつくる。
国王ゴードンの依頼 1995.5 オランダ・ドイツ・フランスに囲まれた小王国の分裂の危機を避けるため、プロック党とフロント党の党首の射殺をG13に依頼したゴードイン国王の話を聞いたエッシャーは、保身のためこの話は正史に書かないことにする。
アメリカンドリーム 1982.6 ベトナム帰りの廃人同様スーパースター・エルマン・ブレイリー再起のため妻パティは彼のお守り歪んだコイン狙撃をG13に依頼する。

115巻
沖縄シンドローム 1996.1 伊波の指導する沖縄の独立をたくらむクーデターを中止させる依頼をG13にしたのは琉球王家の子孫だった。
ケ小平のXデー 1995.11 死期の迫るケ小平の暗殺を陳大邦そそのかした超能力者楊銘飛はG13に撃たれる。
震えるタクト 1996.2 耳のよい指揮者ザウバーも愛する曲を演奏する時神経がすべてその曲にそそがれG13の狙撃にも気がつかず撃たれてしまう。

G13 116巻
E工作 1995.8
アメリカのマンハッタン計画を日本に知らせようとしたタダシは死んだ。
ミゲルはタダシの父剣持がその情報を握りつぶしたことを知り剣持を殺そうして失敗する。
タダシはシンプソンとなり生きていたが、彼の依頼でG13は、剣持を倒す。
神の手 1995.9
信管を破壊せずショックを与えるだけで地雷を爆発させる射撃のテクニックを学んだG13を3センチ厚の鋼板の張り付けられたロッジに潜むアンガスを倒す。
13人目の陪審員 1996.3
清涼飲料メーカーのキングリッチ社の社長の息子レイモンドは黒人秘書暴行殺害の罪で裁判にかけられるが
辣腕弁護士ファガーソンの作戦で無罪をかちとる。
しかし、殺されたシャーリーの父親は娘の仇をうつことをG13に依頼する。
わざと事件を起こしG13は拘留中のレイモンドに会い、彼は有罪であることを確信してから、無罪報告に来た教会でレイモンドを撃つ。
遠い隣人 1995.3
有沢を訪れた須山春雄は妻や娘の歓心を買うが、有沢の会社の情報を売ってくれと話を持ちかける。
須山は、自分の父が有沢の父に昔世話になったと言って有沢家に入ってきたのだ。
有沢を追い詰めた須山はG13に殺されるが誰の依頼かは不明。

G13 117巻
情報遊戯 1996.4 仕事を妨害されているG13は手を組もうというNEIの申し出を断る。マジョルカ島から香港へ渡ったG13は陳勝輝に相談して米国客家李から依頼のあったようわなを仕掛けNEIを倒す。
北海の煙突船  1995.12 北海の環境は悪くなる一方、廃液処理会社のパッカードに裏切られたアッシュはG13にパッカードたちを撃つことを依頼する。
フルマーク 1996.8 ライフル射撃でモニカに負けたメアリージョーはG13から殺される恐怖の中で一弾にかける集中力を教わり、モニカの銃はG13に狙撃され彼女が優勝する。

第118巻
未明の標的 1995.12 インドでハイジャックされた機内に国家保安隊が乗り込み一味を射殺するが、保安隊に紛れ込んだG13は標的バイディアを撃つ。
遺作 1995.10 エレーナ・シュトライヒャーはヒトラー自殺の場面を撮影する。劣化ウラン弾を手に入れたG13はヒトラー自殺のフィルムを燃やし、エレーナを撃つ。
老いた獅子 1996.5 クルド人扼殺のイラクのアマド司令官殺しを依頼されたG13、ゼバリ老師は自分こそアマドを撃ちたいとついてくるが、G13は仕事をはたす。
最後の聖戦 1996.7 チェチェン人マグダエフはG13に私欲に走る弟ウィターリ殺害を依頼する。弟は偽一万円札を作りロシアに経済混乱を起す計画だったと聞く兄。

第119巻
白龍昇り立つ 1996.5 ダライ・ラマが選んだバンチェン・ラマの生まれ変わりのラモンをヒマラヤ越えでインドに送り届けることを依頼されたG13は追っ手を雪崩で葬る。
間違われた男 1996.12 G13と間違えられた男は、おとり役にさせられ、G13はアイスマンを倒す。
臆病者に死を 1996.8 爆弾処理班のスティーブ・マッケイにコスモタワーにしかけた三カ所の爆弾の処理を要求する犯人クラスマン、G13はエレベータのバッテリーを撃つ。

第120巻
偽りの星条旗 1996.10 ボスニア偵察の米兵がセルビア人和平反対グループに拘禁され、救出グループが向かうが中に妨害者が紛れ込んでいたのをG13が阻止する。
乳白の闇 1996.2 狙撃者タップスのレーザー銃情報をG13に教えたマックスは狙撃者のレーザで失明するが、狙撃者は霧の中でレーザーが使えずG13に撃たれる。
世紀末ハリウッド 1996.9 香港人スターのリー抹殺をもくろむDIAの野望を阻止すべくマネージャーのロイはG13に依頼。ビルを破壊しても阻止計画は成功させた。

第121巻
贋作工房 1996.11 大英博物館「欺きの贋作展」の聖遺物は本物との鑑 定結果、G13はローマ教会批判司祭と贋作者ロゼッタたちを撃ち、聖遺物の 贋作を証明する。
13階段の狙撃 1997.3 クーデター計画発覚で処刑される父とエステバ ン秘密警察長官射殺を息子はG13に依頼するが長官射殺のみ受付られ、父自 身からの依頼ある。
オーバー・ザ・スカイ 1997.1 東洋テレビを手に収め日米メディア支配 するワールドロップの野望阻止のため、彼の娘の恋人前橋の殺害をG13に依 頼した野本代議士。

第122巻
リスキー・ビジネス 1997.4 通信静止衛星のロケット打ち上げを妨害するポンピッチたちの秘密兵器の鳩を狙撃したG13、ロイズ保険はアリアンを守るつもりがHー2Aを守ってしまう皮肉な結果となった。
PROFESSIONAL 1997.5 名優レイスの演技の陰には、腫瘍を気にして誰かの手を借りて自殺したのではなく夫の演技のためにそうした妻がいた。封切られた映画は評判になったが、その陰にはG13がいた。
アム・シャラーの砲身 1997.5 イラクのフセインの挑発に乗ったアメリカ軍は東洋テレビを手に収め日米メディア支配するワールドロップの野望阻止のため、彼の娘の恋人前橋の殺害をG13に依頼した野本代議士。

G13 123巻
アンダーグラウンド オーバー・ザ・スカイ2 1998.1
アメリカのメディア王の娘は父親のやり方をともに批判した恋人がG13に撃たれるので、G13に復讐を考える。が香港のメディア王の仕向けた暗殺者をG13が撃ち彼女を救う。
ミッション・イン・ヘル 1997.2
タジキスタン共産政権を倒そうとするイランの特殊部隊が潜むセイエド廃坑に一人で潜入したG13は次々と待ち伏せを意外な方法で倒し全滅させる。

第124巻
イングリッシュローズ 1997.11 問題発言をするダイアナに近づくエジプト大富豪アルムンド、G13は依頼を果たすが、新聞筆頭株主ヘイワーズもG13に撃たれる。
禁じられた言葉 1996.11 ベトナム戦争帰還兵は軍医トラヴィスの催眠術がきれて悪夢を思い出し死んでしまう。遺族から依頼されたG13は軍医と元小隊長を撃つ。
返還前夜 1997.7 香港返還に際し保守派の権力維持のため朝鮮半島の争乱を起こそうとする企てを北京政府から阻止するよう依頼されたG13の活躍。

125巻
人質HOSTAGE 1997.6 ロシア軍の予算低下に怒りクーデターを起こしジェイソン・モスクワビル占拠からはじまる一連の行動阻止を依頼されたG13。
血まみれの刑務所 1997.12 カリフォルニアのモハーベ刑務所にFBIのアンダーカバーとして潜入したレイモンド・キニーリーと協力してG13は闇のボスRを倒す。
略奪の森林 1997.10 内戦のカンボジアで材木買付中に行方不明になった社員只見の材木会社の社長はみずから買付に乗り込んだがG13と共に捕らえられる。生きていた只見の妹に依頼されたC13はゲリラと兄を殺す。

第126巻
スフィンクスの微笑 1998.2 観光客誘致と遺跡発掘のエジプト政府を妨害する反乱軍真実のイスラムの頭首ジョセルはG13に撃たれる。目には目を。
ゼロ・エミッション 排ガスセロ 1997.9 巨大自動車メーカーのサワダから追い出された先端技術者が発明した水素エンジンを壊すG13は誰の依頼で動いたか。 ベトナム戦争帰還兵は軍医トラヴィスの催眠術がきれて悪夢を思い出し死んでしまう。遺族から依頼されたG13は軍医と元小隊長を撃つ。
HAPPY・END 1997.8 ゲリー・ライトニングの作者スヴェンソンは書き疲れ防弾チョッキ着用で撃たれ再生する計画を立てるが、ファンとG13に撃たれ死ぬ。

G13 127巻
ティモールの蹉跌 1998.7 インドネシアは米国が武器を売らなくなったのでロシアに接近する。裏で暗躍する華僑サハムの秘密の武器工場破壊を依頼されたG13。
シャッター 1998.5 殺人事件のあったコロラドのアスペンスキー場にいたプロ写真家は次々殺されて、G13はその殺害者KGBたちを最後に残った写真家の家で撃つ。
海底の豚 1997.11 ギャングのボスを海中から狙撃したG13は沿岸警備隊の見守る中浮上せずサメと戦う。負傷者を連れて警備艇は去り、G13は迎えのボートに。

G13 128巻
演出国家 1998.12
カミュラ財団が莫大な資金を使って西アフリカの数カ国の新大統領を自分たちで決めていた。その裏には貴重な地下資源があった。
財団のその計画を知った国連は、ランネラ共和国のアファトッ候補はまさしく財団の後押しする候補だったが、G13に自白剤を首に打ち込まれ、自分はシンプソンだと本当のことを選挙の演説で話して計画は失敗に終わる。
S・F・Z スフォルツァンド 1998.6
フェルトヴェングラーがヒトラーの前で演奏した時のエロイカのテープをブラウラーに持ち込んできたズーコフ
このエロイカ演奏の時にヒトラー暗殺を遂行して失敗したのはブラウラーの亡き父だった。奇しくもその後にエロイカを同じホールで指揮するブラウラーの前で、ロシアの公文書館から機密品を横流ししているズーコフは彼の父親の依頼でG13に狙撃される。
300万通の絵葉書 1998.10
G13の連絡システムに意図的に膨大なノイズを呼び込み破綻させたのはコンゴ民主共和国大統領補佐官ヘセロだった。
世界にG13がいるからテロが起こるのではない。テロが起こるからG13が存在するのだ。
ベンザンスのウィリアム少年に絵葉書の見舞いを送り、文中の六桁の数字で米ドル換算の依頼料を埋め込んでおく。これは彼へのうまい依頼方法だったが、この方式をやめると二十カ国の新聞に掲載したG13
青酸カリを飲み自殺しようとするヘセロをG13は撃つ。

第129巻
最終暗号 1998.4 暗号傍受のフリーマンNSA長官は日本人数学者佐久の解読不可能暗号制作を妨害し、依頼人と連絡できないG13に殺される。
感謝の印 1998.5 シェリー殺しを大司教から依頼されたG13は、彼女を妊娠させた大司教を撃つが、バス事故で怪我をしマザー・テレジアに助けられる。死を惜しまれるマザーと皇太子妃、妃のトンネル内の事故は陰謀の噂。
ビリニュスの光と影 1998.11 リトアニアのビリニュスで見つかった財宝を奪おうとするソ連、怪我をしたボレスラフッは助けられたG13に上官を撃たれる。ボレスラフッは敵味方に別れた親友エリカスと再会する。

第130巻
黄金の犬 1999.2 パスツール研究所から狂犬病の犬とオコーナー女史を誘拐したイスラム原理主義たち、仲間だった息子を殺された石油王は敵討ちをG13に頼む。
死刑執行1:10AM 1998.9 スパイだった死刑囚ミッチェルはCIAが死刑執行停止させる計画なので、カレコフはG13に依頼し知事を暗殺させ死刑は実施された。
ガラスの要塞 1999.3 フィリピンの病院に妻の心臓移植のため来たIRA支援のドハティは自殺したドナー役の娘の復讐に失敗、G13は波の跳弾でウォルトン狙撃。

第131巻
シャーロッキアン 1995.5 G13にザイルを切られ転落し記憶喪失した男は、自分の名ディックと一緒にライヘンバッハの滝を登ったフレッドも思い出す。彼は目の前でディックを撃ち殺すことを依頼する。
神の滴 1998.12 シャトー・ラ・ミッションの78年ものワインは偽物が紛れ込んでいるのでエミールは全部処分したはずが一本だけ残って、パリのオテル・ド・ステラのピエール会長のパーティで披露されるのを防ぐG13は報酬をすでにミッシェルの父から生前受け取っていた。
両洋の狭間に 1999.1 パナマ運河会議に出席する台湾の李昇輝総統暗殺を防ぐためG13が依頼されたのは裏切り者張万長公使を船上パーティで射殺することだつた。

第132巻
特権は諸刃の剣 1999.3 麻薬密売組織壊滅を依頼したDEAハミルトン支局長は押収麻薬を横流ししたため約束違反で、地下収納室に隠れていてもG13に殺される。
新法王の条件  1999.4 次期ローマ法王になるエヴァンス枢機卿を守るため、G13はホテルのプールに熱湯を入れ陽炎を起こし、狙撃舎ゴルスキーを撃つ。
少女サラ  1999.7 パトリックのスリ盗ったメモを渡されたサラは狙われ、G13はFLBから裏切者カルナックの始末を頼まれサラとホテルに待ち、彼を殺す。

G13 133巻
黒い記憶 1999.12
FBI捜査官マコーマーはG13に撃たれるが目撃者の息子デビッドの助命を願い死ぬ。記憶をもどしたデビッドは脳医学者となり製薬会社フーバー会長と共に殺される。
戦域ミサイル防衛 TMD幻影 1999.8
台湾に迎撃ミサイルを売り込もうとする計画に乗らない孫会長は安く買うつもりだった。内部に北京からのスパイのいることを知り、G13に殺しを依頼する。
総統の揺りかご 1999.6
ヒトラーのクローンをつくる実験の失敗を依頼されたG13は液化窒素タンクを狙撃する。

第134巻
害虫戦争 1999.10 米国ハイクロップ社は遺伝子操作したトウモロコシと殺虫剤耐性アワノメイガ開発するが、G13に蛾を殺される。
パッチワークの蜜蜂たち  2000.1 ウィグクン判事は家に来た部下と妻を殺すが、血のついたパッチワークを目撃者の依頼でG13に取られる。
高度7000メートル 1999.9 ハイジャック犯は飛行機降下時に爆発するよう主翼付根に気圧センサーを設置、G13は機外でセンサー密封成功。

第135巻
ダブル・ミーニング 1999.9 プロバガンダ映画の制作黒幕は大統領補佐官ボイスコフをG13は狙撃システムSADSを使って撃つ。
列島油濁包囲網 2000.3 しくまれたタンカーの火事、爆発する前に油槽内の減圧をさせるためG13は火災中の甲板でブリーザ・バルブを撃つ。
一年半の蝶 1999.8 末期癌の父が余命一年と診断されているので一年過ぎたら殺すことを息子から頼まれたG13はアレキサンドラトリバネアゲハ雌雄体を屋敷内に追う標的を撃つ。
ODA異聞 2000.3 グレースマイン社のスパイのリカルドたちはG13の射撃で坑道内に閉じ込められ、バルボア国は日本の支援でジウグアダ村の鉱山開発をすることになる。

第136巻
涙するイエス 2000.5
狙撃するG13の絵を含む絵一式を金にあかせ買い取った大東亜製紙伊東会長。
その中の「瞑想するイエス」を入手すれば悲願のコレクションが完成するロゼッテイは欲しい。
ロゼッティはドレスデン国立美術館の「涙するイエス」も買収する交渉をする。
ロゼッティ石油会社会長は、不況で伊東会長の買った「瞑想するイエス」はいずれ競売に掛けられることを知った。
しかし、自分の命はあとわずかであるから、G13に依頼して伊東会長を始末してもらう。
ドレスデン国立美術館はロゼッティに「瞑想するイエス」を買い取られる前にわずかの傷をつけるよう依頼する。
傷がついた「瞑想するイエス」もドレスデン国立美術館から買い取ったロゼッティは死を前にG13に彼の欲しい絵を渡す。
2000.2.29 2000.2 
プログラムのバグを見つける天才プログラマー漕は楊プログラマーが好きだった。
胞主任は二人が嫌いで、漕のプログラムミスのせいにして、台湾にミサイルを打ち込む計画を進行する。
気がついた漕は台湾に連絡。早速G13が登場。
漕から基地の見取り図、ホストコンピュータ棟の電話配線図を入手したG13はヘリコプターで大陸に飛び
普通電話回線とホストコンピュータの非常用呼び回線を、銃弾によりダイレクト接続させる。
通信可能になったので漕はプログラムを直して、ミサイルを自爆させる。
原子養殖 1999.12 
海中のウランは45億トン、オイルフェンスに使われるポリエチレン不織布を使えばとれる。
そう主張するサウスパシフィック共和国ロネッタ女史は核保保有国の依頼で、G13に撃たれる。

G13 137巻
カフカーズの群狼 2000.4
ロシア大統領直属の秘密部隊アルファ指導者マレコフは、チェチェン武装勢力の指導者イゴールが旧友なので手を組むことにする。
しかし、G13がくることを聞いたイゴールはロシア政府と交渉のテーブルにつくことにする。
イゴールの裏切りを知ったマレコフはイゴールを撃つ。マレコフの口から裏切りを聞いたG13はマレコフを倒してから依頼人を狙撃する。
生存率0.13% 2000.8
弟をG13に殺されたので、コンピュータを駆使してG13の行動を読み取り殺害を計画した数学者だったが G13はそれを察知して想定外の行動に出て、数学者を倒す。
シンクロトロンBESSY−1 2000.2
シンクロトロン暴走プログラムを組込もうとするコープの暗殺を依頼されたG13
パラボラアンテナの平行光線はすべて焦点に集まるという原理を応用して標的にあてたG13

G13 138巻
黄昏のカシミール 2000.7
カシミアは金を生む。へんぴな村でも病院と空港を建設し、観光と乳製品、カシミアで村を潤し、慕われながら利権を手に入れ悠々自適の黄昏生活を考えていた堀田だったが、ゲリラもチベットカモシカに気づきはじめ横取りされると思ったので、息子の事業の破産をきっかけに、桂木にYS11機を操縦させ日本に脱出したが、生きていたG13に撃+たれる。
饒舌なコイン 2001.2
チェリャピンスク核燃料コンビナートで使用済み核燃料が臨海反応を起こしているのを撮影した日本人の持っていた五円硬貨の亜鉛を分析すれば放射能汚染度がわかる。 チェリャピンスク核燃料コンビナー長官ツポレフの執務室の問題の五円硬貨コインを狙撃する依頼を受けたG13はベクトル合成の原理によりヘリコプターをチャーターして成功する。依頼したのはツポレフによって恐喝されたロシア原子力大臣だった。
フロリダ・チェイス 2000.6
空の現金輸送車が奪われたが、それは逃亡用に使われるはずだった。フロリダ刑務所の麻薬王ホセ・カンポスの狙撃をキューバ政府から依頼されたG13は奪われた現金輸送車の中に守られたカンポスを床下のマフラー孔を貫通する弾丸で狙撃する。

第139巻
冥王の密約 2000.10 カジノのボスはG13に殺される時デス・スイッチを入れ、 怪我のG13は地下核実験場に逃げ被爆寸前ノイマン医師に助けられ、医師を守る。
錆びた黄金  2000.8 南アフリカのロイド長官はG13に米国副大統領の暗殺を依頼するはずが、依頼は失敗して関係者はG13に射殺される。
炎の証言  2000.12 宗教集団焼身自殺に関与していたG13は、警官突入前に催涙ガスを引火性ガスに変えるよう指示したニールセンを裏切り依頼者として射殺する。
フィアレス 2001.3 恐怖体験のあとに恐怖の心を失ってしまった者たちを元KGBのソルベノき誘拐するが、G13はソルベノの悪巧みを見破り倒す。

