環境問題における歴史的著書

レイチェル・カーソン:沈黙の春 1962
 春が来たが、沈黙の春だった。コマドリもカケスも鳴かない。
 全米農薬協会の反論キャンペーンを受けたが、ケネディからニクソン
 までの政権下で、環境保護局発足につながり、DDT禁止となった。
 生態系の破壊を指摘した。

シーア・コルボーン:奪われし未来 1996
 五大湖調査で、合成化学物質の環境ホルモン作用を発見。
 食物連鎖を通じて動物や人間に蓄積するPCB、ダイオキシン
 などの化学物質の脅威を明らかにした。

いま環境ホルモンという生殖に影響を与える可能性のある化学物質
だけでなく、知的障害を与える可能性のある化学物質の研究報告
がなされている。 胎児が高濃度PCBを摂取するとIQ低下する。
どんどんこの方面の研究がされることでしょう。慌てず騒がず。冷静に対応を。