フーリエ変換・ラプラス変換 平成14年度 応用化学科3年生 感想文 2002.7

毎回の出席と宿題について   勉強の励みになるから良い(学力によって難易度を変えた複数出題がよかった) よかったこと。    11時半に終わったこと6名  雑談が良かった3名 アーサー王の円卓や死亡時刻推定の計算例3名 インターネットの利用(HP,BBS,e-mail)について  賛成・積極的利用11名 公式や模範解答の掲載希望2名 試験回数は2回でよかったか。 2回がよい20名  1回、あるいは毎週小テストというのが各1名 試験に教科書とノートの持ち込みを認めたこと。 持込み賛成17名 持込み反対2名 この科目の1週間の平均勉強時間  1時間12名 2時間3名 3時間1名 5時間1名 全体の講評 基礎学力が不足しているようだ。したがって、それに応じた説明をしたり、課題を出すようにしたら 理解する者が増えていった。 全回答者数28名中、毎週1時間勉強する者が12名、2〜5時間勉強する者3名を除くと およそ半数くらいの学生が全然勉強していない。自分の学力に応じた勉強をしていない 姿が浮かび上がる。 教師の教室での説明(黒板に大きな字で書く、ゆっくり書く、大きな声でゆっくり説明する) に工夫は必要だが、あとの半分は学生の自分の努力にかかっている。 インターネットのアドレスも最初の講義の時に紙で配布したのだが、それを忘れて 私にHPのアドレスを聞く者もいる。何度も言ってやらないとだめである。 不完全な知識や計算力不足により、正しい答が得られず試験の結果がよろしくなかった 学生は反省したであろう。一般に学生の計算力の低下は広がっており、 宿題を出したり、時には黒板の前に出させて計算させることも必要かもしれない。 数学の要求するものが、正確な計算力だけでなく、適切な問題の分析とか解法の発見 などであろうが、それらを要求する以前の問題ではないかと思う。 来年度は、もっとやさしいことからはじめて、確実に1つでも自分で問題を 解ける実感と喜びを味わってもらいたいと思う。