韓国の橋


ソウルで入手した韓国の橋の本

5.ハンネ石橋
昔藍浦方向から保寧を通り過ぎ、ソウルに通じる交通要地である大川川下流(現在大川鉄橋上
50m)に置かれている石橋で日本統治時代初めまで人、牛車等が通行する重要な交通路として
利用された。橋の幅は2.38m、長さは50mで12間になっていたと伝われている。橋の
構造は1.5~2.0m程度の自然石を埋め、その上に磨いた板石で出来ていて、牛車通行
に適当に設計されてた。単純で実用的な橋である石材は大体花崗石に出来ていて、
17世紀以前に造られたとみられる。様式は高麗元宗15年(1274)に創られた咸平邑ゲラク橋と
似ている。1970年頭まで約20m程度残されたが崩壊されて、一部は河川堤防
石軸に使用されて、また一部は1976年7月大川村の事務所に移し、保管したが、
1992年にここに復元させた。保寧市には毎年郷土文化祭の祭にこの橋に関連し、行事が行われている。
*位置:忠南保寧市
*完成時期:17世紀に推定
*形式:歩橋(長さ50m,幅2.38m)