構造力学 1年生のアンケート

前期の講義の最終回にとらなかったので、11月に無記名アンケートをとりました。 その紹介です。 2008.11.6

講義の進め方はおおむね現状がよいという回答が多かったのです。
しかし、字が読みにくい、時間前から板書する、早く消される、声が聞き取りにくい等の回答もありました。
講義時間になったら教室に入っていれば、板書を書き写すのは無理ではないのですが
遅れてきて写すのでは、どうしても消す時間を遅らせてほしいということになります。
書き終わってから説明してほしいという回答もありますが、説明を聞きながら書き写すことに
慣れていないのでしょうか。

ここらは学習のトレーニングが必要だと思うのは、私が昔風人間で、やはり今時の学生気質に
あわせたほうがいいのかもしれません。

ときおり入れる雑談は好評でしたが、中には講義の説明に専念してほしいという声もありました。
講義に関係のない雑談はやめた方がよいという声は、少ないですが昔からありました。
私としては、講義は忘れても、聞いた雑談の一言が印象として残っている場合があり、
それはその人の人生に役立つこともあると思うのですが。

遅刻者は入室させないよう、9時になったら講義室のドアを閉めています。
このことを積極的に賛成する者は多かったのですが、今回やはり4〜5名ほど
閉めなくてもよいという回答がありました。はっきり反対する者は一人でした。

時間を守るのはよいことだ。多少の緊張感があってよい。
中には、もっと早く閉めた方がよいとか、9時になったら即閉めるという厳しいものもありました。
やはり、みんな正論を書くものです。
大雪などで列車が遅れる場合は、駅で証明書を発行してくれますから、それで出席扱いにします。

小テストはほとんどの人が意義を認めています。
勉強をするきっかけになるし、小テストの平均点が良ければ期末試験免除になるというのも好評でした。

前回の模範回答が知りたいという声もあるので、講義の中で解説するか、ホームページに載せるようにします。
小テストの難易度は、適当だという人もいるし、難しい問題もあるという人もいて、個々人の勉強が望まれます。

積極的にホームページを使う人は、ふだんから意欲的な人なのです。
ホームページにはなかなか役立つ情報を載せているので、ホームページをよく見るようにしましょう。

教科書についてわかりやすいかどうか質問しました。
公式を載せて便利とか、図が多くてわかりやすいという回答は多かったのですが、
板書したノートだけで十分で教科書を見たことがないとか、文章が多くて読みにくいという回答もありました。
ビジュアル化に慣れた現代若者の傾向を反映している回答なのかもしれません。

ひとつの専門用語の定義でつまづいたり、説明が自分にはいまいちぴんとこないという場合もありえます。
そういうときは質問など受けて、こちらの説明とのやり取りの中で、
試行錯誤で説明を補足していくやり方がいいのかと思います。

教科書の説明は簡潔すぎる、もっと例題や問題の数を増やしてほしいという要望には
それでは頁数が増えて厚い本になり、値段が高くなるよと答えたいです。
教科書は今見なくても、将来疑問にぶつかったときは開いて見ることになるのだから、
今からわからなくても見るくせをつけた方がいいです。
あとからわかる教科書の価値ですね。

この構造力学の復習を毎週何時間しているか質問しました。
個人差があり0〜3時間とまちまちでしたが、
大学の標準「1時間の講義を受けたら家で2時間勉強する」にしたがって
2時間勉強すると回答した人は9人以下で、1時間程度が多数、
中には全然勉強しないという人が数名いました。
これではわからなくて当然、もしこんな状態で単位を望むなら社会的にもマズイでしょう。

もっと勉強しましょう。