エコロジーは1866(あるいは1873) ドイツの動物学者E・H・ヘッケルにより提唱された造語で 「ある環境における動植物の相互作用」の意味である。 ヘッケルの造語はドイツ語 Oekologie であり、これを英訳したのが ecology である。 似たような言葉で biology や ethology がある。 これらは新しい言葉で混同されて使われ、翻訳も混乱した時期があったが、 現在ではecology は生態学、 biology は生物学、ethology は動物行動学という。 eco はギリシア語の oikos(家)に由来するとされている。 eco の「家政、経済」の意味から economy が派生し、 eco の「家、生息地」の意味から ecology が派生した。