第140巻
パンドラの柩 2000.11 G13の毛髪からDNAをとったヘリツクス博士はG13を殺し体細胞をうばい別人に移植しようとするが見破られ失敗する。この計画の責任者ハツトナムCIA長官はほかに累の及ばぬよう申し出て自分だけG13に殺される。
一億人の蠢き 2001.1 国慶節に天安門広場デモをした金鵬来の教祖柴洪史は爆死するが彼のサイトは増加する信者に見られ、依頼者龍東民はG13に再電話し撃たれる。
静かなる草原 2001.4 G13は傭兵たちに襲われるが逆にみな殺しにする。戦いの場となったソレントン牧場の持ち主に迷惑料として200万ドルを振り込み撃たれたメシアの代わりの馬を送ったG13。

第141巻
ミステリーの女王 2001.5 ホテルにいる裁判の証人を狙撃したG13、彼の映画を撮ろうとコンゴからの傭兵を雇うシネガイア・グループはG13に無反動砲で8キロ先から砲撃を受ける。。
赤いトロフィー 2000.10 空港の手荷物を盗んだ女泥棒カリーナ、その盗品の中の赤いトロフィーはを手に入れたG13は、それでレーザを射出し重要書類を燃やす。
大地動く時 2000.12 メガロフロートのエンジンをヘリコプターから狙撃してメガロフロートを破壊させたG13。
星条旗を撃つ  2001.3 ホワイトハウスを退職したバークレーがG13に依頼したのは、大統領選を左右する200票を500メートル離れた倉庫から換気扇の隙間を通して射撃すること。

第142巻
イリスク浮上せよ 2001.8 バレンツ海で遭難した原子力潜水艦の引き上げを保身のため阻止するリビンスキー大佐はG13に殺される。
遺伝子戦争 ゲノム・フロンティア  2001.4 重力で弾丸の奇跡は放物線を描く。ガラス面が放物線の頂点にくるよう撃つG13、中国の米ゲノムは世界中に流される。
タミルの虎  2001.8 スリランカのタミル独立運動テロに走る息子の射殺をG13に頼む大蔵大臣カナガシンガムは、目の前で息子の射殺を目撃する。

第143巻
百人の毛沢東 2001.9 漢卑は毛沢東のクローンを百人つくり一人にしあげ現代中国の混乱を救おうとする計画をG13は破壊する。
シリコンアイランド 2001.6 アイルランドのIT起業を保護する政府は、コンピュータ犯罪者殺しをG13に依頼する。
突然死の予兆 2001.7 友人社長レイモンド・ジョーンズ殺害を依頼した副社長マックスはエイズ患者を救いたい。G13のホーム・オートメーション・システム利用。
魔の海峡 2001.10 マラッカ海峡の海賊はインドネシア海軍のしわざだった。G13はインドネシア海軍の駆逐艦を爆発させる。

第144巻
神の耳・エシュロン 2002.3 米英の情報傍受システムノ゜ムエシュロンを破壊することを依頼されたG13は三沢にあるエシュロン基地を破壊し、世界組織の長タッカー総統を殺す。
ホリデー・イン・ザ・パーク 2002.1 大富豪のベネディクトは孫娘を連れて遊園地に来たが、ポディカードは注意して警備主任カーニーに園内に現れたG13をマークさせる。カーニーはG13に撃たれるが、彼こそ大富豪の孫の敵だった。
剥がれた鍍金 2001.12 政界を引退した天城元代議士を宇宙開発事業団幹部が予算獲得のため国土交通省に強い訪問する。しかし、元代議士は彼らが帰ってからG13に日本農業の重要性を訴えるためH2Aロケツトの打ち上げを延期させるよう頼む。

第145巻
ヨハネ伝第十一章十節 2001.11 子供の臓器売買をしているインター・チルドレン財団の副理事長暗殺を依頼されたG13は「夜歩けば光その人になき故につまずくなり」のメッセージを副理事長の友に送り撃つ。
容疑者トウゴウ 2002.1 スイスの山荘にいる標的を撃ったG13は雪崩に巻き込まれ助けられるが、もう一件り殺人事件がおき容疑者にさせられる。ホテルの三人の客の仕組んだ犯行をつきとめトウゴウは三人とも殺す。
殺人劇の夜 2001.7 ブロードウェイのイブニング劇場を借り切ったクランプカブール、建築模型に仕組んだ鋳型と防弾チョッキ中の合金とインスタントカイロで手製の銃を作り彼を暗殺したG13。
ストレンジャー  2002.9 義母になじめないポピーは自殺しに山に入るが追われているG13を観察しているうちに二人は山火事に巻き込まれ、穴を掘ったG13に救われる。

146巻
いにしえの法に拠りて 2002.2
レーザ失明光線をあびたG13は1ヶ月の自然治癒と診断されるが、1ヶ月以内の仕事がある。
湾岸戦争でレーザを浴び失明したが金メダルをとったカセムは電波照準銃を見せ、G13は改良銃を作らせ囮ジュンストンは撃たれカーク局長はレーザで失明する。
ヴィリッジ・ジャック 2002.6
クリミヤ半島ヤルタのホテルに囚われたクシュナーの身代金10億ドル、米政府はチェチェンのテロのに金を払うなという。ホテル客の中にいたG13は一味を倒し、村の草に連絡したバイオリン弾きを殺す。
ブーメランを持つ女 2001.12
操縦士が怪我のため不時着したセスナ、傷ついたG13に近づく毒蛇をブーメランで退治した女
女の元を逃げ出すG13は追ってきた女を撃ち殺す。

第147巻
歪んだ車輪 2002.11 タイの地下鉄を契約した日本企業に契約破棄でドイツの企業と契約とのニュースが入る。ドイツの企業は安価なタイヤを使用し危険との技術者の内部告発を知り日本企業に雇われたG13はドイツスカイレールを脱線させる。
バイルス・チェイス 2002.8 コンピュータウィルスに対応するワクチンを開発するナカヤマが誘拐された。G13は、ナカヤマを救いウイルス製作一味を倒す。
三人の狙撃手 2002.3 国連の人権担当からコンゴに飛び大統領暗殺者の阻止することを依頼されたG13は大統領の車が橋上を通過するとき爆破することを阻止する。
13恐怖症  2002.6 ポルノ王ムクレイグは部下が殺人映画に手を出したことを知りG13に始末を依頼したが、彼に助けられたボクサーはえんぎかつぎでG13の時々の姿におびえクレイグ注意するようせがむ。

G13 148巻を
装甲兵SDR2 2002.5
ペンタゴンは二足歩行の日本のロボット技術を得て無敵装甲兵をつくりテロリストたちと戦わせる。残ったG13に装甲兵もペンタゴンも撃たれる。
龍への供物 2002.12
町工場で働く劉、その工場主の弟は公安勤務、帰国する劉は産業スパイなので、工場主の作った特殊弾丸でG13に撃たれる。
凍った炎 2002.7
フィリピンの孤島のフェニックス社の液化天然ガスプラント増設は武器商品だった。プラントの破壊を依頼されたG13は、射撃を繰り返しバルブを開き、出てきたガスを引火させ爆発させる。

第149巻
激突! AK−100 vs M−16 2002.10 精密すぎて故障の多いM-16はG13愛用ゆえロシアのAK-100が売れない。G13をアラル海に追い詰めるが、装甲車のタイヤの圧搾空気で銃のクリーニングしたG13に殺されるロシア軍。
極限標的  2003.3 用心警護のマックレガー中尉はセルビアのザバロア書記警護中に撃たれたG13わスイス山中に追うが、ブタンガスで人工なだれを起こさせ雪に閉じ込められG13の暗殺に失敗する。
ピンヘッド・シュート  2002.8 中国新疆ウイグル自治区の教育部幹部になったウイグル人のアツシジはたくみにウイグル人の心をつかむが北京政府の回し者ゆえ暗殺を依頼されたG13は、彼が鍼治療中に危険部位に刺された鍼を狙撃する。蜂に襲われたようにみせかけて。

第150巻
宴の終焉 2003.1 エネルギー会社シェロンの粉飾決算の証拠BCCI銀行の資料はFBIの金庫の中だがG13が狙撃して金庫の中の書類を燃やしてしまう。そしてG13は自分の振込み記録のあるBCCIの資料のあるCIAの金庫も狙撃し燃やす。
香りの宝石 2003.6 伽羅を求める日本のバイヤー北条と案内人グエンは麻薬王クンサに殺され、クンサはG13に撃たれる。
未来予測射撃 2002.10 手前を走る車の速度から交差点に現れるタイミングを正確に予測して狙撃したジョン・スミス、その情報をG13にもジョン・スミスにも教えたビート・バクスタは殺され、二人は決闘し、M16に持ち替えていたG13が相手を倒す。

第151巻
ユビキタスの迷路 2003.7 OSソフト無料提供を考えた日本人技術者二人を招待した米情報産業は二人の暗殺を計画するが杉原会長が依頼したG13に阻止される。
最後の酒 2002.12 ジョイスの遺言で道具の用立てをピーターに頼んだG13は狙撃に成功しながら追われピーターと地下道で逃げ切る。
1インチの錯覚 2003.6 日本人ホリエは目の錯覚を利用しね国際テロ組織の金庫番ダリル・ラジェを守るが、CIAから依頼されたG13はダリルを狙撃する。
爆弾魔 2003.2 大型客船で名古屋に来るアロイ会長が爆弾魔に狙われるというネットニュースで、警察は警戒するが、観覧車からG13が狙撃犯を撃つ。

第152巻
真のベルリン市民 2003.4 細菌学者ヨセフ・マインの父オツトーは友人カール・ネフててもにベルリン統一をめざす運動をしているうちに殺された。
ある女の視界 2003.3 フリーダとロイは新車ブラツクバードの秘密をさぐるため交通事故にあうが助けてくれたG13は、カーディザイナーのロッテがデザインを盗んだから町工場主から彼の事故死を依頼される。
地上の太陽  2003.10 クロディーヌは日本人と結婚して日本に行ってしまったので、日本嫌いのジャーナリストのサシャ・エルーができる。パエトーンの核融合炉の破壊を石油王から依頼されたG13。

第153巻
ラストグレートゲーム 2003.12 傷ついたG13をかくまってくれたザイダーンを砂の城で守ったG13、ザイダーンは現れたCIAにつかまりG13をまもる。
MASK 2003.8 G13の撃ったのは替え玉ではなく本人だったのだが、替え玉つくり名人ウィルキンソンはG13に射殺される。
舞い降りた運命 2003.10 G13はエリックと二人でパラシュート降下し、セベスの白の格納庫で待てというG13は仕事を終え、エリックにB17を操縦させ脱出する。G13にはむかつたエリックは撃たれる。

第154巻
勇者が勝利する 2003.9 KGBがおくりこんだIRAのマクレガーは用済みでKGBがG13に始末を依頼するが断られ、イギリス政府からのスパイとしてのマクレガー暗殺を請負う。
荒んだ大地  2003.12 アフガニスタンの麻薬のボス、セディック将軍の暗殺をパキスタン政府から依頼されたG13は一味を全滅されるが目撃者日本人女性の頼みで国連のアフガン事務所に匿名の多額の寄付をする。
万能ベクター・VOGUE 2004.2 米国からシンガポールに移住したリュー博士はハッサンをスポンサーにベクター研究をする。そのことに危険を感じたクワハラはハッサンに囚われ、リュー博士の友人ジェーンから博士暗殺を依頼されたG13は遺伝子独占をたくらむジェーンも殺す。
サンクチュアリ 2003.8 オセアニアの島ナウトロは亡命者に開放してそのため国民のGNP世界一。ナウロトに隠れているサウン連邦のサヤ・タン副主席。G13はナウトロの国民台帳の入ったコンピュータを壊し、整形手術を受けたサヤ・タンのデータも消され存在も無くなる。

155巻
PKO 2004.3
ローズ大統領顧問イラクの大量破壊兵器の存在否定、タイス補佐官盗聴電話を新聞社に売る。米大統領はG13にマツオカを警告狙撃させECB顧問ルメールを撃たせた。
再発・ギランバレー症候群 2004.6
フィリピンの誘拐組織のボスのエストラーダを撃ったG13は追っ手に追われ右手が動かなくなるが、硫黄、コウモリの糞、揮発性燃料をまぜて着火し自然の催涙ガスを発生させ危機を脱出する。
一射一生 2003.11
カザフスタンのASAT(軍事衛星攻撃衛星)が暴走して付近の衛星を撃墜し破片が旅客機に当たり遭難させた。京都で竹林流弓道に入門して極意をえたG13は無重力下の宇宙空間で弓で射てASATを葬る。

156巻
極寒の大地 2004.6  地下資源調査をボーリングのみで行うことのできる技術を奪った共同研究者ボルツフ殺しをバリシコフから依頼されたG13は南極大陸でレアメタル掘削中のボルツフを倒す。
3/7 2004.8 タイの賭け試合で勝ったG13は次の試合でも勝ち三度目の試合で興行主を鍼で倒し、香港の秘密結社の首領から依頼された三人の昔の幹部殺しを一週間で実行する。
FIRE! 2004.3 イラクの救援物資の中に一割ほど武器が隠されてていた。それはサウジアラピアの資金によりウクライナの工場で作られていた。この工場爆破をG13はアメリカに頼まれた。

G13 157巻
コルタン狂想曲 2004.10
フッチミ鉱山のゲリラを排除したのは自然保護団体から依頼されたG13だった。
ペイ・バック 2004.5
人質の娘ヘレナをたてに二人の凶悪犯を一瞬のうちに倒したG13は依頼者から感嘆される。
欧亜の狭間 2004.8
カジアンテプの家に乗り込んだらすでにG13に狙撃されたあとだった。

G13 158巻
ダーティー・ウィング 2005.1 国王の鳩を預けられたポッパーは優勝しなくてはいけない。ドーピング鳩を使うクロードはホッパーの父の弟子だった。G13はピレネー山脈を越えたアンネの丘で鳩を撃とうとするが鷹に襲われ、最終地点の霧の中のクロードの鳩舎近くでゴムの足輪を撃ち落す。
戦場に漁る者 2004.7 アメリカはフセインのイラクを倒した。混乱したイラクの文化財を略奪し海外に売るアリババのむ一味を倒すことを英国諜報機関から以来されたG13。
消滅海域 2004.12 尖閣諸島を日本と争う中国は無沖ノ鳥島のさんご礁を酸性液で消滅させようとたくらむ。G13は、中国の機雷を狙撃して沖ノ鳥島の消滅を防ぐ。
生と死を分かつ川 2005.3 上空からのヘリコプターのために標的をレーザーポインターで指示するイスラエルの密通者ザビルはG13に撃たれる。

G13 第159巻
氷上の砦 2005.2   アトランタ・ペンギンズの名物ゴールキーパーのアイスウォール・フィッシャーも四十台半ば。 ひざの怪我で引退も近い。
有色人種嫌いのフィッシャーはムースのワン選手のゴールで引退すると宣言したので、周囲はG13にゴール阻止を依頼する。ゴールされなかったがフィッシャーは真実に気づき引退する。
町が死にゆく時 2004.10  森で動物を避け立木に車をぷつけたG13は保安官ジムに留置所に入れられるが保釈金を払い釈放される。 隣の郡の牧場でキャスパー・スイートが殺されたためジムは若い保安官に留守を頼む。
キャスバーの愛人が大金を持って逃げたヘリコプターが墜落し、金山廃鉱でつぶれかかった町の人々は その金を自分たちのものにするが、ヘリの目撃者G13を殺そうとして全員殺され、誰もいない町にジムが戻る。
エアポート・アイランド 2004.9   米空軍の爆弾魔テンプルは一度だけCIAがその爆弾を利用したため、密かにG13に沖縄で射殺を国務長官が依頼。
テンプルの仲間は彼を救うため関空に爆弾をしかけるが、G13に狙撃され時限爆弾もG13によりことなきをえる。

G13 160巻
亜細亜の遺産 2005.5   終戦直前に石油や宝石などを小島に蓄えた高沢、黒田、東郷俊太郎。東郷は中野学校出身工作員。
現実的な高沢は事業で成功する。国体護持派の黒田は反共華人と手を組む。 下山事件にGHQ手を貸した東郷を撃とうとして逆に黒田と息子は撃たれる。
東郷はKGBに接近するが死にG13がその息子だと高沢は黒田の娘千絵に言う。 千絵は黒田道場の弟子だった江兄弟にG13の殺害を命ずるがG13に殺される。
亜細亜の遺産その後 2005.6   江兄弟を派遣した黒田道場に乗り込むG13に、毒入り茶をすすめた千絵と護衛たちは殺される。
米国武器商人X氏殺害の依頼が出される前にG13を黒田千絵に殺させようと偽情報を流した高沢はG13に撃たれる。
カメレオン部隊 2004.12 イスラエルのカメレオン部隊のスレイマン大佐は敵を皆殺しする考えの危険な存在。
ハイラルのつくつた光学迷彩戦闘服カメレオンスーツだが、妻の命日に共同墓地に現れたスレイマンと 彼の部隊は夜間の照明弾で位置を道破られG13に撃たれる。

161巻
パライバ・ブルー  2005.4
  ブラジルのパライバ州の外れパレリアに夫逸見駿二を探しに来た妻
宝石パライバ・トルマリンのムルング山の鉱山主ダジルバ  宝石バイヤーのシュミットは買占めするが貴重な宝石はダジルバが売らない。 ダジメバは日系人ボンゾが気に入る。
バタリア山の鉱山主ロマーリオの逸見の消息を聞けという宝石商ヒカルド   しかし、ロマーリオから逸見は死んだことを告げられる妻。
警察に捕まったG13は拷問相手を殺す。逸見はボンゾだった。
ボンゾが妻を人質に、シュミットから渡された取引のトランクに入れたチェルノブイリ原発の放射能物質  シュミットたちはG13に撃たれ、妻の必死の知らせで危険物質の入ったトランクは開けられず無事。
THE MOBS 2005.10  MOBS集団はネット社会の悪戯集団
  ソ連で開発された細菌兵器を引き継いだロックホール大学の研究をストップさせるべくG13が乗り込む。
脱出が困難なはずが防護服のMOBS集団が現れる。この集団はG13が買収したもの。
依頼保留 2005.7
  テネシー州メンフィスの別荘に賊が入り人質をとり仲間の釈放を要求。
FBIはマスコミ遮断する。ロボット戦車を使ったということを友人から聞き出す記者ボブキンス
ハウストン・ジュニアスクールにとじこもり、 ルシファー教団の教祖釈放をねらうテロ集団につかまったG13
FBIは記者ボブキンスの打ち上げた照明弾でG13のいることを知り テロ一味の撲滅を依頼。一味が死んだあとFBIはG13を見逃す。

G13 162巻
ノンハンの隠蔽 2005.10
 溝口社長は父から遺産相続されるために、フィリピンに消えた大隈源一郎を探し ノモンハンの遺品を回収することが条件
父の部下だった来栖に同行されフィリピンに飛ぶ。そこで大隅に会い満州時代の話を聞く。
終戦まぎはの満州で、坂東少佐は山路を撃つ。山路から書類を頼まれ、それをカバンに入れた大隈からカバンを生めた場所を聞く溝口社長たち。
いま東西鉄道会長坂東金次はインサイダー取引の疑惑
坂東に頼まれた暗殺者藤見たちは藤見以外すべてG13に撃たれる。
 ノモンハンで藤見たちに殺されそうになる溝口社長たちの前に現れたG13は藤見と暗殺者たちを殺す。
逸見社長の掘り当てたカバンの中に兵士が家族に送った肉声のレコードと坂東少佐以下三名の日本軍作戦失敗の証言レコードだった。
海の鉱山 2006.1
 バスク独立運動のETA幹部ジェローム・モントーはG13に撃たれる。ジェロームの恋人の踊り子ドーニャ
彼女からジェロームのことを聞きだしたG13はタイヤのビトリア工場で雇用を断られる。バスク人から外国人を雇うなと脅かされるから。
G13は依頼者がビトリア工場のタイヤ増産を阻止するためジェローム暗殺を依頼したことを知る。
依頼者の希少金属のレアエレメンツ社のクローソン社長がタイヤ工場の営業妨害をした。  クローソン社長はホヤの養殖でバナジウム回収をたくらむが計画を知られたG13に殺される。
鶏は血を流す  2005.6
 南アフリカの23部隊は傭兵の供給母体。  傭兵セルゲイの後釜にきたG13は青年リコを連れていく。
アンゴラのダイヤ鉱山に乗り込んだG13は所長も傭兵サンボマスターも殺す。リコは役目がらG13に立ち向かい殺される。

