期日 10月26日(火) スケジュール 8:50 大学出発 東北横断自動車道 釜石秋田線 見学 4号線花巻東バイパス 花巻北大橋 見学 主要地方道花巻大曲線 小倉山トンネル 見学 17:00 大学到着
今回の現場見学実習では、自分がこの学科を目指して勉強していた頃の初心を思い
出させる、とても有意義な実習になったと感じます。
自分が思い描いていたこの分野に関する理想とは、程遠く感じた現実の難しい勉強も、
今では入学当初のようにとても興味深く感じてきています。自分も今後あのような
現場に出たときに、地域住民の期待に沿える仕事ができるようにもっと多大に
知識を深めていこうと思います。今後ともよろしくお願いします。
今回の現場見学会は、自分にとって本当に有意義な一日だったと思う。
建設工事現場といっても、今までは道路を移動中にチラッと見たり、
テレビや新聞で概要を見聞きするだけで今までろくに見ないできたが、
こうして間近に見てみることで今まで分からなかったことが
たくさん見えてきたし、すごく興味をかき立てられた。また、
完成前の鉄橋やトンネルの現場に足を踏み入れてみて、今まである
のが当たり前と言った感じで何気なく利用してきたものが、本当は
たくさんの人達が危険にさらされながら苦労して作り上げたもので
あるという事を改めて感じた。
関係ない話だが自分は趣味で鉄道模型のジオラマ制作(150分の
1のレールを敷き、山や川や町などを作っていく)をしているが、
本物の工事現場を見て、なんだか無性に制作意欲が沸いてきたよう
な気がした。
先日の現場見学会は、建設会社や、道路公団などの実際の仕事の
内容や、今岩手でなにが造られているかというような、中身のある
ものであった。
今までは講義で習った事も、どのようにいかしているのか分から
ないことが多かったが、このような現場を体験すると、何となく流
れが見えてくるようになると思う。このような見学会は、もっと早
くから何回か実施すると良いと感じた。
その中で、東北横断自動車道の建設に関して、高速自動車網の発
達は広大な岩手には不可欠であると感じた。陸の孤島となっている
市町村を救い、都市との交流や活性化が求められる。しかし、一方
で建設に際して、自然環境の破壊、美しい景観損ねると言った問題
もあるだろう。その点に十分配慮すれば、岩手全体の活性化につな
がるだろうし、一般幹線道路の交通渋滞の緩和にもつながるだろう
と思う。
また、今回の見学の中で、一番印象に残っているのが、中山3号
トンネルの建設現場だった。 トンネルと言えば、最近ニュースで
コールドジョイントのことなどが頻繁に取り上げられいて気にならざる
をえない状況になっているが、実際にコンクリートの吹き付けを
行っている現場に行って、本当に大丈夫なのだろうかと思った。
全体の印象として、不景気とはいっても、公共事業はそれなりに
あるのだなあと思い少し安心した。また、建設環境全体でのこのような
機会は今までなかったので、遠足のようななにかおもしろいものだった。
色々な現場を見て回ったがその中で一番印象に残ったのは、花巻〜沢内を
つなぐ「中山3号トンネル」だった。いままで「トンネル」は車で通る
ぐらいで、実際に注意深く見たことはなかったし、しかも、
まだ工事中のトンネル内を見ることができるとは思わなかった。
それぞれの現場でどんなことをやっているのか、また、これからどのように
していくなど、詳しく説明してくれたのは嬉しいのだが、
できれば実際に作業しているところを見たかった。
(作業の邪魔になったり、安全上の点などから無理だとは思うが)
そうすればより説明を理解できたと思う。
各現場で行っていることに共通する点はあるが、実際やっている仕事は違う。
自分はどのような事をやりたいのかを改めて考えさせてくれる良い機会だった。
また、なかなか見ることのできない貴重な体験ができて良かった。
地元という事もあって、非常に面白い見学会でした。花巻東バイパスや、
東北横断自動車道、花巻大曲線など、花巻の発展と周辺地域との連結に
とって非常に重要な物であると考えていたし、実際完成を心待ちにしていた。
その工事現場を、開通前に見学できたので建設環境工学科の一員としても、
また一花巻人としても非常に勉強になりました。
花巻東バイパスは、花巻市街地の国道4号線の混雑解消を目的として
建設されていますが、実際国道4号線の渋滞は花巻の中ではかなり問題と
なっています。盛岡〜北上間で言えば、花巻のここの区間だけが、
車線が減少して渋滞を引き起こす原因となっていました。
このバイパスができる事によってかなりの混雑解消になる事は間違いない
と思います。
東北横断自動車道については、現在は遠野までの区間の工事という事ですが、
遠野まで開通しても、花巻の利用者はあまりいないのではないかな?
と思います。遠野くらいまでだったら、わざわざ高速使うほどの距離では
ないので。しかしいつになるのかよく分かりませんが、
秋田から釜石までの東北を完全に縦断する高速道路が開通すれば、
それのもたらす流通ネットワークは相当な物になると、容易に予想できます。
いろいろと障害もあるようですが、東北の発展のためにも一日も早い
開通を願っています。
花巻大曲線は正直、全然知りませんでした。途中にある野外活動センターヘは
何度かキャンプや行事で行った事がありますが、その先を工事していたなんて…。
確かに、ここが開通すれば、交通の便は格段に良くなると思います。
沢内村の人たちにとっては願ってもない計画であると思います。
でも、私は利用する事無いと思うけど…。
今回の見学の範囲は、前に測量の実習の課題で、市街地を避けてのバイパスの
設計を行いましたが、まさにそのとおりの事があったわけです。
また、トンネルの設計や工法、道路や橋の設計における工法など授業で
習ったことを実際に自分の目で確かめる事ができました。
現場を見るという事は、普通の教室での授業の何倍もの学ぶべきものが
ある、と言う事を身を持って実感できました。とても実りの多い見学会でした。
盛岡は東北地方において、冬期気象状況が最も厳しいにもかかわらず、意外
に交通量も多く、高速道路など整備が進んでいることが資料から分かりまし
た。交通網が発展すれば、それを機に人や物、それ以外の言葉や心、情報など
様々な流通を促進することになると思います。いわゆる「地方」のよい意味で
の近代化につながり、人々に安らぎを与え、日本が全体として、発展してゆけ
ると思います。
しかし、最近、問題として取り上げられている、トンネルのコンクリート塊
の落下などのような事は起きて欲しくないし、起こしたくありません。さまざ
まな事が絡んできているのだとは思いますが、これは造るものの責任でもある
ので、その後の管理についても徹底を図っていくべきです。また、自然環境、
生活環境に悪影響を及ぼさないように、材料の選択、開発、再利用や造設物の
管理、造設前の調査等もあやふやにせず実行していくべきだと思います。
今回の現場見学では、実際に、作業中のトンネルや橋などを見学をする事が
でき、その迫力を体感したというのが正直なところです。私は、環境系統の施
設などでもこのような機会があるとうれしいです。