カキ渋はきらわれもの。 でも、昔は和傘の紙にカキ渋をぬって水をはじいたようです。 それから、漁網の防腐剤に使われたり、ビニールが使われるまでは 促成栽培のおおいにも使われていた。 柿の原産地は揚子江流域 平安時代にも干し柿があって、甘柿が登場するのは14世紀以後。 やがて日本各地に柿は広がる。 ペリーが黒船で来航したとき、柿を日本から持ち帰って米国で栽培した。 それからスペイン、イタリア、イスラエルと広まっていった。 だから果物屋でも、KAKIと書かれている。(学名も kaki) ブラジルにも日本からの移民がもっていった。 韓国にも日本から運ばれた富有柿があるそうですね。