盛岡に来たお客さんはホヤを出されて歓迎されます。
私など仙台に行ってもホヤを出されます(おやおや)。
ホヤは北海道にもとれて、札幌などで食べられるそうです。
ホヤは原索動物です。 つまり脊椎動物と無脊椎動物の中間にあたる生き物。 私など考えるに、幼いとき背骨(脊索)があってそれが退化するホヤは 生物の進化の歴史の中で退化の道を選んだのかと思います。 ホヤを見たら、どこが口なのかと思ってしまいますが 体の頂部に入水孔があり、そのやや後方に出水孔があります。 ホヤは雌雄同体です。 受精卵は約2日で長さ1.5mmほどのオタマジャクシ形幼生になり海中を遊泳するのです。 この幼生の頭部には3個の付着突起があり、尾の部分には脊索があります。 浮遊して適当な場所を見つけると、頭部を下にして付着突起で岩などに付着します。 それから変態が始まり尾の脊索がだんだん頭のほうへ吸収され、若いホヤの体をつくります。 そして、鰓臥の鰓孔の数が増え、心臓が動き始め、入水孔と出水孔が開いて 餌を食べ始めるのです。
腔腸動物 クラゲ、イソギンチャク(5放射相称)
棘皮動物 ウニ、ヒトデ、ナマコ