この講義のテーマは「自分で考える」だったが、これはどう思うか。
自分で積極的に考えるようになった。
自分で考える訓練になった。
自分で調べる習慣がついた。
自分で調べる習慣はまだよくつかない。
7割以上の回答が、自分で考えるようになったと回答したが、
他の受け身ですむ講義と違う、この講義の方式にとまどう回答が数件あった。
e-mailを使って課題提出させる方式はどう思うか。
紙で提出する面倒がはぶけて、いつでも都合の良いとき送られ便利だった。
e-mailのやり取りにより、あいまいだった知識もより深くすることができた。
パソコン操作とインターネットに慣れることができた。
送った内容が手元に残るから整理するにも良い。
資料がかさばらないから整理も楽である。後から編集もできる。
e-mailの操作を忘れて困った。
インターネットのサイトの丸写しに終わるからと否定的な意見もあった。
これも7割以上の回答が、e-mailやインターネットを使うことが
将来のための技術を身につけることができ良かったと評価している。
他のインターネット先進国の大学のことをあげて、本学はパソコン利用に関し
ては後進国だと指摘する学生もいた。
2割くらいは、パソコンを持っていないから迅速に対応できないので
紙による提出でもよいのではないかという後ろ向きの回答だった。
インターネットのサイトの丸写しに終わるからと否定的な意見もあった。
e-mailによるやりとりを何度か行ってから評価するという成績評価を、どう思うか。
成績判定の基準は納得できるもので、真剣に取り組めば優がつくからよい。
成績判定の基準は明らかである。
採点の基準はよくわからない。
オリジナルな回答、ユニークな回答、自分で考えたということがわかる回答
なら優をつけるという例として、12月にいくつかの実例を示しておいたので
成績判定の基準は明確だという回答が8割以上だった。
しかし、採点者の主観が入ると思う者も5名くらいいた。
インターネットで調べると同じような回答になったり、偶然似たような回答に
なることがあるので、そこでのユニーク性は困難ではないかという意見には
こちらで追加の質問をして、なるべく本人の独自性を引き出すようにして
成績を上げるよう配慮した。
ある回答は、これは一種のディベートであるから良いと優れた分析をしていた。
こうしたメールによる学生と教師とのコミュニケーションの意義を指摘した
回答もあった。
放送大学のビデオは堅苦しい上に、古いデータなので評判が悪かった。
土木工学そのものは内容は変わらないのだが、新しいデータを示すのも
必要かもしれない。来年の課題ができた。
プロジェクトXは好評だったが、これはドラマなので教材ではない。
阪神大震災のビデオも見せたが、いろんなビデオを見せたのは良かった。
全体的に講義に対して肯定的な感想意見をまとめると下記のようである。
一回きりの期末テストではなく、テーマを選んでメールで回答できた。
色々なビデオを見ることができて、多くのことも学べた。
専門以外の工学を学べた。建設工学の知識が増えた。
ビデオの要旨を英語で書くのは英語の勉強になった。
環境問題のビデオを見たので、自分の問題として環境を考えるようになった。
私語は許さないという点は良かった。講義に集中できた。
他の講義にはない新鮮さがあった。
この講義によってインターネットを使うことができたのでインターネットに慣れた。
先生とのメールのやり取りの中で自分なりにいろいろ考えることができた。
社会現象への興味がもてた。
大学らしい講義だった。良い回答をした学生を発表させたりして学生の参加は大切だ。
多くのジャンルについて学ぶことができて良かった。自分の考えを広げられた。
自分で文章を考える機会が得られた。
色々なビデオを見ることができて、多くのことも学べた。
全体的に講義に対して否定的な感想意見をまとめると下記のようである。
毎週英語の宿題を提出するのは辛かった。
ビデオが古かったのでデータが古いのが難点だった。
ビデオを見るだけに終わった。
課題が負担になって途中で脱落する者が少なくなかった。