G13 163巻
BEHOLDER 2005.8
  米原潜が核の闇市場の中心人物とテロ組織ハバス・フェダイーンとの会話傍受  ハバスと小型核兵器開発者のアドレ博士ほか二人の暗殺を依頼されたG13は香港に向かう。
人力車の少年に自分の顔写真をポスターに貼り付けることを依頼したG13は追跡するコンピュータを惑わせるためにした。
 G13はハバスを殺し7時間後にアドレ博士を殺す。
CIA内部のスパイのジョンソンは国務長官の副補佐官だが国務長官秘書ローザを捨てたため密告された。
世界的大流行 2006.2
 鶏パンデミック
タミールのコピー薬を入手したブリゾーラはブラジルの政権奪還を計画(エイズのコピー薬の前例に倣う。違法でも国際世論動かす)
ジョゼ大統領からブリゾーラ殺しを依頼されたG13
 車から蜂の箱を落とし民衆に襲い掛かる蜂、ブリゾーラは英雄的に民衆を守り人気急上昇。
G13のしかけた二度目の蜂によりブリゾーラは死ぬ。ブリゾーラの跡継ぎを目指すものが続出し大統領はタミールのコピー薬の製造を認める。
プリンセスの涙 2005.8
 宝飾デザイナーのコルダーは、チャールトン皇太子と離婚のうわさのあるダイアンから涙の形のペンダント依頼。
 なんと事故の後、皇太子の夫人カメリアがそのペンダントをしていた。
本物そっくりのペンダントをコルダーに作らせたG13は赤新聞に夫人がペンダントを売ったと書かせる。
 怒った夫人はペンダントをつけて船上に現れ、G13のカメラにしかけた銃でペンダントを海中に落とす。

G13 第164巻
北京の蝶 2005.12  
 空母にリニアカタパルトを搭載した中国軍は日本のリニア技術を使った。
アメリカから空母の沈没を依頼されたG13.
冤罪許すまじ 2005.9
 ドナヒューりの冤罪をはらすべく弁護士ハリー・リックマン
殺された13人は、すべてドナヒューが恨みをもっていた人たち。ドナヒューにはアリバイがない。
リックマン弁護士はG13からドナヒューの容疑を晴らしてくれと頼まれる。
真犯人ジョナサン・サバントの自白は実はG13のしくんだ計画だった。
釈放されたドナヒューは実は殺人を犯していたのだが、G13が麻薬密売人の元締めを
殺す現場を見ていたため、目撃者を始末するG13により出獄後に殺される。
すべてを知ったリックマン弁護士はG13の資料を焼く。
ONE SHOT 2006.3
 懲役129年のジャック・ミリアンを助けたロシアマフィアは中国人マフィアに依頼されたG13の弟イワノフの敵討ち依頼。
そのため雇われたミハイル・イワノビッチ少年とジャック・ミリアンはG13に撃たれる。

165巻
オリガルヒの報復 2006.3
  オリガルヒとはロシアの資本主義化・国営企業の民営化の過程で形成された新興財閥。
  オリガルヒの腐敗にメスが入り、石油大手ユーリー社社長ベリンスキー逮捕。独裁をねらうプーシェンコの世論対策か。
  CPCパイプライン完成四周年祝賀会の花火大会の中で、 ティシチェンコ暗殺依頼をグラズノフから受けるG13。
  ティシチェンコは撃たれ、グラズノフはにんまり。G13暗殺計画実行。
  G13の乗るはずのヘリコプターはミサイルに撃墜された。生きていたG13はグラズノフを撃つ。
ダルフールの悪夢 2006.7
  スーダン油田開発公社オーナーのサーリフと中国海外油田開発公司の鄭洪成の癒着。
  中国は石油利権の見返りにスーダン政府の国民弾圧を黙認。内戦で両親を殺されアメリカ人の里親に育てられたリチャードは
  株で不正にもうけたお金で、サーリフと鄭洪成の狙撃をG13に依頼。
螺旋 2005.12
  時計職人ハインツの時計を分解中に撃たれたミヒャエル社長。元時計職人のジャヌー警部は、特注時計は刃物と絞殺用ワイヤーをしこんだ殺人用具とみた。
  北イタリアで三人のイスラム原理主義が何者か人質にするが、その仲間を救出する者が見張りも、駆けつけた仲間も射殺してしまったという。
  もしかすると、プロがこの時計を使って、イスラム原理主義者を撃ち人質を助けたかもしれない。
  それはG13だったのか。時計職人ハインツの殺人現場近くになぞの東洋人がいたという。

166巻
至近狙撃 2006.5
  在日米国大使館のファッジ参事官はやくざ二人をつかって加山建設社員を殺す。
  ファッジは転身を企てているベスター社に恩を売りたいが、武官マッケンジーは気に入らない。
  ファッジは来日するベスター社取締役のミル次官補に恩を売りたい。
  リニヤモーターカーに強引に参入しようとする米国ベスター社、加山建設会長輝芳はG13にファッジ狙撃を依頼、
  トンネルから出て時速50キロのリニヤモーターカー通路側席で撃たれたファッジ。   殺された社員は会長の隠し子だった。
環の城 2006.8
  狙撃不可な要塞、回廊の客家土楼。そこにG13のターゲットがこもっている。 不正を調べた文秀は襲われる。
  引き逃げ犯燕銘は呉士良と変名(呉栄林の息子 呉栄林はこれまた呉泰峰の変名)は、車で犬をひき殺したが、G13に撃たれる。
  G13は文秀に狙撃困難な要塞のポイントを聞いて、回廊の中の標的を撃つのに成功する。
天使の一滴 2006.10
  娼婦ドロシーのひもの犯した殺人をホレイショになすりつけ、絶望したホレイショは刑務所で自殺。上院議員の父親はG13に復讐を依頼。
  ホレイショの香水をつけたG13、頭上からホレイショの香水が一滴、見上げたドロシーは頭を撃ち抜かれ、
  直後にひもも撃たれ、現場近くのバーのバーテンダーは天使の一滴というカクテルをつくる。
伏兵 2006.6
  グルカ部隊出身のバサンタとアディカリが死ぬときは敵をとってくれとグルカ部隊長から頼まれる。
  コロンビアのパラミリタレスのアジトに麻薬のシンジケートの残党がいるから、二人はパラミリタレスのカスティージョ将軍射殺をコロンビア革命軍から依頼される。
  バサンタとアディカリは撃たれるが、G13はカスティージョ将軍を撃つ。

G13 167巻
ボリバルU世暗殺計画 2006.12
 ベネゼエラ大統領のチャグレスは反米だ。
 ボリバルU世はベネゼエラ独立運動の指導者だった。
南米の麻薬が米国に流れ、米国から武器弾薬が供与される。
ボリバルU世が麻薬組織を急襲、アマソナスの鷹を殺害というストーリーの映画制作計画
 交通事故で死んだトーレス監督は殺されたのだ。
ボリバルU世役のイグレシアも降板を申し出る。が助監督に説得され撮影に参加する。
トーレス監督の友人がG13に、妨害するアメリカからまもって映画撮影を成功させてくれと依頼あり。
土砂崩れの場面の撮影
点火が遅れ車が土砂に飲み込まれるところを、G13が車輪をパンクさせ車を止める。
ボリバルU世に気づいた敵が不意にライトをつける。目がくらんだすきに衝撃という撮影場面。
G13によりスモーク発生させ そのとき上から照明が落ちてくる。スモークがなければボリバルU世はライトで怪我する。
クライマックスシーンは閉じられた工場内。
マルケス演じるアマソナスの鷹 アマソナスの鷹はボリバルU世を撃うとして、映画の中では逆に撃たれる。
 二人の銃は空砲のはずが、マルケスの銃には実弾が入っていた。結局G13に撃たれたマルケス。
ついに姿を現したチーフのフェルナンドは、映画を妨害すべくボリバルU世を撃とうとしてG13に殺される。
外からどうしてG13は撃ったのか。彼は依頼人の用意したモニター画面を見ることができたのである。
燃える氷塊 2007.6
 メタンハイドレートのある海域にはベニズワイガニが多い。
メタンを食べるバクテリアがメタンハイドレート海域で増殖し、そのバクテリアを餌にするプランクトンが集まり、そのプランクトンをベニズワイガニが食べるから。
唐沢教授は発見した。
そのバクテリアはメタンハイドレートを水の分子から開放する、つまり固体からガス化する機能を身につけていることを。
唐沢教授は上海の実業家劉小鵬に捕らえられ、秘密を明かす。教授の作ったバクテリアを劉は利用する。
G13はプラツトフォームが干潮時に風速35メートルの風が吹くと、プラットフォームが波と共振するので、パイプの結合点を射撃してプラットフォームを破壊する。
G13はヘリコプターで逃げようとする劉のヘリコプターを撃ち落す。
唐沢教授とともにつかまるが、教授が劉に協力して開放され、一人逃れることができた津山助手は、実はフリーの産業スパイだった。
彼女から唐沢教授のバクテリア情報を買うふりをして、G13は彼女と情報を抹殺する。
人形の家 2006.8
東洋通信の梶本記者はベネズエラのガルシア大臣にンタビューし人形を紹介される。
ガルシア大臣は女でアンティーク・ドールの収集家なのだ。
日本に人形を紹介するよう、梶本記者はガルシア大臣自宅訪問する際に同行するG13。
CIAに頼まれたG13は人形カトリーヌに埋め込まれた大統領暗殺計画のデータチップを撃つ。
室内のテーブルに仕掛けた装置を、遠隔から動かしガスを発生させ、窓を開けたところを射撃したのだ。

168巻
ドナウ・ライン迷路 2006.6
  ドナウ川の支流でウクライナのルスクルが撃たれる。彼は大統領側近で裏金の秘密を握る男。ロシア寄りに方針を変えた大統領、その側近がルスクル殺害をG13に依頼。
  ウクライナ警察はスイス警察のジャヌー警部に相談する
  ジャヌー警部はG13をドナウエッシンゲンで発見する。チューリッヒ方面に移動するG13に対応するスイス警察の速さにG13は気づく。
  G13はライン川に並行する大アルザス運河に逃げライン川のマインツを越える。ルクルスの意向を受けている執事タルコルスキーは 秘密をドイツ警察に密告するてはず。
  そうさせないためG13はタルコルスキーを撃つ。コブレンツで待ち構えていたジャヌー警部、しかしG13は川に飛びこむ。
  ジャヌー警部はスタジアムでタルコルスキーを確保。G13は標的の執事が無理に護衛車に乗せられ残った車椅子にセットされたスマートメディアを撃つ。
 G13の目的は暴露情報の入ったスマートメディアを破壊することだった。
リプレイ 2006.9
  ソフトマクロ社ガーランド社長から依頼され、G13はララックス社のウェズリー暗殺。しかし、彼はビル40階にこもりっきり。ウェズリーが死ねば、
  元の部下のフィッシャーもガーランドのもとに戻る。
  G13は掃除人マーティに変装しビルに乗り込む。ガーランド社長の電話の相手をしているうちにウェズリー社長は撃たれる。
   ガーランド社長と最後に話をしたフィッシャーは容疑者にされる。彼は9年前娘のひき逃げ犯の殺しをG13に依頼したことがある。フィッシャーはG13との約束を守り、拘留されても13のことは何もいわない。
  G13は変装してもう一度ビルに乗り込み社長室のドアに射撃したため、疑いが晴れフィッシャーは釈放される。
  掃除人マーティは首になるが、G13から大金を振り込まれる。

169巻
極東の凶行 2007.5
   新宿警察署 失踪で捜索届けを堂坂の妻が出す。
   その対応は退職寸前の韮澤刑事の仕事。三人殺した強盗殺人事件のほうははずされる。
   堂坂の勤めていた千原精密印刷は大手の牧園印刷の子会社
  警備会社は警察の天下りの多い大岬警備、警備担当の上村も三日前から失踪。
    印刷物はアフリカに運ぶ。 秘密を探り出す韮澤刑事は、黒人グループ「アフリカ開放のサイ」に襲われ撃たれ、韮澤刑事はG13に傷の治療を受ける。
   韮澤は犯人たちのアジトで失踪した二人の死体を発見。警察上部の指示に従わない韮澤は成田へ急ぐ。
   ワンダル共和国の新札を積んだチャーター飛行機を乗っ取った犯人たち
  パプアニューギニア付近のエンリージアイ島(ヘンリー八世島)に到着
   島の近くまで飛んできた飛行機から飛び降りたG13は水中を泳いで島に近づく。
  G13は飛行機そばのトラックにガソリンもれを起こさせ、しあげの射撃で飛行機を新札もろとも爆破する。
ドッグマンの鼻 2007.3
  カリフォルニア州サンデイゴ エナジーオン社のエナジーオン飲料の成分をノイ社が明かす。
   官能士チャクラボンの活躍、フジイ官能士は仕事からおろされ怒って、資料をエナジーオン社に売る。
   エナジーオン社はチャクラボンに圧力をかける。 チャクラボンの鼻を消すことをG13に頼む。
   G13は強アンモニア液の詰めた弾丸を撃ちチャクラボンの嗅覚を破壊した。
デリート・G Gの消去  2007.7
  ヴァージニア州ラングレーのテロリズム分析室で、グローバー所長はテッドとマシューにG13の(どれほどの潜在的脅威となりうるかを精密にレポートする)影響評価を命ずる。
   この仕事はグローバー室長とCIA対テロセンターのレッド副所長と二人の部下しか知らない秘密の任務と説明。
  レッド副所長にも確認する必要はないとグローバー所長は言う。
  二人の部下は調査を続けるが、マシューと車に乗っていたレッド副所長は撃たれた。
   CIAも動き出すが、G13の動きもすばやい。
   レッド副所長を撃ったのはグローバー室長だった。室長は機密費を使い込んで、査問委員会がレッド副所長によって召集されるので、揉み消しを断ったレッド副所長を殺したのだ。
   G13は真相をマシューに教える。 G13は元刑事に話し、元刑事から担当刑事に情報が伝わりグローバーの部屋からレッド殺害の拳銃が見つかる。

170巻
双龍狙撃指令 2006.12
  北京の特権階級の子弟たちは、特権と金にものを言わせ、日本の国立大学に入学し人脈を広げた。
  今では日本の若手政治家から、霞ヶ関の官僚、中国に進出している大手企業の幹部にまで侵食している。
  ODA資材として日本から送った建設資材や食料を他国に転売して私服を肥やし、それを元手にさらに収奪する。
  とうぜん官邸や外務省は知っているが、出資者には閣僚から議員、若手官僚まで入っているので手が出せない。
  日本にはびこる拝金主義の横行を憂える防衛庁の石沢は動き出す。
  マスコミをにぎわす片岡ファンドの買い付け、しかし彼には真の黒幕がいる。 それが葉子龍である。
  彼らが大金を隠しているのはケイマン諸島の銀行だった。
   ケイマンの銀行の金を引き出すため、用心深い葉子龍は生体認証として右手の人差し指の指紋のほか
   飼育している龍魚の背びれの下に30桁のアルファベットと数字を組み合わせた暗証番号をマイクロチップで隠す。
  G13は、300メートルから厚さ13ミリのアクリル板二枚を貫通する弾丸(M13仕様)をいつもの闇ルートに依頼。
  G13は一撃で、龍魚の目標マイクロチップとワイングラスをもつ葉の指を撃つ。
  まもなく、ラジオから警察はインサイダー取引容疑で投資ファンド代表の片岡の逮捕を固めた模様と放送がG13の乗るタクシーに流れる。
歴史の底に眠れ 2007.8
  1640年 9歳の少女 コベントリー大空襲で両親は死ぬ。
  (北極圏の不凍港でムルマンスクでスターリンの金塊とよばれる金塊を積んだ)ブリスタル号はUボートに攻撃されケルト湾に沈没した。
  アトラニウス号のゴドウイン船長に、金塊の引き上げをロシアが察知したという知らせがあった。英国政府の内諾は取り付けておいたのに。(ロシアに情報を流したのは英国)
  コベントリー遺族会代表ベネットは引き揚げ作業の立ち会いを要求。
  戦争中、英国軍はドイツの暗号解読に成功し、コベントリー大空襲を事前に知る。
しかし、市民に事前に知らせると、ドイツに暗号解読の事実がわかるから市民に、知らせず市民を犠牲にした。
  ドイツは英国軍が暗号解読に成功したことを知れば、新しい暗号を開発するだろう。
そうすれば英国軍はドイツの暗号がわからず、ドイツ軍の作戦もUボートの動きも事前に察知できなくなるから。
  この英国政府に会議の録音レコードをもったフィッシャー事務官はコベントリーの両親を救おうと現地に駆けつけるが間に合わない。
  両親の死で彼は証拠のレコードを持ちアメリカに亡命しようとして、ブリスタル号に乗るが船が沈没する。
  フィッシャーは船長に船を沈めよと言う。レコードがドイツ軍の手に渡ったら大変と。
  英国政府がコベントリーを犠牲にした証拠のレコードを葬ることをG13は頼まれる。
  英国海軍の護衛のもとで引き揚げ作業中、G13はレコードを破壊する。
  劣化したレコードでもレーザー光線で音を読み取れるはず。劣化したSP盤は衝撃波でこなごなに。
  500メートル上空のヘリコプタ^から撃たれとは誰も思わなかった。
マイクロテロリスト 2007.1
  ニューヨーク  先週カナリアが死んで、突然夫が死んたと妻から急報。
  それは西ナイル熱、感染した鳥の血を吸う蚊が人を刺すと人間が発病する。
  ニューヨーク市庁舎に来て説明するCDCのイシバシ博士、そこに現れたCIAはイシバシと衛生管理局長に西ナイル熱イルスによる患者発生は忘れろと言う。
  公表するとテロリストの思う壺。
  それから5年後
  マレーシアのナプラ村付近のコウモリを集める野生生物輸入業者のハムスは現地のヤップに依頼。
  マレーシアで調査するキャサリンはイシバシの仲間。
  豚肉の暴落、咳をする豚 キャサリンとイシバシは現地でウイルス蔓延を確認。
  野生生物輸入業者のアブドラ・ハムスの計画は、ニパウイルスに感染したコウモリをアメリカに放すこと。  「アメリカに死を」 アメリカで家畜の伝染病が蔓延する計画。
  キャサリンとイシバシからテロリストの計画を聞いたCIAは、シンガポールでG13に仕事を依頼すいる。
  それは、生物テロを企てる一味の小型自家用ジェット機の離陸を阻止すること。
  G13に頼まれた少年は携帯電話片手に笛を吹く。すると多数の鳥が現れる。
  G13は一羽の鳥を撃つと鳥は離陸寸前の飛行機の吸気タービンに吸い込まれ飛行機は事故を起こす。

171巻
赤い五月の使命 2006.11
  北極海のカニン島で実験後に放置された炭疽菌 この研究の第一人者ジキンスキーが極秘
 で培養実験を再開しようとしていた時、テロリストたちが現れる。
  32時間かかる培養を、博士の研究で8時間早める特殊培養溶液を使って、テロリストたち
 は急がせる。
  島をすぐ爆撃させようとするラーチン大統領に、部下はG13に博士と炭疽菌を奪いかえす
 よう依頼することを提案する。
  現地にパラシュートでおりたG13、戦いがはじまる、博士と炭疽菌を無事回収したG13
 ラーチン大統領は爆撃中止命令を出す。


TATTOO・刺青 2007.2
  日本にきて両腕にさそりの刺青を彫ったサルタージ・トレーデイング社のラジャブ・
 カリーム
  彼は、帝都物産、成島精機の3次元測定器をパキスタンに不正輸出したときの取引相手、
 日本側は政治家の圧力で会社に捜査の手が届かなかったが、関係者の横田と上条が事故死。
  新聞記者高見は、横田と上条がサソリの刺青をした男ラジャブ・カリームの顔を知って
 いるから殺されたと推理し、パキスタンのペシャワルに飛ぶ。
  そのころ、G13はスペインの列車テロの被害者になった息子一家の仇としてラジャブ・
 カリーム殺しを英国人からロンドンで依頼される。
  囚われた新聞記者高見は、同じ牢の中英国スパイのモリスと仲良くなる。G13はテロリスト
 たちを全滅させ、のこった高見と英国人スパイのモリスに対し、モリスがラジャブ・
 カリームだと見破る。
 銃をかまえG13に武器を捨てさせてから、刺青を見せ油断したモリスは、G13に撃たれ、
 高見は一切口外しないことを条件に命びろいする。

