チェーン・メール(気をつけよう)

100人の地球村

− 「100人の村」現象 −

100人の村 あるいは ある学級通信
ちょっとよい話のため 民間伝承の研究者である
池田香代子さんも 知人に20人くらいに流したという。
がそのあとに チェーンメールを流したことに気がついた。

A新聞の場合 天○人語にまで書いてしまった。
学級通信というのも本当か確かめたらよかったのに。
最初英語圏で回っていた このメール
それを翻訳して日本に紹介した人は
世界銀行本部のカウンセラー中野裕弓さんという女性。
彼女の翻訳には学級通信の文言は無い。 誰かがあとで付けたらしい。

基になったのは環境学者ドネラ・メドウズが1990年に書いた新聞コラム
オリジナルでは1000人の村が100人の村に変わってしまった。
そしてさまざまな尾ひれがついた。

日本で広まる前に
イギリスの詩人デイヴィッド・タウブが
ザ・グメーバル・ヴィレッジの著者とストーリーという
エッセイを発表しており、原典は明らかになっていた。

A新聞ほどの大メディアが何の疑いもなしに
チェーンメールの記事をうのみにして取り上げたのは
うかつではないか。

と週刊SPAに書かれてありました。
(A新聞vs週刊SPA  両者はライバルらしい)



 ネット上を駆けめぐった「100人の村」メール、その全文
>長女の中学校の担任は、毎日自分が今まで教えた生徒に
学級通信という形でメールを流している、すてきな先生です。
その中にとても感動したメールがあったので、みなさんにも
流します。少し長いのですがごめんなさい。
>もし 今日はついてなかったなと思っているあなたも、
これを読んだら現実が違って見えるかも...

>もし、現在の人類のいろんな統計をふまえて、全世界を
l00人の村にちぢめるどうなるでしよう。その村には...
>
> 57人のアジア人
> 21人のヨーロッパ人
> 14人の南北アリカ人
> 8人のアフリカ人がいます
>
> 52人が女性です
> 48人が男性です
>
> 70人が有色人種で
> 30人が白人
> 30人がキリスト教
> 20人がイスラム教
> 50人がそれ以外の宗教の人です
>
> 89人が異性愛者で
> 11人が同性愛者
>
> 6人が全世界の富の59%をもち、その6人ともアメリカ人
>
> 80人は標準以下の居住環境に住み
> 70人は文字が読めません
> 50人は栄養失調に苦しみ
> 1人が瀕死の状態にあり
> 1人はいま、生まれようとしています
> 1人は、そうたった1人は大学の教育を
受け
> そしてたった1人だけがコンピューターをもっています
>
>
>もしこんなふうに、私たちの世界をちぢめてながめたなら、
相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解する
こと、そして、そういうことを知るための教育がいかに
たいせつかは、いまさら説明するまでもないでしょう。          −
>
>
>また、次のような視点からもじっくり考えてみましよう。
>
>もし、あなたがけさ目が覚めた時、病気でなく健康だなと
感じることができたなら...あなたはきょうが終わるときに
生き残ることができないだろう100万人の人たちより恵まれています。
>
>もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や苦しみ、
あるいは飢えのつらさを一度も味わったことがないのなら...
あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています。
>
>もしあなたがしつこく苦しめられたり、逮捕、拷間または
死の恐怖を感じたりせずに、あなたが信じる宗教の集まりに
行くことができるなら...あなたは世界の30億人の人たちより
恵まれています。
>
>もし冷蔵庫に食べ物があり、着る服があり、頭の上に
屋根があり、寝る場所があるなら...あなたは世界の
75%の人たちより裕福で恵まれています。
>
>もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家の
どこかに小銭が入った入れ物があるなら...
あなたはこの世界の中でもっとも裕福な、上から8%の
うちのひとりです。
>
>もしあなたのご両親がともに健在で、そして二人がまだ
ごいっしよなら...それはとても稀なことです。
>
>もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたの
幸せはこの瞬間、二倍になります。なぜならあなたのことを
思ってこれを伝えている誰かがいるだけでなく、まったく
文字の読めない世界中の20億の人びとよりずっと恵まれて
いるからです。
>
>昔の人は言いました。わたしから出たものはいずれ
わたしに戻ってくる、と。
>
>お金にこだわらず、よろこんでなにかしましょう。
>これまで一度も傷ついたことがないかのように、人を
愛しましょう。
>誰も見ていないかのように、自由に踊りましょう。
>誰も聞いていないのように、のびのびと歌いましよう。
>まるでここが地上の楽園であるかのように、
生きていきましょう。