レンズ豆


アイントップ (けんちん汁みたいな丼スープ)に入っているレンズ豆
まさにコンタクトレンズを思わせるその形を見て
ドイツ人は昔からレンズとのつきあいがあるのかと思ってしまいました。

 日本でも買えたレンズ豆   これも

 袋から出したレンズ豆   話題のPretzelもいっしょ   深い意味はないけどシャープペンシルの芯と

   立体感をもとめてレンズ豆   左の1個は立てているのがわかりますか。    こちらも

みちえさんのHPに書いてあるように、
レンズ豆を洗って、3倍の水(450ml)に少なくとも4時間くらい浸けておく。
なるほど こうしてから煮るとすぐ柔らかく煮えた。
 もともと大豆の厚さの1/3か1/4くらいだから。

早速やってみました 水につける前     水につけた後

レンズとレンズ豆、どっちが古いかというと、それはレンズ豆。
なにしろレンズ豆は新石器時代にすでに栽培されていたということだから。
レンズ豆の名はそのラテン語名 lensに由来する。英語のレンズ、ドイツ語のリンゼ Linse
フランス語のランティーユlentilleはみなラテン語からきた言葉である。

レンズは昔はガラスや透明な結晶で作られ、最初の用途は、太陽の光を集めて火をつける
火とりガラスと拡大鏡であったと推測されている。
火とりガラスはギリシアのアリストファネスの喜劇「雲」にその記述がある。

レンズ豆の形のガラスが凸レンズになることを発見して
虫メガネや老眼鏡として使っているうちに
組み合わせると望遠鏡にもなることを発見したのでしょう。

 

ドイツに関するページに戻る