愚か者の銃 2008.3
  銃規制法案推進のジョイ市長は、ハイスクール同級生のロバートが銃規制反対の首領で
 対決される。
  ロバートは変装して、ジョイ市長の留守に家に押し入り、ジョイの妻カレンを撃ち殺す。
 ジョイは帰ってから絶望して、銃で自殺する。
  目撃した母アンジェラは、興奮したらのどを掻く癖を目撃したので、犯人はロバートだと
 思う。
 アンジェラの再婚相手のマックは、アンジェラの気持ちを察して、G13を紹介する。
  G13に会ってから、アンジェラはロバートに、もううらまないと言う。安心したアンジェラ
 の顔を見たロバートは、彼女がG13に依頼したと思い、友人2人にG13の殺しを依頼するが、
 2人ともG13に撃たれる。
  追い詰められたロバートは、なぜ俺を狙うとG13から聞かれ、アンジェラの依頼だろうと
 いうと、G13は彼女から何も頼まれていないと答える。
  アンジェラはG13を見て、人間世界の善悪を超越したG13から、憎しみというレベルを
 はなれることができて、息子の仇うちは依頼しなかったのだ。
  しかし、自分が狙われていると思ったロバートは、G13に向ったため、誰でも攻撃する
 ものは結果をみるのが決まっているとG13に言われ撃ち殺された。

172巻
アナライズ・ウクライナ 2007.11
 「ウクライナで、対立関係にあるエロシェンコ大統領とマルケビッチ首相、
彼等がそれぞれ狙撃されるが、狙撃事件をメヂアに発表する気配がない」
「この事件にはGがからんでいる」
などの会話をトイレの中で聞いたのは、M16に一年前入ったジェレミー・デイビス。
 そのウクライナの事件を、デイビスに分析して説明したのは
元M16アナリストのダグ・ヒギンズだが、いまはただの酔っ払いだ。
エロシェンコ大統領はカラー革命でダイオキシン中毒とみられる症状で顔面が変形した。
もうこれ以上の同情は不要なのだ。そうダグ・ヒギンズは説明する。
 ダグ・ヒギンズが現役のとき、M16のパデイーマー部長がロシアに情報を売っていた。
ダグ・ヒギンズとハーベイ・マクミランはM16パデイーマー部長殺しをG13に依頼。
しかしG13に断られる。がっかりしたダグ・ヒギンズは酒におぼれM16の金を使い込み首になる。
(すでにG13は別の依頼者からパデイーマー部長殺しを依頼されていたから、ダグたちの依頼を断った)
 ダグはいろいろウクライナの歴史をジェレミー・デイビスに話す。
ウクライナは20世紀に6回も独立宣言をして、5回も挫折を味わった。
1991年、ソ連崩壊の中でようやく現在の独立国家として歩み始めた。
(われわれ英国人が住む、このちっぽけな島でさえ、連合王国としての寄り合いの悩みは尽きない)
(同じ島国でも、極東の日本などは、第二次世界大戦後アメリカの庇護下に入り、存亡をかけた駆け引きとは無縁で暮らすうちに、....
国家としての主張さえふやけてしまい、彼らには、真の独立への渇望もなければ闘争心もない)
(そんなことに悩まないですむ自分たちがいかに幸せか、ということにも国民は気づいていない)
 ウクライナのガリツィア師団は奇跡的に生き残った。
ナチスドイツの手先であるガリツィア師団8千人を、英国政府は対ソ連用のスパイ候補として採用し英国に受け入れたのだ。
 英国在郷軍人会連盟で働いていたOBの回想からわかったガリツィア師団。その師団のリストをもとにさらに調査した結果
Gとは、ガルツイア師団に志願したアレックス・オニールのこと。 彼がウクライナの暗殺未遂事件の黒幕だった。
 ハーベイ部長からG13は標的アレックス・オニールを依頼される。孫チモシーも一緒に城のテラスで撃たれる。
    トイレの描写に難点あり。 あんなに低くない。まるで日本のトイレ。

東ドイツの残骸 2007.3
 旧東ドイツ諜報機関シュタージ幹部のマルクス・ウオルフが亡くなった。
こうして旧東ドイツの歴史のキーパーソンがまた消えていく。
 ボン自由大学のユルゲンス教授はカレリン大佐から話を聞く。
KGBは、東ドイツのチャウシェスクのいるルーマニアにSファイルを運び出すよう本国から指令を受けた。
 チャウシェスクも民衆に殺され、ルーマニアも保管場所として安全ではなくなったので、空輸でロシア本国へ輸送することになった。
ウラノフ空軍少佐が運んだ。ウラノフはSファイルの一部を盗んだ。
モスクワでウラノフからSファイルを渡されたユルゲンス教授は超一級の歴史資料と喜ぶが....
一緒にSファイルを運んだ当事の部下のアゾフ副官がウラノフのところに来て、Sファイルが教授の手に渡ったことを知る。
 マイヤーは恋人サンドラに、教授がモスクワで手に入れた貴重なファイルのことを話す。
彼らが教授を訪ねると、直前に教授はアゾフに殺されていた。
 アゾフはSファイルを義兄バレンスキーに売ろうとする。
Sファイルは旧東ドイツとうじKGBと一心同体だった秘密警察シュタージに協力していたスパイたちの名簿
 そのなかには、新ドイツ連邦で元スパイの身分を隠して要職につぃている政府要人もいる。
 教授の部屋を整理していたサンドラは、発見したGファイルの資料にぼやけてピントの男G13が写っているのを見る。
 残りのSファイルを求めマイヤーの部屋に入ったバレンスキーは、Sファイルを持っていないマイヤーを殺す。
「Sファイルとは、旧東ドイツ時代ロシアKGBと一心同体だった秘密警察シュタージに協力していたスパイたちの名簿だ。
名簿の中には、新ドイツ連邦で元スパイの身分を隠して要職についている政府要人たちの名前もある。
 暗号名チャイカ 君たちの国(ドイツ)のエネルギー省代表ウオルフガング・ハインツの名前もある。」
そう死んでゆくマイヤーに教えるバレンスキー。
 アゾフからSファイルを受け取ったバレンスキーは、金を渡さずアゾフをホームに突き落とす。
 チャイカへ ロシアより愛をこめて ゆすられ始めたハインツ
サンドラは教授の隠していたGファイルを見つけ、チャイカの名前で呼び出したハインツにGファイルを渡す。
 Gファイルを見てピンチの自分を救ってくれるかもしれないと、G13に連絡を取るウオルフガング・ハインツ
彼の前にG13が現れた。
ハインツは、自分の過去を知るバレンスキーの抹殺をG13に依頼する。さらにSファイルの抹殺も依頼する。
 バレンスキーのトランクと同じ防護板つきトランクをG13に作った職人コリャーキンは、秘密を守らずバレンスキーに連絡を取っているときG13に殺される。
 G13にバレンスキーとSファイルの抹殺を依頼したハインツも最終的にG13に殺される。
サンドラからGファイルの入手先を聞いたG13はすべてを理解し、Gファイルをもつハインツが自分の秘密を知った男となると危険なので抹殺したのだ。

第173巻
ハインリッヒの法則 2008.6
東ドイツの原発設計者バーサイト博士の設計ミスは部下ゲオルク技師のネットの秘密の告発記事となり、
それを発見した女から記録USBを50万ユーロで買おうとするキャスターのギュンター。 (ハインツ博士が彼の代わりに50万ユーロを提供するが、女は殺されUSBは得られず)
バーサイト博士は核保有疑惑国の査察をしきっていたから、アメリカはギュンターのテレビでのこの指摘は困った。
ギュンターに秘密を売った女は秘密を守ろうとするバーサイトに殺される。
ゲオルク技師の残した証拠はベルリンの壁に埋め込まれてあった。ハインツ博士はG13にベルリンの壁から問題の証拠が出てくるのを妨害する動きを封じるよう依頼。
それはバーサイト博士の設計した再循環ポンプだった。
隠しても真実は白日にさらされる。
ハインリッヒの法則 とは、事故の背後に多数の軽い事故と原因があるということ。背後にミスを隠蔽せざるを得ない国家体制があったから。
すべてはハインツ博士が贖罪を願ってしたこと。博士はみんなの前で撃たれることをG13に依頼した。博士はシュタージに強迫され旧東ドイツのIM(非公式情報協力者)だった。
生き続ける遺体 2007.6
 遺体保存の最新技術のロシア科学者カフェルニコフは日本に招かれ技術の一部を紹介。
彼に近づくロシアの新聞記者ナターシャは聞く。
 レーニン廟に忍び込んだG13はレーニンの遺体ではなく、実験台となった部下の遺体を硬化
させ遺族の願いどおり墓地に埋葬されたことを。
この話を発表しようとするナターシャに、彼はG13に殺されるからやめろと警告する。
 はたして彼女はホテルで仲間にこのことを電話で話すと狙撃されるが、これは警告だと思う。
そこに、彼女を殺しに来たカフェルニコフの使者はG13に撃たれ、彼女は発表を断念する。
ノストーラの予言匣(よげんばこ) 2008.4
年金生活のアントノーフ博士のところに、博士の開発したソフトを奪いに来た悪人。
24時間以内に放射能を運ぶ龍が、西洋文明の象徴の地を汚染するという予言。
 ソ連の人工衛星は原子力電池を積んでいるため、放射能を撒き散らす恐れ。
問題の人工衛星を制御している敵の端末 その敵を撃つのをG13に依頼。しかし、敵はどこに。
TV中継車を装った車だ、なんとか敵の端末をつきとめ、敵を全員射殺し、人工衛星の制御はできたが。放射能が撒き散らされたというデマが広まりワシントンは大混乱。
本当の目的は米国の国防システムをダウンさせるのが目的だった。
危機に乗じてEOC(米国災害対策本部)から来た警備になりすまし彼らがやってくる。
それに気づいたG13は国防システムにウィスルを入力する一味を殲滅させる。


第174巻
極北のテロル 2008.1
 核廃棄物を撒き散らす汚れた爆弾をもって逃げたデゴス
彼らを倒すためにカナダ政府はG13に依頼する。
彼らイヌイットたちは石油パイプラインができてから狩ができなくなったので
テロを起こそうとしたのだ。
吹雪の中、犬そりで移動するデゴスたち。若い仲間は倒したカリブーの生肉を食わない。
若者ムーシンが家族にかけた電話から、政府はテロ計画を知った。(電話はテロ仲間では使用禁止なのに)
 極寒のノーススロープ開発区域で核廃棄物を時限爆弾で爆破し一帯を核汚染させようとする。
山頂に爆弾を仕掛けた二人の部下はしかし、G13に撃たれ、残りの部下ムーシンも撃たれ、最後にデゴスは捨て身のG13に撃たれてしまう。
聖なる銀行 2007.10
 銀行の不正融資の中心人物カッシーニ、口封じのためマフィアに殺される。
残された祖母と遺児ロッコは父の敵をうとうと思うが、反対にロッコは殺される。
彼の生命保険金をつかって祖母はG13に依頼する。 
バチカンのジョバンニ神父は、ロッコや祖母に同情し、顧客アローンのことを調べる。
 アローンとはアロゴンのこと。 アロゴンとはバチカンの裏金つくりシステムだった。
ピエトロ銀行地下のアロゴンシステム(コンピュータシステム)はG13に撃たれる。
ピエトロ銀行がマフィアと手を組んでマネーロンダリングをしていたことを知って 驚くジョバンニ神父。
復活・羅刹鳥 2007.8
中国の黄山で、女好きの曹承恩が羅刹鳥に殺された。
それはハングライダーかパラグライダーで飛んできたのではないかと推理されたが。
殺された男たちはいずれも囚人の遺体をつかった臓器ビジネスで私腹を肥やしていた。
その囚人たちとは、宗教団体法輪光のメンバーなのだ。
殺された囚人たちの敵をうつ姉と弟。
最後の敵が羅刹鳥に殺されたとき、その鳥はG13に撃たれる。
 特殊滑降ウェアはウィングスーツと呼ばれ、羅刹鳥の正体だった。鳥役の弟が撃たれた。
姉は復讐がすむまでG13が待ってくれたことを感謝する。


175巻
不可能進入 2008.8
リマの大富豪から、イリアナ・ベルズ殺害を依頼されるG13
しかし、彼女は 男は入られない女子刑務所に入っている。
 小型セスナ機が北側壁の横に不時着
怪我したG13は刑務所内で治療を受ける。G13の計画依頼どおり電子系システムは不能となる。
指笛でターゲットをおびき出したG13は彼女を撃つ。
殺人投資 2008.5
 FBI下級職員マーサは証券会社を首になったファロンにセックス中に
絶対に儲けるヘッジファンド会社ガディのことを話しするが。
黒人の大統領候補が狙撃されるという情報を利用して儲けようとする彼ら。
でG13は依頼人の裏切りとみなし、マーサを撃ってから、ほかのエージェントたちを始末し
最後にトップのアイバンがでG13に撃たれる。
死を呼ぶ汽笛 2007.12
山形県酒田港の専用埠頭の予定地でG13と会う平井社長。
 父親は怪我させられ、母親を殺された平井功輔は仇のクルチャトフをねらう。
ウラジオストクのKBP社のクラーキン顧問はG13に偶然事故に見せかけ感電死させられる。
そのクラーキンは当時ナホトカでクルチャトフという名で貿易商をいとなんでいた。
クルチャトフはマフィアの一味なので、ロシアの会社も彼はもう不要であった。

176巻
顔のない死神 2009.6
インド洋上のデイエゴ・ガルシア島
元武器密輸者幹部のアルキニス  M16、CIAに取り囲まれ
酒を飲みながら武器商人ガブリエルのことを話す。
誰にも顔を見せないガブリエル。彼の右手の小指に爪がない。
 警戒厳重な島に、ロシアのボルツ捜査官が現れる。
しかし、アルキニスは警戒して彼と握手しない。
 武器商人の殺人依頼をG13にしたのはロシア人だった。
謎の武器商人がボルツ捜査官になって現場に現れることをG13は聞いていたから逃げようとするターゲットを撃つ。
必殺の0.5秒 2008.10
 息子の手術費用を稼ぐスナイパーのブレット 必ず撃ち合って相手を倒す。
0.5秒の動き サウスポーで銃の右側に避けるという彼の動きをG13は読んでいた。
アジ・ダハーカの羽 2008.11
環境保護も視野に入れたヒロカミ教授
教授の意思をついで、主任ピハリはブルーム開発をするが
バイオエタノールの利権のため、ハーリ財団に殺された。
 教授は事態を心配して、パールシー教の僧に相談する。
僧は教授の死のあと、G13に依頼。
 G13に新車の販売中止、つまり車両に欠陥はあるが致命的ではないという形でプルーム販売を妨害することを依頼した。
G13は特殊な弾丸をつかって、車両をとめさせ火災を起こさせる。

177巻 欲望の輪廻転生 2008.9  日本円20億円を積んだ飛行機がネパールで墜落。 現地人(亡命チベット人)が発見し、チベットのテロ活動に使おうと考える。  フランス政府から中国政府に連絡が入り、中国公安の劉とネパール高官バトウールが現地に向かう。  フランス警察を名乗る男たちはヘリコプターで追いつき金を手にするが、 亡命チベット人にイタリア人であることを見破られ 追ってきたG13に撃たれる。  金を手にした中国公安の劉とネパール高官バトウール一味はG13から 依頼の偽りを確認したと宣告され殺される。 ピジョンブラッド  2008.5  ルビー・サファイア鑑別士ベッカーはハウゼン社をひきいるが 親会社ギュルダンの社長J・ギュルダンの娘婿になる。  そこでおさまらず親会社ギュルダンからダイヤモンド鑑定士をひきぬき ダイヤモンド鑑定もしようとするので副社長からG13に暗殺依頼するよう提案を受ける。  娘ソフィアはその話を聞き父親にベッカーの命を救うよう頼む。  困り果てた社長は、G13にベッカーを宝石業界から抹殺するよう依頼し、 G13はルビーを身につけ踊る女優スカーレット・サンドラのルビーを撃つ。 (硬いルビーにクラックを入れるのはダイヤを撃つ話を同じ) 夏の老人   2008.8  山形の刀の研ぎ師高柳廣一が亡くなる。 娘は貯金通帳に2か月に一度百万円が振り込まれているのに気がつく。  (友人に頼んで調べるとペルーの銀行を経由しているが、スイスからの振込みだった。ということがあとでわかる)  突然その娘の家に現れたG13は預けたものを受け取って立ち去る。  そのあと、友人と公安が訪れ、スイスから振り込まれていたこと、 縁側に落ちていた金属片を見つけ、G13がM16kトリガー部分の部品の研磨を 依頼したのだろうと推定する。  油を塗布したのでは、砂漠で埃が油につくし、極寒地では油が凍りつくから。

178巻 魑魅魍魎の井戸 2009.2  イラクの日本企業五領石油責任者佐嶋(空手有段者)とトウゴウが誘拐される。  米国ネオコン幹部たちに頼まれたG13は、テロリストたちのボス(ハッサン)探しと そのボス殺しを依頼される。ハッサンはG13に殺された。  イラン人とアメリカ人のハーフのデイクソンは交渉人として雇われ、佐嶋を助けにきたが 佐嶋から怪しまれるデイクソン 実は彼が真のボスだった。 彼はG13に撃たれる。    アレーナ・デイ・ヴェローナ  2009.4   歌えなくなったエンリコ・ペルッツイは、G13に舞台で死ぬことを依頼する。 舞台のアレーナで撮影を依頼されたヨシムラ、彼は狙撃犯も撮りたいと人手を集める。   観衆の中でG13は狙撃に成功する、自分を写したカメラも壊す。 許された命   2008.11   バーニーは不良どもと銀行ギャングをして、逃げ遅れ撃ち殺される。  バーニーの父親の依頼で3人はG13に殺され、一人残った女の殺しは5ヶ月延期 とG13は依頼者に言う。   女はバーニーの子供を産んで、医療提供の身体で多くの人命を助けたことになる。    バーニーの父は医者だった。女の身体を臓器移植につかったのだろう。

179巻 恐怖前夜 2008.12  世界金融恐慌を回避するためG13に頼むボルトン長官。  ボルトン長官がMIG顧問のストックマイヤーと電話すると、 ストックマイヤーは長官の頼みを断り(打ち合わせどうりに) G13に撃たれる。 ストックマイヤーは政府のてこいれに反対だった。  SEDのラングレー捜査官が南十字慈善団というファンドを追う。 ラングレー捜査官はこのファンドのマーチン・ジャックソンをインサイダー取引容疑で 調べるが証拠不十分で釈放。  MIGが政府のてこいれで持ち直したのでマーチン・ジャックソンのファンドは破産するだろう。   疑惑のペースメーカー 2008.12   心臓が狙撃され止ったら、ペースメーカーがそれまで収集したデータを発信して 自爆する装置、ベン・クラハイムがそのペースメーカーを埋め込まれた。 彼はスイスの核兵器に関する情報収集をしていた。  米国情報機関はG13に心臓とペースメーカーが同時に狙撃することを依頼。 工事の音にまぎれて、G13は標的の心臓とペースメーカーが同時に撃つ。   グアンタナモの地雷原  2009.10  グアンタナモ収容所での拷問を内部告発する者を殺すことを依頼されたG13  自分が1ヶ月たっても収容所の外に出られなかったら、秘密を暴露するという。(G13の身分保障)   雑居房の4人  カルダノ  ホック  ハルジー  G13   G13の言うように撤去した地雷をまた埋め戻す。 (雑居房の3人は地雷はないと思っている)   脱獄するG13のあとを追ってきた2人、しかしホックは追わない。 彼は読唇術で刑務官の会話を傍受。 ホックはG13に撃たれる。   獣の爪を折れ  2009.6  コンプリートギア社のスパイクで好記録を出すアレンのスパイクピンを折れば負けてエリックが優勝する。 そう考えたスポーツ用具メーカーのフレッドはG13に依頼。  しかし、コーチのラリーは不正はしたくないといい、G13にエリックをフライイングで失格させてくれと依頼。 G13の射撃で二度のフライイングのエリックは失格。スパイクピン1本折れたがアレンは金メダル。

