岩手大学宮本裕(教授)の特別講義
              2001年9月〜10月

  宮本の履歴書

  研究と国際交流の歴史

                        

画像をクリックすれば大きくなります。

日本の大学事情

留学生10万人計画が中だるみ状態です。
岩手大学でも、順調にのびてきた留学生が100名を
越えて、いちおう交際交流会館(留学生の寮)が建設されましたが
現在のび悩みだそうです。    日本の留学生数の推移    岩手の留学生数(平成10年10月)
  こちらは平成13年10月の統計です。    交際交流会館    交際交流会館

200名に達すると、国際交流会館も増設される予定
(敷地も確保)ですが、このところ留学生の増加は
ひところの勢いがありません。
増えてはいるが、導関数はマイナス。

国費留学生の割当数は微増なので
私費留学生の受け入れ環境や条件が整えることが必要と考えられます。

留学生をたくさん受け入れるために
平成9(1997)年の9月13日の土曜日でしたが
(財)日本国際教育協会(AIEJ)主催の外国人学生のための進学説明会
に岩手大学から留学生係長と一緒に出席しました。

池袋ワールドインポートマート4階展示ホールAでありましたが、
岩手大学が出席したのは今回が始めて。

国立大学30大学、私立大学121大学、公立大学2大学、
短期大学15大学
(大阪会場も9月7日にあり)

工学部の大学院で研究を主にする場合は
専門の知識が十分にあって英語でなんとか通じたら
長く日本にいるうちに日本語はある程度できるようになります。

でも、文科系の場合、日本語でディスカッションをしたり
日本語の文献資料をたくさん読まなければならないので
基礎的な日本語能力が、入学前から必要となります。

そういうわけで、岩手大学に入学希望する留学生には
日本語能力試験が必要です。

なんとか日本に来て、日本で日本語能力試験を受けられる
留学生はまだ恵まれています。
たいていは日本語学校に通うということで入国を認められ
たわけで、それなりにお金を用意してきたからです。

問題は、海外にして、手紙だけでやりとりして
岩手大学に研究生とか聴講生として入ってくる場合です。

一度でも指導教官なり世話する先生が、留学生と
会っていれば、どんな人物か、日本語の能力も
ある程度わかっているのですが、なかなかそうもいきません。

面識のない人を書類選考だけで手続きをとって
いざ盛岡に来てみると、専門は違うは、日本語の能力は不足
しているなど問題が起こっています。

そこで海外で日本語能力試験を受けられないかと思って
(財)日本国際教育協会に聞いてみました。

107 東京都港区赤坂1−12−32 アーク森ビル21F
  国際交流基金 日本研究部企画開発課
  TEL 03-5562-3525

中国       北京(Beijing)
         広州(Guangzhou)
         上海(Shanghai)
         長春(Changchun)
         大連(Dalian)
         瀋陽(Shenyang)
         天津(Tianjin)
         ハルビン(Haerbin)
         西安(Xian)
         成都(Chengdu)
         済南(Jinan)
         武漢(Wuhan)