ドイツ語は上流 英語は下流

>「ドイツ語が切り立った崖と岩石を抱えた大河の上流とすれば、
>英語は、砕かれ小さく丸くなった小石の横たわるその下流とも言えるのである。」
>と説明してくれた英語学の教授

これはドイツ語を大学時代に学んだはつみさんのHPで見かけたのです。
はつみさんは現在ドイツに住んでいます。

なかなか含蓄のある言葉ですね。この英語の先生は相当語学を勉強した人です。
確かに英語は(英国人の先祖である)昔のドイツ人が話していた言葉が、
その地が対岸のフランス王に支配されることになって、無理矢理家庭ではドイツ語
城(役所)ではフランス語を使うという二重言語生活を数百年も続けたため
自然に単純な言葉ができたわけです。名詞の格も性もすててしまった。
それを下流の小さく砕かれ丸くなった小石にたとえる表現はすばらしいと思います。
はつみさんに了解を得て、ここに紹介しました。

はつみさんの現地レポートによると、2002年11月11日に
聖マーチン祭とラテルネ祭が行われたとのこと。
貴重な報告をいつもしていただき感謝しています。

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