180巻 ギザの醜聞 2009.7  英国ディアム大学の准教授マーチン・ウェザーは運の悪い男だった。 彼はエジプト調査会の会長エリオット・ウェザー卿の孫である。  発掘に数千万ポンド(数十億円)かけたが、発見したのはエジプトの遺跡ではなく、第二次世界大戦中に撃墜された英国のスピットファイアーだった。 税金のむだづかい! イギリス考古学会の看板に泥を塗るようなことをしてと祖父からしかられる准教授マーチン・ウェザー。  起死回生の発見をと願う彼に、大ピラミッドのキャップストーンというビッグネタを持ち込んできた男ムスタファ。 わらをもつかむ思いで、彼は瓦礫の山からキャップストーンが発見されるという話に大金をつかう。香港クーロン地区での取引。  ウェザー卿は専門家に調べさせたが、キャップストーンは本物である可能性が高かった。 しかし、念のため ウェザー卿はムスタファの身元を調べさせると、はたしてキャップストーンは捏造だったということがわかる。  ウェザー卿は一族の名誉を守るため孫の射殺をG13に依頼した。 キャップストーンを大ピラミッドに乗せるセレモニーをテロのしわざとみせてこわしたG13は次に准教授マーチン・ウェザーを撃った。   誰がそれを成し得たのか 2009.3   建築の世界は個人名が出る。ガウディしかり、辰野金吾しかし、丹下健三しかり。エッフェル塔も製作者の名前だ。 しかし、土木の世界は違う。黒四ダムも青函トンネルも代表者の名前はない。  土木工学会会長杉原の仙台国際センターでの講演のあとに対談したジャーナリスト深沢は、台湾の八田与一や田辺朔郎や広井勇の名をあげる。  杉原会長の語るフィリピンのカラミアン諸島オエステ島でのできごと。 ODAがらみで半年前にフィリピンに行ったのだ。  二日前に地震があり斜面崩壊で川がせき止められ大量の水がたまり、これが決壊すると下流に大きな被害を引き起こすことになる(河道閉塞)。 大型掘削機械もない技術者たちは考える。  爆弾漁をしている漁民たちからダイナマイトを集めて、巨大な岩(楔岩)の二ヶ所に爆弾をしかけ、最初に楔岩の下流側を崩し河道をふさぐ。 次に上流側を崩して土石流の方向を変える。地図によると楔岩の裏手近くに入り江があるから、うまくいくと 川はそこで流れを急変して海に落ちるはずである。  このような技術者の相談を小屋でしていると、不意に入り込んできたG13は聞くこともなく聞いていた。 だがタイミングよくダイナマイトを爆破するのに必要な遠隔装置はここあたりにはない。 ハンターと見受けられるG13に杉原会長は射撃を依頼する。  じつにうまくG13は楔岩の爆破のための射撃を時間のタイミングにあわせて成功させる。 トウゴウとだけ名のって立ち去った男の正体を、杉原は深沢に聞くが、深沢も知っていたが知らないと言う。  G13は実はフィリピン政府に頼まれて川の上流にあるマフィアの麻薬工場の作業員たち全員を射殺し、 隠してあったゴムボートで川をくだるつもりだったのだが、河道閉塞で下れなくなり小屋に入ってきたのだ。  G13は自分の生還ために河道閉塞を解決し、その結果、下流の村人たちの命を救ったのであった。 死への階  2009.8  シシリー島パッセローナ地方で、昔の仲間からの手紙を見たゼウス。 そこには、裏切られて警察に捕まり10年後に脱獄したが、妻子は行方不明、俺は必ずお前に復讐する。 今月最後の日にお前はG13に撃たれると書いてあった。  体を悪くしたゼウスは死を覚悟していた。部下のニキとヨアニスは仲が悪い。 と見せかけうらで手を組んでゼウスを出し抜いて儲けを二人で独占しようとする。  しかし、彼らのボスのゼウスは二人の裏切りに気づいていた。 もう一人の若い部下ニコラオスはへまばかりやって頼りないが、ゼウスは目をかけていた。。  いよいよG13に撃たれる時間が迫ってきた。目立つ服装をしたゼウスは、ニキとヨアニスとニコラオスを壇上にあげる。 裏切り者ニキとヨアニスを撃ったゼウスは、ニキとヨアニのボデイガードたちに自分の跡継ぎのニコラオスの身を守るようにと言う。 そして、裏切ればG13に撃たれるであろうと予言する。  たよりない印象のニコラオスは、実はゼウスを裏切った相棒の息子だったのだ。 ゼウスが死んだあとニコラオスは見違えるようにボスの風格になっていく。 ゼウスの遺言もあったから、ボディガードたちもニコラオスに忠節を誓っている。

  

181巻     ( 2016年7月19日 発刊) 楼蘭・さまよえる死神 2009.11  シンガポールでG13は5年前にウイグル自治区から逃亡したガーディ議長から、ロブノール核実験場の死の灰による被爆した 多くのウイグル人の極秘のカルテをもってタクラマカン砂漠に逃げたウルハムを襲う追っ手の始末を依頼される。  タクラマカン砂漠の楼蘭遺跡付近の核実験場のことを話題にしたG13に、ガーディ議長は特注の防護布やマスクを用意したことを伝える。  中国軍の陸大佐は極秘カルテを持って逃げるウルハムを撃つが、負傷したウルハムは逃げて砂漠の樹木調査をする フジヤマと中国人ガイド林に助けられる。彼らを追う陸大佐一行はとうとうフジヤマとウルハムを追い詰めあわやというときに、 G13が現れ陸大佐たちを全滅させフジヤマとウルハムを救う。ジープは破壊されたがG13は野生の駱駝を連れてきて二人をキルギスまで運ぶ。  キルギスに到達できたがウルハムは傷が元で死んでしまう。フジヤマはキルギスに到着してすぐ姿を消した男のことを医師に聞かれる。 キルギスの医師はその男も核汚染の恐れがあるという。 だが、フジヤマはその男からもらって毎日服用していた錠剤を医師に見せると、それは体内被曝に対し 排出効果のある重炭酸ナトリウムと放射性ヨウ素の経口薬、安定ヨウ素剤だった。それは被爆を免れる薬だった。  その男G13はフジヤマが集めた胡楊の年輪サンプルには中国の楼蘭の核実験データがつまっていることを教える。 同志ウルハムは決して犬死にではなかったとガーディ議長の代理ハムシュは言う。 フジヤマの集めた資料には、放射性降下物"死の灰"やセシウム137、放射性炭素などが年輪に記録されて残っている。  ハムシュとフジヤマは、中国軍に追われながらタクラマカン砂漠を越えて任務を全うするとは何という男だろうと感嘆するのだった。 凋落した名車  2010.2  ライマー社は関係の深いフォルツ社の株の31%を先月取得したと発表した。フォルツ株をこれ以上買い増ししないと発表したのに、 今月になってフォルツ株の61%まで買ったと公表した。 これは情報開示遅れの可能性があり検察庁が調査に入った。フォルツ株を大量に保有している大株主から株を買うため、 ライマー社は市場価格の1.5倍の価格提示をしたらしい。 もし株価格が1.5倍を上回ったら、上回った価格をライマー社が補填すると口約束があったが約束が果たされなかったらしい。  ライマー社のディートリヒ会長はバートランドCEOに怒りをぶつけるが、彼は会長の娘婿クルトがこの陰謀の黒幕だと述べる。 クルトはフォルツ社のCEOであった。もともとディートリヒ会長は娘とクルトとの結婚は反対だったが、 娘は妊娠していたのでやむなく結婚を認めた。  いっぽうクルトはバートランドに疑いを抱いて、妻のシュティフィにディートリヒ会長室に盗聴器をつけさせる。 バートランドCEOはディートリヒ会長に会社は大赤字のため買収を急がねばならないと説得する。 そのことを知ったクルトは、フォルツ社の新工場をベイン社に廃却することを発表する。 大赤字が公表され、ライマー社が倒産するか逆にフォルツ社に買収される恐れが強まり、ディートリヒ会長はクルトを始末しようと考える。 これはバートランドCEOの思う壺だった。  娘からバートランドCEOの正体を聞かされて、土壇場で自分の間違いに気がついたディートリヒ会長は緊急記者会見をする。 「私は、フォルツ社の買収計画を断念したことをここに発表する。....我がライマー家の家族13人は緊急で、今回の計画中止を表明する。 今後はクルト氏が率いるフォルツ社の傘下に入ることを宣言する」 これを聞いたクルトは義父の突然の発表に驚き「16人家族なのに13人家族とは」と思いながら運転していると 前方から鉄の支柱を積んだトラックが走ってくる。  あわやというときG13がロープを撃ったため支柱が落ちてきてブレーキとなりトラックは衝突をまぬがれる。 ディートリヒ会長は殺人依頼をキャンセルしたG13に感謝するのだった。なんとか依頼人の予定変更が伝わった。 裏切り者ライマー社のCEOバートランドは株の詐欺行為で逮捕される。同席者シュミットが録音していたから証拠が残った。

182巻 高度1万メートルのエピデミック 2009.9  カイロ発ニューヨーク行き飛行機が大西洋上を飛ぶ。 乗客女性が強力なウイルスに感染していることがわかった。 彼女はテロ集団にウイルスを感染させられたのだ。  機長うが患者を見に行っている間に、副操縦士はコックピットを閉鎖した。 自分が感染したくないから。 ニューヨーク行きに固守する副操縦士に対し、政府はアンドリュース空軍基地への着陸を決定した。  1万メートル上空で政府命令に従わない副操縦士を射殺することをG13に依頼する。 リセットボタンを押さないと、誰もコックピットに入られない。 G13は2発で、副操縦士を射殺し、リセットボタンをかすめてスイッチ切り替えに成功する。 甦る潜像  2009.5  アンデス山中から氷漬けの遺体発見 彼女のものとみられるライカのカメラ。 それは、ヘリコプターから落とされたモニカだった。 かつてモニカの恋人だったラウル会長は、モニカのカメラのフィルムに自分が写っている ことを恐れ、自分で始末しようとしているところにG13が現れる。 ラウルはチリの軍政に加担し、反政府グループを弾圧した。その現場をモニカに見られたのだ。  いっぽうCIA工作員だったゴードンは、モニカのカメラのフィルム消去をG13に依頼。 G13はフィルムを焼き、そこにいたラウルを撃ち殺す。  ゴードンには、息子が不良グループに付き合っていることを心配し、 その不良たちを殺した過去がある。その息子もいまは上院議員。 不良の孫をゴードンに殺された老人から頼まれたG13 ゴードンを射殺する。 偽装依頼  2010.4  本当に依頼主から500万ドルを受け取り、250万ドルをピンハネしてG13に依頼する という元CIAのランスフォードの計画に、友人は危険だという。  ドン・フェデーリはチャイニーズマフィアのイーサン・タオの殺しをランスフォードに依頼。 ドン・フェデーリに成りすました売れない俳優は、G13に絶対に謀殺と疑われない殺し方で と注文する。 G13はゴルフ中のタオのボーガンで頭に矢を打ち込む。  しかし、G13はドン・フェデーリに関する調査を依頼、 爪の変形が認めらず、偽物ではないかという調査結果だった。  G13は本物のドン・フェデーリに会って、金のケースに発信機をつけることを依頼する。 ランスフォードのところに乗り込んだG13は彼を殺し、偽のドン・フェデーリに 本人フェデーリに金を返すよう言うが、彼は逃亡するので手下に殺される。

183巻 キメラの動力  2010.5  G13に依頼した中国大使館員ホー秀英 右派政権アルバラード司令官の死後、左派政権が(日本の会社との)契約を反故にして 中国がリチウム開発権を握る。  大会社タイガに提携を蹴った技術力のパッソーナは、藤山重工と組もうとする。 タイガは米国でHVリコールになりそう。 悪いことは重なり、東証でタイガの株も急落 及川部長の将来はない。 彼の後輩が公安にいて、あの東証のシステムダウンはG13のしわざという。  及川は10億もの使途不明金を出してクビになる。  (及川)から依頼されたG13のリチウム生産ラインの破壊対策のための金らしい。 弧桐は、佐山に及川の動きとG13の動向わ探らせる。  弧桐は佐山を通じてG13に依頼したことがある。 工場の出入口にスチール製の壁を立てた。 それを聞いたG13は、家事騒ぎで混乱している工場の防犯システムをやぶ、 りリチウム工場がG13により破壊された。 かくして、及川は業務上横領容疑で逮捕されたが、弧桐に復讐をした。 檻の国  2009.12  ハマスに対抗するファタハ党は、イスラエルと当面組んでいる。  エジプト総合情報庁のアフマド・ハーミド部長はG13にファタハ党の党首 ナビール・アブナハラ殺しを依頼。 丘の上のナビール邸宅がターゲット。  センサーが狙撃犯をキャッチすると、20秒後に上からミサイルが飛んでくる。 G13は古井戸に逃げる横穴を掘れと指令する。 ナビールはG13に撃たれる。即ミサイルが飛んでくる。古井戸に逃げたG13は撃たれけがをする。 G13をエジピトまで連れて逃げるサイードは、しかし裏切ってG13を地下に閉じ込めてしまう。 G13は長老の手下によって救われ、サイードは長老の手下に撃たれ、 G13はアフマド・ハーミド部長を撃つ。

184巻 ACT-X  2010.7  メキシコの環境テロ組織のエルナンド・エレーラとの単独インタビュー約束に成功。 しかしそこに行くという朝比奈は危険だと止められる。 支局長は(インタビュー相手を怒らせる)朝比奈の代わりに、梶本に行けと命ずる。 朝比奈には、ユカタン半島カンクンでのビーチバレーボール国際大会の取材を命じる。  朝比奈は、コロンビアの麻薬マフィアのペレスの姿を見つける。 ペレスはこの大会でACT−Xの効果をアピールするらしい。 ACT−Xとは、人間の反応速度を飛躍的に向上される薬。  ペレスと話をしたアンヘルは、(ACT−Xは)ドーピングには抵触しないと思っているらしい。 この薬のせいで、無名の新人アナとマリア相手に日本選手は苦戦した。 ロドリゲス博士のもとに行く朝比奈はアナとマリアに殺される。 ニューヨークで米軍からG13はロドリゲス博士殺しを依頼された。 薬のせいで動きの素早いアナとマリアをなんとか倒し、 傭兵たちのすきをねらってわずかの開けたドアの隙間から博士を射撃する。  梶本は支局長に、コロンビアでカバンごとチンピラにとられたから携帯もなく、 連絡できなかったと言い訳する。 そこに朝比奈の死体発見ニュースが入ってくる。驚く梶本 日本・ASEAN会議   2011.5  高松市で日本とASEAN十か国の交通大臣による会議が開催される。 中国のテロ組織がテロをするという情報が入ってきた。 国交省官房審議官日村忠彦はG13にテロ防止を依頼するが。  四国一高いシンボルツリービル、半年前に入居した王玲物産はあやしい。 捜査員たちは、王玲物産の中に踏み込んで銃撃戦となり、テロリストは 「3時間後に爆発する。米原大臣暗殺は失敗したが、会議は中止だ」と言って自殺する。  テロリストはメールで3か所に仕掛けた爆弾の起爆タイマーにスイッチを入れた。 小畑は、一つは空港、一つはラクイラに、残りは瀬戸大橋に仕掛けられたと推定する。 女性捜査員の川口は空港の女子トイレの天井から爆弾発見。 彼女は処置班到着を待たず自分でハサミでコード断線。  残りは瀬戸大橋の中央部の橋げたの真裏にあった。 下からコードを狙えば、起爆装置にも弾丸があたる。起爆装置の破壊は即座にスイッチが入る。 主塔からの射撃は、橋げたは水平でなく緩いアーチ状になっているから死角になる、 G13の指示で1000トン列車を走らせる。こうすれば、中央部で5メートルちかく沈み込む。 あと3分というとき射撃に成功する。 ジンネマンの1時間  2010.6  祖母を安楽死させ、全財産を受け取った医師ジンネマンの殺害を依頼されたG13 標的の医師は車で走らせるがタイヤがパンク。  彼はたまたま事故車を目撃、その車の女はけがをしている。 救急車に連絡し来るのを待つ医師ジンネマン。  その間に、医師は安楽死を願う家族たちのことを回想する。 金をもらって安楽死させる悪徳医師と評判になったことを回想する。  怪我をした女の持ち物から、彼女は糖尿病患者で低血糖のため意識低下で 運転事故になったことを知る。 彼女は産気づいて病院に行くところだった。 そこで医師は彼女の出産を手助けする。救急車も着いた。 一部始終見ていたG13は無事出産が終ってから、医師を撃つ。

185 巻 天空の毒牙  2010.10  ガート・マクラレーンは父親の遺産を受けるつもりが、四つの銀行は、証拠不足と して遺産は渡さない。  父の遺言で妻と息子が遺産相続したのだが、彼らは飛行機事故で一族全員と死亡。 そして、ガート・マクラレーンが自分に権利があると名乗り出たのだ。 だが、父親の遺灰は散骨されDNA鑑定は不可能。非嫡出子の彼を事故死した妻子は認めなかった。 G13に指摘され、父の財産はガート・マクラレーンに渡されず、四銀行の利益としたことをビヤールは認めた。(G13に白状した)  アルプス・シュルトホルン展望台に逃げ込んだビヤール頭取 3人を殺した ガート・マクラレーンは最後の仕事と狙う。ガード殺しを依頼されたG13 むかしG13に打ち抜かれた時計を戒めに持つジャヌー警部 G13は特注リモコンのヘリコプターに吊り下げられ現地に現れ、犯人の操縦する「毒蛇の牙付き小さなヘリ」を撃った。 そして、逆探知情報から犯人の居所を知り、犯人ガート・マクラレーを射殺した。  G13を捕まえられなかったジャヌー警部 彼の妻ブレンダは、恐ろしいテロリストを追うなら離婚するといった約束通り去っていった。 史上初の狙撃者 ザ・ファースト・スナイパー   2010.3  織田信長を狙った杉谷善住坊は種子島銃”火龍”と”水龍”で失敗。 杉谷俊一の父が琵琶湖リゾート開発に反対し、元建設大臣島崎大吾に殺された 杉谷俊一はG13に、その種子島銃で1度目は失敗、2度目に殺すという射撃を依頼。 火縄銃は施条線がない。2週間の後にG13は決行する。 G13がアフリカに飛びエチオピア産の羊皮をイタリアに持っていって作らせた手袋は はめると皮膚と同じ感覚  成功したG13は依頼者に「撃ち方待ての弾は伸びる」と言って去った。 2発目は、前の弾丸が発射した余熱で砲身が熱せられ、火薬の燃焼スピードが早くなる。 それを防ぐため、G13は水でぬらしたサラシを銃床に巻いたのだった。  杉谷善住坊が二度目の種子島銃”水龍”で失敗したのは信長を待つとき何度も火縄に火をつけ温めたから。(すぐ2度目を撃てるよう火縄の準備した) カリブの人喰い菌  2009.12  カリブ海で誰もいないミダス号が発見された。 沿岸警備隊はマクレーン女医を同行し、ミダス号に乗り込む。 3日前、この船のオーナーのベネット・ベイルとグレッグ・ブルームとマイク・ガラハーがベッドで治療を受けたが亡くなる。   航海日誌用のパソコンを見た女医は、人喰い菌つまりビブリオ・ナルニフィカス菌で亡くなったと説明する。 生の魚介類を食べると、感染すると数時間から数日で手足の組織が壊死する。 健康人は下痢程度ですむが、肝臓疾患のある者、大酒飲み、糖尿病患者、免疫力の落ちている老人は死にいたる。 船長は遺体を海に捨てたかったが、ロバート医師は感染が広がる恐れがあるとして反対。 ロバート医師も重症となり電話連絡をしようとして、船長に撃たれる。  3人の遺体を海に投げ込み、船長以下すべての船員は逃亡したのだ。 そのあと、(依頼人は老後のための蓄えを失ったのに、傾きかけた会社から多額の 退職金を手に悠々自適の)船のオーナーのベネット・ベイの暗殺を依頼されたG13が きて、もう標的は死んでいることを知り去った。 自分も感染したときにそなえ、ドキシサイクリンを自分の分だけ持ち去った。  その3時間後に女医たちがきたのだった。女医はパソコンデーターから推定する。

