韓国を食べる
黒田勝弘 光文社

韓国滞在の長い著者なので貴重な本
朝鮮半島の食べ物と日本や中国の食べ物の比較が具体的である。
以下に時間の都合でメモ書きする。

カンジャン(醤油)・ケ(蟹)ジャン(漬け) ワタリガニの醤油漬け ケジャンはカニの発酵食品(カニ塩辛) チョギ クルビ 日本ではイシモチ 全羅南道霊光「霊光クルビ」が高価 グリーン焼酎 鏡月 斗山(トウサン)グループ 饅頭(マンドゥ)にはギョウザも含まれる 鰒 フグ ポク トンカツ: トンカス トンカチュ ホプ HOF 広場(たまり場) 盛夏のイヌの日(陰暦夏至から数えて2番目のイヌの日が一番暑い) に犬を食べるわけ 西洋にも DOG DAYSという酷暑期がある。 この時期には「おおいぬ座」シリウス星が太陽とともに昇るので この星のせいで暑くなるという言い伝えが古代ギリシア以来西洋にある。 韓国の古文献「東国歳時記」にも三伏(陰暦夏至から数えて最初のイヌの日:初伏、 2番目のイヌの日:中伏、3番目のイヌの日:末伏)に犬肉料理を 食べたことが記載され、中国「史記」を引用して「秦の徳公2年に伏祠をつくり 四門に狗を磔にして虫災を防いだ」と紹介している。 もしかすると、盛夏に犬を食うのは、犬を殺したり、犬を磔にして 酷暑をもたらすシリウス星(犬)を殺すことにつながるのかもしれない。 テポドン:大浦洞 ノドン:芦洞