ドイツにおけるピル服用とエイズ検査

Yumikoさんの掲示板において、Fyyさんが書かれていた記事ですが
ご本人の了解を得て、ここに整理してみました。

ドイツでピルを服用するには、
産科・婦人科で血液検査等の検査を受け、
自分の体質にあったピルを選んでもらうことになります。
煙草をすっているかどうかや年齢によって違ってきますので、
自分の環境を詳しく説明することが必要です。

その後自分に合ったピルの処方箋を出してもらえますので、
それを持ってアポテケで買うことになります。
処方箋は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月など色々あって、どれが
必要か聞かれるのですが、最初は身体に合うかどうかを
試すためにも短期間のものをもらうのがいいでしょう。

ピルには保険はききません。

ピルは魔法の薬ではありません。
健康な身体を無理やり妊娠した状態にさせるわけです。

最初の月は吐き気との戦いで、寝ていてもトイレに
駆け込まなければならないほとで、
慣れるまでは地獄の日々ということです。

また、2、3年するとそのピルに身体が慣れてきて
しまい、服用していても妊娠した人も少なくないそうです。
検診はこまめに受けて、数年ごとに種類を変えてもらうようにしましょう。

それから、毎日同じ時間に飲まないと効果が薄れますから、
充分ご注意を。

エイズ検査は産科・婦人科の他に、普通の病院でもできる
所があります。
また、各地に相談所が設けられていますので電話帳を
調べてみてください。
エイズ検査の場合は個人のデータは記録されません。

参考までに
AIDS-Telefon
Bundeszentrale fuer gesundheitliche Aufklaerung
0221-892031

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