186 巻 BROTHERHOOD・絆  2010.8  某国が日本に印刷を依頼した新国債券 ソマリア沖で海賊にコンテナが襲撃された。 コンテナ船の船底に隠されている国債を海賊が見つけたら大変なことになる。 国債が横流しされたり、その国債を縦に脅迫や取引を持ちかけられたら、 国債券発行の当事国だけでなく日本も深刻な局面にさらされる。  エチオピアのオガデン地域でスポーツ医学の知識をもとに難民の怪我した人々の 応急手当をする弟良助 海賊にパイプを通じているというソマリア遊牧民の部族長ナディブは、良助に助けられたので恩があるので 兄敬一は良助にナディブの力でコンテナを返してもらうよう交渉してくれと頼む。  しかし、義姉の危篤の時にも仕事だといって会わなかった兄を、弟は許さない。 武力で一帯を治めているムハンマドの再来はナディブの弟だった。ナディブも弟の暴力的 行為はよくないと思っている。弟ムハンマドの再来の奇跡の石さえなければ弟は無法なことを しなくなり、あの厄災さえとりのぞかれれば、みなは安寧な眠りを取り戻せるのだが と良助に言うナディブ。  それを聞いて兄敬一はG13に依頼する。依頼の場面に出てきた良助はG13に撃たれそう になるが、自分は目撃者ではなく兄と一緒の依頼人だという。  (兄は弟を危険な目に合わせたくなかったので自分一人で依頼するつもりだったが)  G13に奇跡の石を撃たれたムハンマドの再来はカリスマ性を失う。 弟ムハンマドの再来は殺されなかったので、兄のナディブは協力的になる。 コンテナは回収され、すべて解決。 異次元実験の危機  2011.2  セルン欧州合同原子核研究機構はスイスにある。(フランスとの国境地帯) 美人物理学者ミルザ博士は異次元実験に期待するが、同僚だけでなく読者も理解できない?。  今朝、マコン変電所で大問題が発生。 変電所の送電室で細工がされていた。高電圧の異常接触で、送電設備が破壊される細工が発見された。  成功したら、マコン市一帯が大停電になり、同時にセルンへの電力供給もストップ。  セルンの活動停止をねらうテロリスト そう感じた物理学者ミルザはG13に依頼する。 ミルザはマードックに頼み、彼のルートで直接G13に仕事を説明する。 ミルザはマコン変電所が壊されたらセルンにも大きい被害が及ぶことを危惧している 短時間にそうG13は理解する。 ミルザがG13に依頼するのは、変電所を破壊しようと企むテロ行為の阻止と、首謀者の排除だった。  マコンサーバーに供給されている電力が停電したら、リヨン・クラウドは終わり。 数百の企業データーはすべて消えてしまう。 リヨン・クラウドの死刑執行人がセルンにいるセルヴッチだ。この陰謀計画者の水も漏らさぬ要所要所の配置。 セルヴッチは肉親が世話になっているため、彼の言うことを絶対にきかないといけない。  G13はセルンの加速器の構造的欠陥を突いて破壊し、行き場のない大電力を逆流させ 許容量を超えた大電流でマコン変電所を潰し、一帯を停電に追い込む、という全体計画に気づく。  このテロ計画をもくろむのは業界三位のバドル・クラウド イルヴェスCEO 高速中性子にさらされる危険な場で、爆破しようとするセルヴッチを撃つG13 セルンは爆発せず、変電所の異変は起きず。 計画の失敗を知ったイルヴェスCEO 次は自分が狙われると思って逃げるが、G13に撃たれる。   バドル・クラウド イルヴェスCEOの狙いは、大停電によるセルンの破壊ではなく、ライバル会社の顧客データの消去だった。 禁忌のスコープ  2010.8  カンボジアの奥地で偶然見つけたライフルのスコープを、日本に持ち帰って 友人レンズマニアの柳井に見せる原。 柳井は、これはドイツ製のスコープだと言う。 柳井はすぐにスカイプでジャクソンと会話すると、中に有毒ガスが入っているから 分解するのはやめろと言われ さらに、それはM16のスコープだから、だれにも知らせるなと言われる。  しかし、スコープの秘密を知りたい柳井は友人の分析研究員から密封容器を借りる。 いよいよ中を開けようとしたときジャクソンが飛び込んでくる。 銃をかまえて禁忌のスコープを渡せというジャクソンに柳井は拒絶する。 が撃たれのはジャクソンだった。そして、携帯電話が鳴り、建物の外のG13から 生きていたければスコープを窓の外に捨てろと言われる。 恐怖にかられた原はスコープを窓の外に捨てる。  ジャクソンからスコープの売り込みを受けたアメリカの銃器メーカーは、 G13のM16のスコープだと期待していたが、ジャクソンが東京で射殺されたことを知る。 彼らも危険を感じ、情報はすべて消した。  一年前にカンボジアの山奥のホテルに配送途中の郵便配達車が突然の土石流に巻き 込まれ車ごと流された。 そのG13のスコープを偶然拾ったのが日本人原だった。

187 巻 極北航路  2010.12  日本あおぞら党峯岸代議士は増毛で後援会で支援者たちに囲まれ忙しい。 彼の父は戦後に帰国せずソ連で暮らし、彼に弟のいたことがわかる。 混血の弟シェパーキンは 極東ロシア発展のため、兄に力を貸してほしいと頼む。 地球温暖化で極北航路の開発を弟は語る。(日本とヨーロッパを結ぶ南回りルートより北極ルートが短い)  増岡総理は東京選挙区だが生まれは北海道。峯岸は増岡に話し、資金のめどがついたのに弟が消えた。 米国にいるモスクワ政府高官はG13にシェパーキンの狙撃を依頼。  G13とシェパーキンは森林火災の中で対決。(二人が対決するに至るいきさつは不明。シェパーキンのカン?) トナカイの群れが走ってきたため、シェパーキンは姿がG13に目にさらされ撃たれる。  モスクワ政府は極東地域の経済的独立機運への警告を与えたことになる。 久嶋が米国からの資料(G13がシェパーキンを撃った報告書)を峰岸に見せる。米国は知っていた。 標的は陽気な悪魔    2010.9  ジンバブエの監獄 ボネットの豪華な食事は最後の食事だから。 ボネットは現在の政治情勢は知らない。 彼は、G13にジンバブエの準備銀行総裁グノの射殺を依頼。 グノはドイツの印刷会社に高額紙幣を印刷させハイペースのインフレを進行させている。 印刷代金をキックバックさせ、その半分はムンベ大統領に上納させている。 貧しい庶民たちから集めたジンバブエ紙幣、今朝の時点で100万ドルだが換金時には大きく減るだろう。 その下落の件はG13は、自分の問題だという。  仕事はなされ、G13が南アフリカで換金すると100万ドルではなく10万ドルになっていた。 裁判でG13とのかかわりを否定するボネット。弁護士は次々と彼に有利な証拠をだし ついにドイツ検察庁のブレヒト検察官の登場、彼はキックバックさせた裏金の半分はムンベ大統領に上納されていたと推定する。  この上納が否定されるなら、ボネットはドイツ検察庁で証人喚問するという。 G13に依頼があったのならドイツ検察庁はボネットを承認関門して徹底的に調べるという。 かくして、彼は無罪となる。  グノの暗殺のあと、ジンバブエの準備銀行は公務員の給料を米ドルで支払うようになり、 ジンバブエドルの発行を停止しインフレはなくなったのだ。 消えた原稿    2010.12  ニールは局長賞をもらえそう。 みなでお祝い。 若いケインは彼の原稿をニールに見てもらう。  大学の旧友ガセルが現れ、二人でホテルのバーで飲むうち、ニールはケインの原稿を ガセルに見せた。 翌朝酔いからさめたニールにガセルはその原稿を買いたいという。  ガセルと恋人カリーを招待し豪華な食事、ガセルはもっと推敲してから原稿を渡すという。 (実はカリーの父親が経営権をもつ出版社で出すというので間接的のことわったのだ) 依頼された殺し屋はニールの原稿を始末し、カリーのコンピューターの原稿の処分したがカリーを殺してしまう。 カリーの父親は陰のメデア王だ、娘を殺したCIAとガセルを憎むぞというニール ニールがそれを言う間もなく、ガセルは車の中で撃たれた。  ニールはケインの原稿を手直ししてやろうとコピーしていた。日本と極東ロシアが新しい経済圏をつくり、 地球温暖化で極北航路の開発をするかもしれない。マリンニューデイル計画 これをCIAは発表させたくなかった。

188 巻 キャノピーからの使者  2011.1  G13は コスタリカで生物学者ジョージ・イートン博士の乗るゴンドラのワイヤーロープの切断を依頼された。 博士は製薬会社の協力員だったが、競合メーカー薬剤耐性菌に対する新薬開発のための新種の生物を売り渡したのだ。 飼い犬に手を咬まれた。 だから殺す。  首尾よくワイヤーが切れ博士は死ぬ。警察は風が吹いて古いワイヤーが切れたから、単なる事故だと断定。 しかし、博士の娘はワイヤー断面の顕微鏡写真をFBIに提供し、ニッケル金属粉の付着から、狙撃されたと判定する。  娘は、G13を殺すべく、G13の部屋のドアのノブに毒を塗る。 異変に気が付いたG13は、 スイスからコスタリカに飛び、現地のドンガと助手を緊急に呼ぶ。矢毒ガエルのせいだと診断したドンガはG13を治療する。 治療の終わったG13が安静に寝ているとき、父の仇とばかりマフィアのボス一味が乗り込んでくる。 必死のG13は彼ら3人を撃ち殺す。 浴室に隠れていたドンガはG13に礼を言う。 そしてドンガは部下が裏切ってG13のことをマフィアに知らせ大金を受け取ったことを知り、部下を殺す。 かくして大金はG13の治療費だとして自分のものにする。 いっぽう博士の娘ウルガはG13に車のタイヤを撃たれ事故死する。 巨人共のシナリオ   2011.9  ジャスミン革命は民主化で賛成という米国政府、だが地政学的に重要で、産油国ならば長期独裁政権も容認する という米国のダブルスタンダード。これは米国政府高官たちの間でも常識。  (途中は省略) この話、最後は米国と中国の対決 民主化を要求する米国政府に中国政府は強く拒絶。  沖縄周辺を航行する中国原子力駆逐艦は、米国艦隊と対決。  中国駆逐艦から発射した魚雷、あわてた米軍はかねてから依頼のG13に緊急連絡。  G13は海中で中国魚雷をかわし、かわりに中国駆逐艦のスクリューを魚雷で破壊する。 かくして中国軍は日本近海から米軍を追い出す作戦を延期した。 善人の死  2011.3  クリスマスイブ モーリス署長はテッドの家に行くが何もないと判断して帰宅する (半月前 女房の浮気を心配し酔いつぶれたテッドを自宅に運んだ)。 自宅で家族とくつろぐ署長に、警官が「テッド邸で銃声があり、様子を見に入った警官と銃撃戦、 容疑者は射殺、テッドと妻は殺されていた、幼い娘だけ助かる」と報告。   窓カーテンの異変に気付いていた署長は、あのとき乗り込んでいればと後悔する。モーリス署長は辞表を出し離婚する。  時は流れ、いまはモーリス保安官となり、放火魔の神父をつかまえる。(神父の部屋から目覚まし時計を使った手製の時限発火装置が発見された) マスコミのインタヴューを受け、彼は自分は立派な人間ではなく、クリスマスイブの夜、 窓のカーテンから危険だとシグナルを発していた現場から立ち去り、家族の待つ自宅へ急いだことを懺悔する。  それをテレビで見たテッドの娘は許せず、保安官から毎月送られ (ためた)お金でG13に保安官殺人を依頼する。

189 巻 G13ファイル  2016.1?  アメリカ人ジョルダンは、世界一有名な告発サイト、リアルリークスの創設者  アメリカの国家機密を25万点も入手し、自身のサイトで、随時発表していた最中に逮捕される。 彼はスウェーデンに滞在中に娼婦を暴行した容疑で逮捕状が出ていた。 彼は英国で逮捕されたのだ。  彼の恋人である弁護人レイラ・パーシーは彼と面会する。 彼女は、獄中のジョルダンとG13を携帯電話で話すよう細工した。  ジョルダンはG13に言う。  「俺が殺されたら、俺の仲間がG13ファイルを持っているからG13ファイルは消せない」  それに対して、G13はジョルダンに言う。  「いつの時代であろうと、光あるところには必ず闇がある。」 「ネットは単に、通信の発展型でしかない。」 「運営するのは、”人”だ。」  (G13は取引はしないちう返事)  イギリスから飛行機でスウェーデンに向かうジョルダン ストックホルムの空港では無事だったジョルダンは車で運ばれるが、突進してくるトラックがあった。 トラック運転手はG13に狙撃された。 トラックは爆破された。    そこには中国国家安全部の柳個人の陰謀があった。柳は、リアルリークスによる、チャイナマネー問題 のリークを極端に恐れていた。 G13が、ジョルダンを殺害するの待っていた柳だが、G13の動きがないことに焦り、 身辺の帳簿などを整理したりする時間稼ぎのために、ジョルダンを殺害して、 リークを遅らせた上で、その罪をG13に被せる計画を立案。 自動車による攻撃を仕掛けたが、G13がその行為を阻止する形で、トラック運転手を射殺。  さらに、柳自身がジョルダン殺害を行おうとしたが、これもG13が柳を射殺して阻止。  G13は狙撃するが、ジョルダンの額に埋め込んでいたICチップに弾丸が当たり助かる。 これはG13の意図するところで、ICチップは破壊され、G13ファイルは消滅した。 コピーはあるが、そのG13ファイルを入手してリークしたら、誰でも殺害されるぞと警告したのである。 恐怖にかられたジョルダンはG13ファイルのリークをあきらめる。 ミクロの油田  2016.4  水島大学白髪(しらが)研究室の助手塩見は、G13がらみで警察からマークされていた。   炭化水素を生み出す藻類の研究 日本を石油問題から救う研究なのだ。 米国でも巨額をつぎ込み研究するチャップマン主任は、塩見助手をだきこみ、 問題のオーランチオキトリウムのクローン株を入手。  なんと塩見助手は、チャップマン主任から知識を受け、毒性の強いオーランチオキトリウム変異種 にして、工場排水溝に投げ込み、共同研究の企業に開発意欲を失わせたのだ。 塩見は、自分の周りにG13が嗅ぎ回っているという日本の警察情報を言う。それを聞いて慌てるチャップマン主任たち。  マスコミを集めたG13は、アンテナ修理に見せかけ、アンテナの陰から射撃し オイルタンクに穴おあけてから、オイルの染み込んだ枯葉を狙って曳光弾を打ち込んだ。 研究施設は火事になりそのどさくさに、チャップマン主任も塩見も狙撃される。  誰がG13に依頼したのか。 おそらくアメリカのオイル開発を恐れるOPECだろう。 日本のお寒い研究環境は熟知しているから、日本は標的ではないのだろう。  (ラストとして)白髪教授から入手したオーランチオキトリウムのクローン株をオハイオ州のニッケイ食品工場は、白髪教授と大事に育て、石油生産の可能性に取り組むのである。

190 巻 スヴァールバル 冷たい海岸  2011.4  スヴァールバル諸島の炭鉱で働いていた父がムルマンスク港で撃たれて発見されたという。 しかし、彼の息子オルグ・キリヤコフは父の鼻の中に炭塵を見つけ、父は炭鉱の中で落盤事故で死んだと思う。 (通常は炭鉱からあがって、シャワーを浴びて、きれいな体になるから)  オルグは父の不審死を調べるために、スヴァールバル諸島へ行こうとする。 スヴァールバル諸島行きの船の中で具合の悪くなったスカルディンを助けたオルグ  父の働いていたスヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島で聞いても、みんな口をとざす。 探鉱作業長ホフロフも本当のことは教えてくれない。  イワン・イズマイロフ老人に無理に聞くと少し事情を話してくれるが オルグは手厚い労災補償を得ているだろうからこれ以上動くなと忠告される。  困ったオルグはスカルディンのところへ行く。 ひそかに、スヴァールバル諸島の炭鉱で資源採掘しているロシアとノルウェイ だが、地球温暖化で温室効果ガス排出ゼロを達成するには、ロシアはノルウェイに10年は遅れるだろう。 ここで落盤事故など起こしたら、問題にされロシアはきわめて不利になる。だから落盤事故は闇にほうむり、父は落盤事故死とされなかったと説明をうける。  スカルディンはオルグに、エネルギー長官ユーリ・イグナチョフが視察に来るから同行するようアドバイスする。 G13の射撃で起こした落盤事故を見たユーリ・イグナチョフは、「また死人が出たら、前のように処分しなけれならん」ともらす。 それを聞いたオルグは父が殺されたことを確信しユーリ・イグナチョフに詰めよる。 ユーリ・イグナチョフはオルグに銃を向けるが、G13に射殺される。  昔のKGB仲間だったが、私腹を肥やすエネルギー長官ユーリ・イグナチョフに失望したスカルディンは、医者から余命半年と宣告されていて ユーリ・イグナチョフの射殺をG13に依頼したのだった。 外交伝説の男  2011.8  伊那出身の桐嶋章太郎は優秀な外交官だったが、中国との結びつきが強く、中国に進出した日本企業はみな彼の世話になった。 だが、結局 それら日本企業の技術は中国に盗まれる。  日本の新幹線技術を巧妙に盗む中国、その裏に桐嶋がいた。  桐嶋は日本のことより中国のために働いていると、日本の外務省も認めるようになった。 もはや、桐嶋は日本の敵だ。  上海の桐嶋の屋敷は難攻不落 とてもG13でも狙撃できない。 そこでG13は作戦を練る。  伊那で少年時代に昆虫採集に明け暮れたという桐嶋の話を聞いたG13 蛍を見るため消灯し庭に降りた桐嶋は なぜか蛍は桐嶋の胸に集まるのに気づく。 G13の射撃 推定光度2.5カンデラで狙撃対象特定  G13は、共産党からの贈り物に偽装して、左胸に蛍のフェロモンをしみこませた伊奈紬を贈ったのだ。  また G13はヘリウムガスの風船で蛍を入れた籠を飛ばし、射撃で籠から蛍を庭にばらまいていた。 FRIENDS  2011.10  チンピラにからまれていたリビア人アミナを救ったヘンリーとスティーブ 3人は親友になる。 やがて ヘンリーは辣腕ファンドマネージャー、スティーブは通信機器の商人 そして アミナは貿易商として成功した女性実業家となって三人は歓談する。  ヘンリーは食料、医療品、文房具などをリビアの反政府戦闘で傷ついた人々に届けと考える。 そのため確実にコンテナが届くように、反政府ゲリラの幹部と連絡をとりたいとアミナに頼む。  税関からの知らせで、消費期限の可能性のある荷物を開けたアミナは、武器を発見する。 ヘンリーは反政府に恩を売っておくと、彼らが新政府を立てたとき石油利権げテぬ入ると考えていることをあかす。  だが、ヘンリーは武器のことは知らなかった、その積み荷は、彼に資金提供したスティーブから頼まれたものだったと気がつく。  スティーブはCIA要員だった。 圧政に苦しむ民衆を助けるため革命を側面から支援してきた。 政府と反政府の戦い、正義のための人殺し もうたくさん もう見たくないと思ったアミナはG13に自分の狙撃を依頼した。 二人の男の親友の前に狙撃されたアミナ

191 巻 1万キロの狙撃  2012.2  アメリカ南部ニューメキシコ州カートランド軍事基地、遠隔操作で空からリビアの指導者カッダーフ大佐の車列を攻撃し、とうとうカッダーフは排水溝に逃げ込み反政府軍に撃たれた。 つぎはカッダーフの三男アルファジリをマークし、彼がベンツでチュニジアに逃げ込む前に彼の車を破壊させ、逃げる彼を反政府軍に殺させる作戦、  だが着弾は車に命中し標的は瀕死の重傷を負う、なんと撃たれたのは三男アルファジリではなくG13だった。 G13は、車内を補強した鉄パイプが腹部に刺さり、右足も折れているではないか。G13はトラックで逃げる。 G13に個人的な恨みのあるジーター少佐は、ペンタゴン上層部に指示を仰がず、このままG13を追い詰め抹殺しようとする。  鉄パイプを抜けば大出血でG13は死ぬ。必死のG13はトンネル内で女の運転する赤いフォルクスワーゲンに移り女に運転させ逃げる、 こうなれば 医療施術ロボットのレオナルドを使って治すしかない、だがレオラルド使い訓練を受けた医師たちはいない。携帯電話で仲間と話すG13はそれでもチュニスに向かう。  必死のG13は空からの爆弾を受けながら、警察たちに追われながら、パトカーを奪いチュニス総合病院にたどり着き、女に財布ごと渡し別れる。(少なくとも1万ドルある) 肝心のロボットのレオナルドは3階にあったが、G13の目の前で空からの爆撃で破壊される。 これでG13は死ぬとジーター少佐以下4名は、3日後にカリフォルニアの保養地でG13の最後の報告を待つが、G13の遺体は発見されなかった。  G13は地下室にあった もう一つの医療施術ロボットのレオナルドのパーツ(ネット通信機能の故障のため放置されていた)を自分で組み立て、それを一人で使って自分の治療をしたらしい。  報告を聞いて驚くジーター少佐以下4名は、もしかするとG13の反撃があるかもしれないと思う。そのとき狙撃のレオナルドが現れ、ジーター少佐以下4名を襲う。 G13は地中海のサルディーニャ島のカリャ市の病院にいた。彼はカリフォルニアの仲間を使ってジーター少佐以下4名を殺させたというわけ。 G13から金をもらった女は、裁判に勝ち夫から息子ナジームを取り返しG13に感謝するのだった。 G13のあくなき目的に向って進む強い意志に感動しながら。 流星雨の彼方で  2012.1  NASAの研究員ポール・スペイシーは寝物語でルーシー・イーストンに旧ソ連時代のキラー衛星を自由に動かすパスワードはチェルノボクだと教えるが、彼女に毒殺される。 ルーシーは中国工作員でありながら、イラクのテロリストともつながりがあり、パスワードをイラクに渡した。 キラー衛星の標的は国際宇宙ステーションISSだ。  HTVテスト機の設計と製造にあたった田中と飯田は思わず言う。 上空400kmの宇宙空間で人工衛星をG13が銃で撃つなんて信じられない。 スペースデブリ(宇宙のゴミ)除けのバンパーが装備されていて、それを打ち抜く弾丸は時速6万キロ以上の相対速度が必要。 1秒間に160kmも移動する標的を50km離れた場所から撃つなんて考えられない。まして宇宙空間では、相手の位置を特定する目標がない。 だが二人は上司からの命令で、G13にHTVの構造や作戦遂行から帰還までのプロセスなど必要なことをG13に説明する。  そのときがきた。G13を乗せたHTVは宇宙で慣性飛行に入る。  実はG13はこの仕事で、ひそかにある人物に、自分の乗る人工衛星のX地点での月と木星を基準にした正確な三次元座標をつくってもらっていた。  G13の狙撃は成功し、ターゲットは地球落下しISSは救われた。 G13が帰還するとき、チェルノボクの一部が破損し細かい破片がHTVとぶつかりそうになる。 あと少しのところで何かが衝突しHTVのシステムがダウン、なんとG13は手動で姿勢制御を行い脱出カプセルで帰還するのに成功した。  みな驚く。

192 巻 未病  2012.4  中国は鍼灸の発祥の地だから中医学を世界遺産に登録申請したが認められなかった。 韓国のほうの韓医学書「東医宝鑑」は世界遺産に認められた。 鍼ひとつとっても、中国は長い、日本は短い、韓国はその中間というように、三国の針灸は同じではない。  韓国人の朴(鍼灸学研究協会)副会長は、G13に目の敵の中国のボス王軍暗殺を依頼するが、断られる。 それは、(王の依頼でG13により)金会長が狙われているからではないかと朴は推察する。 金会長と朴副会長はホテルの屋上の日本庭園に移動する。 そして、金は朴が中国を押さえ込もうと騒ぎすぎで危険だから、(病気の兆候を見つけ病気にならないようにする) 未病としてG13に朴暗殺を依頼したのだと明かす。  はたして朴が狙撃され死ぬが、これは中国のしわざだとして韓国はまとまるだろう。それが金のねらいだった。 軍隊を持たぬ国  2012.9  冷戦が終わり、米軍はアイスランドから撤退した。 実はアイスランドは一度G13のためある事件に巻き込まれたのだった。 それは、英国女流作家ペンローズがG13をモデルにした実録ミステリー小説を書こうとして、 コネを使い米軍ボスナフェルジュ基地に籠城して執筆していたのだった。 G13は米軍大型輸送機をハイジャックし、輸送機に小型ジェット戦闘機を格納して侵入、 戦闘機から空対地ミサイルを発射、ボスナフェルジュ基地に壊滅的ダメージを与えた。  米軍がいなくなったのを見て、中国の実業家の陸たちは土地を買い占め、レジャーランド計画を政府に提案する。 土地を売ることを契約した住民たちはアイスランドの経済が良くなると思ったが...。 しかし、内務省は中国の土地買収を認可しなかった。  アイスランド女性首相ヨセフィナは、アイスランド語で、13人のサンタクロース伝説を新聞に載せた。 それはG13との連絡の暗号だった。首相はG13に中国人実業家陸社長の事故死を依頼。  陸社長は首相から豪華船で魚釣りを一緒にしようと誘われた。 大物がかかった陸は力が入るが、しかしG13はライフジャッケト、そしてロープも狙撃 冷たい海に落ちた陸はライフジャケットも役に立たず、凍死する。

193 巻 血まみれのマハ 2012.7  イレーネとモニカは双子の殺し屋  他からは一人とみられていることが秘密。 ボスと寝たり、姉の代わりに危険な役を押し付けられるのはもう嫌という妹 甘えるなと叱る姉  姉は仲間のハンスから、 ボスは商売敵のファミリーのボスのビラセーニョを殺せと指令するから、ビラセーニョを殺したあと、 ボスがビラセーニョの取引先と大規模な麻薬取引をするはず、その麻薬と金を横取りしようと  もちかけられる。  しかし、彼らの思惑どうりには ことは はこばない。  ボスは商売敵のファミリーのボスのビラセーニョを殺せと血まみれのマハに指令、 だが主役はG13 マハをサポーターにしたい とG13に頼む。  G13と接するうちに、姉よりG13についていきたいと願うようになった妹    やはりビラセーニョ亡き後 ボスがビラセーニョの取引先と大規模な麻薬取引をしようとするがG13の登場で、ハンスは計画を中止しようという。 姉に殺されるハンス  G13を姉妹二人で撃とうとするが、妹は引き金をひかなかった。  うらぎったねと死ぬ姉の叫び声 私は撃たないことを知っていたのねとG13に妹は言うが、結局G13に撃たれる。  麻薬を持ってきた二人の男は、取引相手が現れないから怒って帰ってしまう。 スナイパーたち  2012.6  オレゴン州ポートランド市の人質事件 犯人を狙撃したフィンチ、アフガニスタン山岳地帯で4人のスタンコビッチ  この二人は、米国の狙撃兵を鍛える教官オズボーン顧問からG13の狙撃を命令される。 アルカイダがG13に米国大統領暗殺を依頼するのをCIAは恐れて、CIAからG13狙撃を依頼されたオズボーン顧問だった。  ブラジルの富豪は孫が誘拐され、身代金を渡す親たちも孫も殺されのは 交渉人役のマリオのしわざと見破り、カナダのバフィン島の古い鉱山小屋に隠れているのをつきとめる。  ブラジルの富豪は、G13にマリオの殺害を依頼する。 実はこれはCIAのしくんだ罠だった。 マリオを射撃したG13は、今度はオズボーン顧問の指名した2人の狙撃手に狙われる。 いきづまる戦い  G13のM16は1000mを超える狙撃は不可能だ。2人の狙撃手の銃はそれより優位性がある。 寒いカナダでG13はオオカミを殺し、剥いだ皮で身を守る。  仕留めたと思って出て行ったフィンチは撃たれた。それはG131ではなくオオカミの頭を打ったのだ。  姿を現したフィンチはG13に撃たれた。 一発撃ったのは試しで、それから計算し追い風を利用して撃ったG13 焦ったスタンコビッチも撃たれる。  残るはオズボーン顧問 G13は肩を撃たれている もう少しだ  そこに白熊が現れる。 白熊を撃って自分の位置を知らせるように立ち上がったG13 敵の狙撃を狂わせるために弾丸を分解して撒いた火薬に着火させ、空気のゆらぎを引き起こしたG13。  オズボーン顧問もG13に撃たれた。  その後 G13はアフガニスタンに向かう。 G13はアフガニスタンのザイガル大統領の狙うテロリストを倒した。 オズマ米国大統領とアフガニスタンのザイカル大統領は握手をして、米国はアフガニスタンから段階的撤退を表明する。 もうひとりのプロフェショナル 2011.12   大連金属集団のトップ範利勝が、カナダ政府関係者とともに北極圏のカナダ領内に現れる。 そこでG13に範の殺害を依頼する中国人 彼は、中国政府の意図と違い事を急ぎすぎるから殺してくれ。  老イヌイットがG13の目の前でナヌークを仕留め、もう自分の腕もこれまで、もう猟はしないという。 (しかし翌日混血のナヌークを撃とうとして失敗し死ぬ)   *ナヌークとは北極熊のこと  目先の利益のために、自分を肥やすためだけに動いている範は撃たれる。 中国はカナダだけを相手にするつもりではない、北極評議会のオブザーバーになろうとしてアイスランドに大金をつぎこんでいるのだ。 そんな大切な時期に抜け駆けは絶対に許さない。

194 巻  顔のない男 2012.8 リビアのトリポリでカダフィ大佐のダブル(影武者)は反体制派の男に撃たれるが命は助かる。  やがて 市民革命がおこり カダフィ大佐たちはおいつめられていく。 カダフィ大佐のダブル(影武者)は大佐の留守のとき秘密の部屋に入ることに成功し、 大佐が隠し財産よ武器を隠している地図を発見する。  リビヤのカダフィ大佐のダブル(影武者)は、大佐が死んだあと、大佐になりすまし 大佐の隠した武器や資金を、仲間を集めてみんなに見せる。  彼らは影武者の正体を知っていながら、武器や資金を得るまでは従っていたが 武器を得てからは、影武者を殺そうとする。  影武者は燃料タンク車を撃ち燃料を床に広がらせる。  気化したら危険とみんなは逃げ出そうとする。 その時、影武者から依頼されていたG13がタンクを撃ち爆破させる。 苦いチョコレート  2013.1  西アフリカのコートジボワール共和国 フランスから独立した国は、基幹産業として チョコレートの原料カカオを選らぶ。  カカオ農園では人身売買で集められた児童を1日に15時間働かせた。 ひもじいアダマはサリフと逃げ出すが、追っ手に追われアダマだけ逃げるのに成功 彼はイギリス人養父母に出会い養子となることができた。いまはアラン・フランシスと名乗る。  彼は昔ひどい目に合わせた、子供たちを監督したヤヤを殺してくれとG13に頼む.  そして ヤヤの殺害に成功して、ヤヤに指揮を執っていた人物も殺してくれと頼む。 その指揮者はアビジャン港の港湾経営に力を持つバカリ・ゾロとカカオ生産協議情報委員会会長のコフィ・アッド  二人にヤヤの殺害写真と”児童の人身売買は許されない、次は本当の首謀者だ”の手紙を送るが二人とも顔色も変えずに読む。 双眼鏡で彼らを見ていたG13を、彼らの用心棒たちは逆に見ていた。 それをG13は依頼者に言う。  G13と依頼者は車を襲われるが、G13は全員打ち殺す。 彼らはコフィ・アッドの用心棒だった。 G13はそのあとコフィ・アッドを撃つ。撃たれる直前コフィ・アッドはバカリ・ゾロに電話連絡した。  またG13と依頼者は車を襲われるが、G13が全員射殺 その後バカリ・ゾロもG13に撃たれる。G13は自分のこと誰かに話したら、おまえを殺すといって去っていく。 DEATH POOL 2013.6  世界的なロックミュージシャンのケイリー・リベラ氏がホノルルのホテルで死んでいた。急性麻薬中毒とみられる。  デスプール: 世界的な有名人を10人ピックアップして、その中でだれが最初に死ぬかをあてる賭け  今度の10人の中に、中央アフリカのボゴス共和国のヌバイ大統領が入っている。 ヌバイ大統領は突然反政府軍と和平を結んだ。ヌバイ大統領を裏で支持していたフランスには寝耳に水。  フランスは軍事介入のタイミングを計っていた。 ヌバイ大統領が反政府軍に殺されれば、フランスの治安の名のもとに軍事介入できる。  フランス政府がG13にヌバイ殺害を依頼 という情報が流れた。 しかし、ヌバイが撃たれた怪我だけで死ななかった。  ナンシーは世界的な名優ジョニー・ヒルに賭けていた。(あとで、これはナンシーが流したデマだとわかる) プロフットボール選手レジャー・ヤングが車のブレーキがきかず事故死  ナンシーの勝ち  ダニエルはナンシーが (G13ではない)人をつかってケイリー・リベラに麻薬を飲ませ急性麻薬中毒にさせたり、 ヌバイ大統領狙撃未遂をさせたり、レジャー・ヤングのブレーキ事故死をさせたのだろうという。 別のデスプールで ナンシーに賭けたダニエルは ナンシーに君はもうすぐG13に撃たれて死ぬという。 自分の名前を勝手に利用するナンシーをG13は絶対に許さない。ナンシーは撃たれる。

 

195巻 ペルシャ湾危機 大統領選異聞 2012.11 イランの核をめぐってアメリカ大統領選挙の行方は微妙だ。 市場でプルカ姿の女に化けた警官を投げつけたので、イランのエヴィーン刑務所に収監されたG13 G13は配管工のハタミーを連れて脱走 実はハタミーは、プログラマー室に忍び込み、プログラマーの私物PCの中身のアカウント情報をUSBメモリ−にコピーしたのだ。 そのUSBメモリ−をハタミーの隠した場所から受け取り、G13は行動開始。 いっぽうイスラエルはイランの地下核施設を破壊したい。 サンマリノのクオモの店で、G13はサンマリノ祭り用の石弓をカスタマイズしてくれと頼む。 なんとG13は一人でイランの地下核施設を破壊しようとする。 火事で燃える草原でも走行可能な特注オートバイも注文したG13 火災騒ぎで扉を開けたイランの地下核施設 すぐさま、石弓で、内部に何か(ウイルス)を打ち込んだG13 そして、サーバーコンピューターの暴走。 これを知ったイスラエル政府は、すでに飛び立った爆撃の空軍機に帰還せよと命令する。 G13に依頼したのはEU首脳だった。 結局オズマ大統領は、ニーム候補を破り二期目の当選。 父という男  2013.7 第三者が関わる生殖医療法制化についての審議会 神の手といわれた外科医の国分一志は、人工授精で産まれた子は精子提供者が誰か知る権利があると主張 産科医師会の副会長の上松良平は、そんなことは知らないほうがいいと主張 新聞記者の鈴木は、国分は上松の精子でできた子だという噂を話す。(実の親子が激論?) 驚く国分は、自動車修理工の父親に聞く。はたして人工授精の子だった。 しかし、聞き出そうとした父親も精子提供者は医大の学生としか教えてもらえなかった、 国松は上松に聞いてもやはり教えてもらえない。精子が誰に提供したかは知らされず資料も残されていないから。 新聞記者は、実は、上松は暴力団とつきあいがあるという。 国分は、委員会から上松をやめさせるために、上松が暴力団から指をつめられたという噂を流したらと思う。 国分はアメリカ留学したので、そのときのホームステイの主人(元FBI要職)にG13のことを教えてもらう。 G13から誰から聞いたといわれ、名前は言わなかったが、G13はジョージ・サイモンだろうという。 ともかくG13は国分の依頼を受けいれる。 G13の仕事は? 国松と上松の二人が屋上で話し合うとき 国分が暴力団との関係を聞くと、上松は暴力団の組長の娘の病気を治したから、つきあうようになったのだという。 G13は依頼の通り、上松の右手の小指を打ちおとす。 G13の撃ち落とした小指を拾った国分は、指の再生手術を申し出、手術は成功する。 気の変わった国分は、DNA鑑定資料を見ないで焼く。 STOCK 2012.5 フィレンツエ G13の見込んだ世界一のストック造りは、自分は年でもう引退したとG13に言う。 だが、G13は金はいくらでも払う、アーマーライトM16のカスタムをしたいと頼む。 ストック造りピエールは思う。彼が会社勤務のときG13が来なかったのは社員に顔を見られたくなかったから。 病気の妻ソフィアにも会いたくなかった。だから、妻が死んでから仕事の依頼にやってきたのだろう。 目的は動的目標か静的目標かと聞かれ、G13は一つのストックで静的と動的の目標に対応できるものにしてくれと頼む。 ついに完成 だが、グリップに気のついたG13 それに対して、 G13のトリガーを引く人差し指の腹の腱のこわばりを感じたストック造りピエールは、G13用の特別グリップをつけたという。 最終調整をして品物は明日渡すというストック造りピエール その夜彼の小屋の周りが火事になり、彼は注文の品を入れた箱をしっかりかかえ救急車に救われる。 全身包帯に巻かれ手さえ開けない。 しかし、残りの代金を彼に渡すG13 女の医師は診察し、お金は必要ないだろうという。 G13は葬式費用にしてくれと言って立ち去る。

 199巻  オクトパスの疑似餌 2013.10  銀行のサーバーにアクセスが殺到、セキュリテイのニコラス主任は責任を追及されおおいに困る。 SNSの動画に”いいね”をすると変換され銀行へのアタックに使われた。サーバーは複数からの攻撃に弱い。 サーバはダウン寸前になったとニコラス主任は分析した。 これはどうやら、オクトパスというハッカーのしわざらしい。 オクトパスを必死に調べているニコラスに接近してきた女リアノン 彼女は実はインターポール刑事だった。 3年前に彼女の父の銀行をハッカー集団に襲わせ倒産させ、父を死にやったオクトパスを彼女も探していたのだ。 二人は中国に飛び、陳からオクトパスはヴォザーキンという名でロシアの寒冷地の別荘に住んでいるということを聞き出す。 自分のことを調べていることに気づいたヴォザーキンは殺し屋を雇いリアノンを殺そうとする。 自分の手に負えないと考えたリアノンは、G13にヴォザーキン殺害を依頼する。  ヴォザーキンはG13に狙われたら大変と恐怖におちいるが、まもなく射殺される。 ヴォザーキンは3年前にペンタゴンHPの侵入を競い合ったライバルで、わずかにニコラスが勝ったので、 彼は部下を集めてニコラスに仕返しをしたのだった。 黒白の演出 2014.4  女市長のジェシカは、次期選挙で対立候補クーパーに資金提供をするマフィアNo.1のランデイ殺害をG13に依頼する。 期日前に宅配便で輸送したM16が何者かによって奪われ、やむなく G13は新銃を買うことになる。 ガンショップで試射をして性能を確かめ購入する。  防犯カメラで マフィアのNo.2ーのバリ−を容疑者と判断したシャピロ刑事と相棒のフィオナ女刑事 G13は女市長ジェシカのハンドバッグから盗聴器を見つけ、選挙参謀のケイン・バースのことを聞き出す。 なんと ケイン・バースはマフィアNo.3のアロッソに情報を流していた。 アロッソからの金を、ホプキンスはバースに渡した。 G13は有罪1としてケイン・バースを射殺する  バリーのマスクをしたホプキンス 彼はそうやってランデイを殺害したのだ。 有罪2としてG13はホプキンスを射殺する。 アロッソの前に現れたバリーをホプキンスがマスクを付けていると思ったが、実が出獄した本物のバリーなので驚く。  有罪3としてG13はアロッソを射殺する。

201 巻 最終通貨の攻防  2014.11  ディールコインのことを説明する 数学者で金融専門家スペンサー教授  ディールコインを創ったのはサトル・ナカタだが偽名だ。  以下の三組が可能性がある  キプロスのイワン   ニューヨークの双子(兄マシュー 弟ネイサン)  奈良在住の日本人シゲル・サク キプロスのイワンは  殺し屋トロイに撃たれる。 ニューヨークの双子(兄マシュー 弟ネイサン) G13は 105階のホテルの屋上から パラシュートで落下、 ヘリコプターからパラシュートで落下する殺し屋トロイが双子を狙撃する。 奈良在住の日本人シゲル・サクは、G13に息子元滋をねらう殺害者の狙撃を依頼  アフリカのバカラ共和国にいる元滋は 村人のためにディールコインを創る。 G13は、殺し屋トロイを撃つ。 受難の帰日 2015.4  メキシコから日本に帰り、高校の同窓会に出席した梶本 ホテルのロビーで、メキシコ経済省次官のオクタビオ・ポンセがヴォルフスアウト社の技師長ホアキン・バスケスと会話するのを聞く。 沢上モータースにおいて 車のフレームの中に覚せい剤を入れる  G13はヴォルフスアウト社のヴァーゲナー社長から 麻薬ビジネスをしているホアキン・バスケスの始末を依頼される。 神野埠頭でG13に狙撃され、衝突事故を起こしたヴォルフスアウト社の車のフレームから、覚せい剤が出てきた。  梶本は同級生の愛知県警の小畑に頼まれ、現場で臨時の通訳をしながら、スクープ記事をものにする。驚く編集長の顔 帰国便に乗ろうとしてG13の姿を見た梶本は、隣り合わせになったらいやだと、一日帰国を遅らせる。 13年蝉の夏 2014.6  13年ごとに大発生するセミ 元保安官ケラーは 13年前の上院議員の狙撃犯を まだ 気になって調べている。 13年前に富豪の妻シェリーとホテルのレストランで食事をしていた男G13が 再びこの町に現れた。  実はシェリーは 仕事を優先し自分をかまってくれない夫に怒って、夫を階段から突き落とし死なせたのだった。 元保安官ケラーがG13を尾行して調べているのを見たシェリーは、ケラーの家に行き、G13は狙撃犯にちがいないと聞き うしろから鉄の容器でケラーの頭を叩き、殺す。  ケラーを殺したことをG13にいうはシェリー だが彼女の夫から自分が事故死したときは妻に殺されたときだから そのときは妻を殺すよう依頼されていたので、シェリーを撃つ。

 203巻  ロンメル将軍の財宝 2015.8  95歳のクルト・ガンスがG13に撃たれる。 フィンクとボームがガンスの調査をすると、彼はナチ親衛隊のオットー・アドラーだと見破る。 G13に依頼したのはイスラエルのモサドのレビ  アドラーのかつての上司ラウフは、逃亡先のシリアから部下アドラーに明示、ロンメル将軍の財宝を引き揚げさせ、アドラーが換金し、 スイス・南米・ケイマン諸島の銀行に預けた。 アドラーの保管する大金は彼の死後、ヨスト弁護士が管理するが、彼もG13に撃たれる。 そして、未来党首ドルンがG13に暗殺された。 それは、ボームはG13に妻インゲのかたき討ちを依頼したからだった。 見知らぬBARで 2014.9  バハマ国のニュープロビデンス島 大金を持ち逃げしたパイパーは、仲間の放った殺し屋にホテルで襲われるが何とか倒す。 殺し屋は、次の殺し屋が続くと言って死ぬ。 予定変更してその夜に出発しようとするが、嵐で船が遅れるのを待つパイパー パイパーはG13を殺し屋と思ってナイフで挑むが、返り討ちにされる。 そこに 本当の殺し屋が現れるが、彼もG13に殺される。 パイパーがBAARに預けたバッグは取りに来ないので、残った仲間が受け取りバッグを開ける。 ドアを開けてG13が入ってきたら、風のためお札がBAR内に飛ぶ。BARは警察に電話した。 REPOSSESION 飛行機奪還作戦! 2015.1  債務の残る航空機を差し押さえ奪い取る仕事のレポ・マン それにはパイロット、整備士などの人材必要 G13は機体を傷つけず敵を射殺することを依頼される。 G13の要求は、制限時間64時間  敵は赤外線カメラで、レポ・マンのベネットたちを捕捉している。 G13はそれら3人の狙撃手を撃つ。 さらに残った機内の3人を(飛行機に傷つけず)撃つ。 ベネットたちは奪った飛行機で飛ぶ。 G13は護衛のプロペラ機で後を追う。そして、急降下して、追手のヘリを撃ち落とす。

 

206巻 Gの遺伝子 2016.5  瀕死の母から頼まれ、G13は その娘を養父母(ジャン・ミッシェル・ゴベール病院長)に預ける。 娘は成長し、パリ市立サン・リュカ中学校の生徒ファネット・ゴベールとなり ライフルもオリンピック級  ファネット・ゴベールとG13の 遺伝子の一致が見られた。 はたして ファネット・ゴベールは G13の娘なのか。  自分の支配組織にファネット・ゴベールをとらえさせて G13の秘密を探らせようとしたカーク局長は、 G13にファネット・ゴベールを奪われ 計画が失敗して上司に撃たれ、その上司もG13に撃たれる。  G13が娘に輸血したから、遺伝子の一致が見られた(?) 輸血の血液中に幹細胞が混じって、細々とG13の遺伝子を持つ血液を作り続けたため、 DNA鑑定の精度が高すぎ 間違った結果を出してしまった。 そう説明するG13  G13は娘にハンガリー人の母ヘゲドゥシュ・スザナの形見のヴァイオリンを渡す。 置き去りの街 2015.8  兄ケビンに恋人リタをうばわれた弟マーロン 弟は兄の身代わりに7年間」刑務所にいて、ようやく釈放された。 弟の出所前に、恋人は兄を撃つよう13に依頼  マーロンはリタを刺して、二人は崖から飛び降り心中 地獄のダンサー 2016.2  1995年 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争した時の クロアチア人居住地域で、セルビア人勢力の攻撃を受けて、 クロアチア人勢力は壊滅の危機にさらされていた。 ボルゴビッチ隊長は、仲間を多数撃たった地獄のダンサーこと ジェーン・ペトロビッチを知る。  その時の女狙撃兵ジェーン・ペトロビッチは、いまや ケンドルトン社で2500億ドルもの巨大債券ファンドを運用するファンドマネージャーとなる。  ジェーン・ペトロビッチは言う。 現在有望な国はウクライナだ、ウクライナは長期的に有望な投資先だ。。  ウクライナ東部ドネツク郊外で、EUの調停で、ウクライナ政府軍と親ロシア部隊の停戦合意が成立した。  老いたボルゴビッチ隊長ひきいるセルビア人傭兵部隊が、停戦監視団の一員として、宿営地に到着した。 だが、親ロシア部隊に囲まれピンチ状態の停戦監視団、自分たちはジェーン・ペトロビッチが投資しているウクライナ国債を支えるため 命をかけていると思ったボルゴビッチは、仲間を通じて、ゴルゴ13に地獄のダンサー ジェーン・ペトロビッチを撃つよう依頼する。  ドネツク郊外のセルビア人傭兵部隊が親ロシア部隊の攻撃を受けて ついに全滅した。  ケンドルトン社の重役会議において 「懸念材料はウクライナだ。 ウクライナ政府がデフォルトすれば保有するウクライナ国債は暴落。我がファンドは大損失を被る。」  ジェーン・ペトロビッチは国債金利の低い国 日本に目をつけた。 彼女は、重役会議で 日本国債市場で売りを仕掛けようと提案する。  ジェーン・ペトロビッチの来日を知った高津財務大臣は、皇居沿いのホテルの最上階にいる ジェーン・ペトロビッチを撃つよう依頼するが、 ダブルブッキングなので断ったゴルゴ13  G13は(音のする)ヘリを使わず飛行船を利用して撃つ。

 

 208巻  最終兵器小惑星爆弾 2016.8  スターリンは、クリミアタタール人を クリミアからチェリャビンスクに強制移住させた。  チェリャビンスクで苦労しながら、ガウリ、ギレイ、サハロフの三人はモスクワ大学に入学し博士となる。  2013年のウクライナ 親欧米派と親ロシア派に分かれて内戦状態になりつつあった。 ウクライナ南部にあるクリミアの帰属を巡り、両派の争いは激しさを増していた。  FSBウクライナ支部はテロリストを拷問し仲間を言えというが、彼らは「ウクライナは EUに加盟する。我々タタール人の故郷クリミアは真の独立を果たすんだ」と言って死ぬ。  レールガンを開発したギレイ博士 ゴラン国防省は、賄賂を受けるハルマーズ・バンテイ社にとり 煙たい存在のギレイ博士を葬ることをG13に依頼する。そして、レールガンは一台だけ残る。  ガウリ博士は、日本が開発したイオンエンジンで動くシバを使って小惑星を捕獲する。 ガウリ博士は、小惑星を捕獲したシバを小惑星ごとモスクワに落下させようとした。 その日は迫り、ゴラン国防省はレールガンでシバを打ち落とすことをG13に依頼する。 G13の射撃の前に現れたロシア人の射撃名手は失敗する。もう一度チャレンジしようとしたが G13に倒され、今度はG13が射撃に成功する。  G13はレールガンがわずか左にずれて発射することを確認してから、成功したのだ。 i-Construction 2017.1  米中二重スパイの李選平をアメリカ政府は捕らえようとするが、 彼は日本に出国し、下田港近くの屋敷内にいて厳重な警備に守られている。 どうやら 中国政府がG13に李の始末を依頼したらしい。  ドローンを使って3Dで測量したデータをもとに、現地の岩の隙間を知ったG13は その小さな穴を通して狙い、トイレで小用に立った李を射殺した。   国交回復の朝 2017.3  ゲバラによるキューバ革命、アメリカの国交断絶  それから54年たって、オバマ前大統領はキューバとの国交を回復させた。  キューバ亡命者を手引きし、才能のある者はメジャーリーグ選手に斡旋したジョージ (国交回復したら自由に母国に行き来きできるから、もうジョージの出番はない) 今でも金をせびる悪人ジョージに眉をしかめるホセは、ジョージのため麻薬中毒に させられ苦しむジャックを見て、とうとうG13にジョージ殺害を依頼する。  ホセは依頼した後も良心に悩み、G13に中止を申し出る。 そんなホセの様子を見た親友サンデイは、改めてG13にジョージ射殺を依頼する  オバマ政権の弱体に伴いアメリカのキューバに対する経済制裁は解かれず、 キューバとの国交回復に批判的なトランプ大統領になったため情勢は変わった。  トランプ氏の勝利から17日後、国交回復を望んだキューバ建国の父カストロ氏が死去した。

210 巻 英雄は、風の中で眠る  2017.4  インドネシアにはびこる麻薬ナルコバ(ヒロポン) その撲滅のためには 東ティモール民主共和国にいるボスのリマディを始末することを、特殊部隊コパスス司令官のジャガドは主張する。 だが、東ティモールでハリリ少佐のひきいるアルファ隊は全滅。ゲリラのボスのリマディは、無線でジャガドに法廷で証言すると脅かす。  リマディの島でゲリラたちは、爆弾低気圧で遭難して浜辺に打ち上げられた密航者の遺体の中に生き残ったG13がいた。 島の漁師ヨギは、G13をリマディのところに連れて行けと言う。 G13とハリリ少佐は縛り上げられるが、現れた女のアティ中尉が縄をとく。  G13はハリリ少佐からリマディ暗殺を依頼されるが、コパスス司令官のジャガドから直接依頼が必要といい、ジャガドと無線で話し了承する。 ヨギから弓コンポジットボウをもらったG13は それを使って風向きが変わったときリマディを射貫く。 ハリリ少佐とアティ中尉を迎えに来たがジャガドは、目の前に現れたヨギに驚き銃で撃とうとするが、G13の投げたナイフで死ぬ。 そのナイフは、リマディとヨギをボートから突き落とした時ジャガドが使ったナイフだった。 G戦場もニンジャ  2017.2  ベネゼラに石油を求めて派遣された日本の田所商事の商社員雛形昭彦とその娘瑠璃は、ゲリラに誘拐され法外な身代金が要求された。 6人の弟子ニンジャを率いる蛭田道心は 見城幽斉の弟子だった。蛭田は暗殺技を極めようとして破門された。  商社員の父娘は、アンデス山脈南端の麓の蛭田道心たちのアジトに捕らわれていた。そこは激しい雷雨が発生する世界一の落雷地帯だった。 だから金属製の銃器は使えない。 見城幽斉はG13に蛭田道心の始末を依頼した。 アジトに現れたG13はニンジャたちを次々と倒すが、蛭田道心に腕を折られピンチ。隙を突かれた蛭田道心はG13に殺された。 「忍者は肉を切らせて骨を断つ。 奴は 骨を折らせて命を絶った。 わざと左腕を犠牲にするとは...」と言って蛭田道心は死んだ。

211 巻 深海の盾・無音潜水艦  2018.5  マレー半島 ここはマレーシア領だが、オーストラリアの潜水艦が海賊のアジトを攻撃しようとする。 だが、海賊のボデーガードの役割をはたす対潜哨戒機(元アメリカ海軍少佐)バルチャー オーストラリアの潜水艦を追い払っただバルチャーは、海賊たちを殺して、自分がアジトを手に入れる。  オーストラリアの潜水艦に続いて、ドイツの潜水艦、フランスの潜水艦も アジト攻撃は失敗する。 日本の潜水艦「竜神」に期待するオーストラリア政府 竜神は急速潜航すると高水圧のため 最新型魚雷パラクーダは圧壊した。 潜水艦を浮上してG13が撃墜すると言う。対潜哨戒機の発射した魚雷を撃ち バルチャーの対潜哨戒機を墜落させる。 中国のエイジェントとつながっていたスミスはG13に撃たれる。 タブールは、新型潜水艦をオーストライラの造船会社と共同で造ると約束したフランス製潜水艦を選び、選挙に当選し首相になった。 竜神がオーストラリアに採用されたら南シナ海の勢力図はガラリと変わり、万が一の場合中国は石油の輸入を止められ共産党は崩壊しかねなかった と安堵する泳光剣 オーバーラン  2018.3  メキシコ空港で起こった大日航空機事故 取材の沢口のフォローを命じられた梶本 右主脚ブレーキが利かないとあせったパイロット しかし電気ケーブルが切れていた。 それは 貿易会社社長のヤマモトの依頼したG13(ヘー・トレセ)の射撃だった。  ヤマモトは計画的に会社を閉社した。日本に帰り墓参りをした後、副社長ゴメスに依頼して入国ゲートを通らず密入国した。 サツマ商会は麻薬カルテルのナヤリット・カルテルに目を付けられ、多額の報酬と引き換えに密輸に協力するよう要求された。 家具の中に麻薬を隠そうという要求だった。ヤマモト社長は断った。妹と姪を殺されたヤマモトはナヤリット・カルテルの幹部マルケスに復讐することを誓う。 ナヤリット・カルテルは政府機関にも根を張っているから入国したさい拘束されることを予想して密入国の手助けを副社長に依頼した。  覚悟してヤマモトは一人マルケス邸に乗り込んだがすでに殺されていた。敵対するハリコス・カルテルの雇った狙撃手の仕業だろうと聞いてがっくりするヤマモト  米国DEA(麻薬取締局)長官ネンリー・ニューマンがG13に ナヤリット・カルテル幹部のグスタフ・マルケス狙撃を依頼 ヤマモトがマルケス邸で暴れると下手をすれば矛先がDEAに向かい困る。マルケスはサツマ商会とDEAの関係を知っているから。

212 巻 琉球の羊  2017.8  沖縄のオスプレイ事故は G13のしわざ そうマーチン大佐は考える。 G13の車を北部訓練場近くで見つけたマーチン大佐は、G13射撃作戦を立てた。 反基地闘争のリーダー波照間大学の比嘉良隆准教授 によりそう4年生の赤嶺万里亜(実は中国のスパイということが後でわかる) 防空壕跡の洞窟に追い詰められたG13は偶然比嘉准教授に助けられる。 若宮政務官は比嘉良隆准教授と対談する。若宮は、比嘉准教授に 東京に住む高額軍用地主の追放運動をやめるよう言う。若宮は、比嘉准教授に 手紙を渡し後で読むように言って去る。 沖縄地主会東京支部に島袋は、比嘉准教授の高額軍用地主から金を奪う法案の成立を画策していると話す。対策は考えているから私に任せてほしい と島袋は訴える。 大学に現れれたG13を追って米軍が来るが撃たれる。驚く比嘉准教授に、G13は静かにしていろと言って立ち去る。 島袋から依頼された比嘉准教授の殺し屋は、そこに現れたG13に撃たれる。比嘉准教授は赤嶺万里亜が中国のスパイということを知り自殺する。 G13はマーチン大佐を射殺して沖縄を去る。 涙も凍る  2017.10  ビルメンテナンス会社の川田クリーンの会長はシベリア抑留時代に市川というソ連の協力者に苦しめられた。 息子の川田クリーンの社長から、市川を苦しめてから殺すよう依頼されたG13は、射撃でモールス信号をうち AKIV(ロシア語で活動家。 シベリア抑留者の間では、ソ連の手先という意味の蔑称)という単語で脅かし、ついには射殺した。 魔女の銃弾  2017.10  マニラ最大の麻薬撲滅組織トックハン自警団の殲滅を依頼されたG13は、案内役ヘイゼル・バスケスを紹介される。 トックハン自警団は政府の支援を受けて、荒っぽいことをしているので ドゥマゲテ大統領もみるにみかね、こっそりG13に依頼したのだ。 残虐なタビジェ団長をターゲットにG13は本部に乗り込む。まず武器庫の飛行機を突入させ、G13とヘイゼル・バスケスは緊急脱出 火事の中でG13はタビジェ団長を撃つ。ヘイゼル・バスケスも死ぬ。

213 巻 重慶の土龍  2017.12  中国の重慶にある816地下核工程に核搭載ミサイル土龍が配置されていることを、米国務省ペンタゴンは知っている。 兄郭元仁は、政府の責任者にプルトニウムの危険性を指摘したらプルトニウムを素手で作業させられ肺がんで死んだ父の復讐をするため、 核搭載ミサイル土龍を共産党幹部が集結している上海に発射させようとする。 そのことを知った弟郭猛林はG13に兄の計画を失敗させようと依頼する。 核搭載ミサイル土龍はG13によって撃墜され、重慶付近の山々が多少の核物質で汚染される程度ですんでしまう。 夢の国  2017.11  インドのムンバイにデズニーランド(ジャングルカントリー)ができる。 プラント大統領がお祝いに現れる。となりのキャプテンアリゲーターが撃たれ、転んで怪我をした米大統領プラント。(撃たれたのが自分でなくてよかったと呟く) IT関係のインド人技術者が多いからアメリカ人の雇用が大幅に減っている、だからインド人に対する入国審査を厳しくすると言う大統領をたしなめる トレーシー・スミス。彼は大統領の影の仕事を、任されてきた。しかし、大統領の義理の息子ショーンは大統領の味方の発言。  (気分屋的なところがある大統領は、もうダメだと思ったら簡単にサジを投げてしまう性格だ。だから、常に自信が持てる様、 私達は彼を仕向けなければならないとショーンは言う)  孫娘ローズの誕生日に大統領に来てくれと頼むトレーシー・スミスは計画があった。トレーシー・スミスの9歳の孫娘ローズに キャプテンアリゲーターをプレゼントするプラント みんなを自撮りする動画のスイッチを押し前腕を出した時点でスマートフォンを撃ってほしい、ただしスマートフィンを一切壊すことなく... さらに大統領の手はもちろん、指一本も怪我させることなく遂行してほしい、とG13は依頼される。  事前にトレーシー・スミスから、アクシデントが起きても、君は無事だから孫を守ってくれと言われた大統領は撃たれながらも 私はいいからローズを守れと叫ぶ。おかげで人気は上がった。(まるで 20024年7月にトランプ前大統領が米ペンシルベニア州 バトラーでの演説中に銃撃を受けた事件を予言) 洋上の偽り  2018.2  ヘリコプターで航行中のグレース号に着船するG13は、船で全米商工会議所会頭のコリン・ヘイグから全米愛国自衛協会顧問のゴードン・シアラー の死を依頼される。 アーリントン墓地でゴードン・シアラーを狙うが偽物と気づいたG13、そのころ全米商工会議所会頭のコリン・ヘイグと副会頭のジム・ロックが 自動車事故で亡くなるというニュースが流れる。 モーターグライダーでふたたびグレース号に着船するG13。 グレース号のオーナーのライアン・ヘックマンが傍受データーを解析しているはずと考えたG13は、ライアン・ヘックマンに命令して、 G13はイエメンに侵入いたという偽情報メールをゴードン・シアラーに送らせる。 安心したゴードン・シアラーはアーリントン墓地に行きG13に撃たれる。

214巻 マルタの騎士  2018.7  マルタの騎士(カヴァリエール)というあだ名のカナリア・ガイヤルドは鋭い調査報道をする。 トムスカ首相は、マルタ共和国に寄付をした人に市民権を提供すると言った。G13は、手続きをとり市民となった。 マルタの騎士の追求を避け、G13は地上げ屋の汪浩然に土地を売る。 汪浩然を追求するため訪問するが、愛車に爆弾を仕掛けられマルタの騎士は死ぬ。  マルタ騎士団から、首相特別顧問のベンクリーとオンラインカジノでイカサマを続けている経営者三人の始末を依頼されるG13 トムスカ首相は思う。私を追求していた”マルタの騎士”カナリアはベンクリーの手の者により暗殺された。 そのベンクリーはマルタ騎士団国が起用したG13によって暗殺された。 これは「蓄財をやめろ、領土交渉を開始せよ」というマルア騎士団のアピールに違いない。 麻薬地下鉄  2017.7  ところはフロリダのマイアミビーチ マリファナ商売で利益を上げるM フリーダム・ホテルのG13は上下するエレベータの中で危機におちいる。助かったG13は逆探知して敵を突きとめる。  Mの金庫番バキート・ムーニョスはG13に撃たれる。そのニュースにホワイトハウスは喜ぶ。 パンダ外交  2018.12  占い師スイ・スイは、パンダ外交はミャンマーの将来の何の役にも立たないと予言する。 ノーベル賞受賞のワウンスンサーシー女史にとってまずいことが起きる。西欧からの支援がくずれるおそれがある。 今のうちに日本に恩を売った方がいい。(ミャンマーのインフラ計画は中国でなく、日本に協力させろ) ミャンマー政府財務大臣秘書トウン・シンの依頼でスイ・スイを撃ったG13  そして、ミャンマー軍はロヒンギャーを大量暗殺した。 ビルに立つ男  2018.4  G13が狙撃した地元の有力政治家と企業オーナーの事件  その前にアパートの監禁立てこもりはただの夫婦ゲンカ、ショッピングモールの乱闘はすぐに解散、カジノの金庫の件は犯人はカネも盗らずに逃走、 自殺騒ぎもハッピーエンド 最後に起こった事件は本物だったと捜査する警察  一時間後、G13は自殺未遂の男が立っていたビルの屋上から狙撃したのだった。