[本日のビデオの感想。]
青函トンネルの建設にはこんなにも苦難があったのかということを知った。
北海道と青森の間の海があんなにも荒れるとは思ってもいなかった。
過酷な状況での作業を二十年近く続けた人たちは本当にプロだと思った。
日本のトンネル技術は凄いと思った。
偉業の陰には、尊い犠牲者がいることを思うと感謝したい。
青函トンネルをつくるまでのものすごいドラマに感動した。
仲間の死をまのあたりにしながら工事を続ける人たちはすばらしいと思った。
土木の内容にとどまらず、人生の勉強にもなった。
素晴らしい大工事だったとは思うが、もっとリアルに状況を知りたかった。
あれではあまりにも美しく綺麗に描かれていて嫌だった。
働いている人たちみんなが本気で仕事に取り組んでいて、トンネルにかける情熱
みたいなものがすごいと思った。
小さい頃青函トンネルの作業坑を見学した。シーンとしていて少し肌寒かった
ような気がした。あの道を通って多くの作業員がこのトンネルを作ったと考えて、
感動したが、恐ろしいと思った。すごい技術だ。
[この講義全体について]
今までの講義と違い、学生に主体性を持たせよう考えさせようというのがよく感じ取られた。(嬉しい感想!)
ビデオを見ることは参考なったが、先生の話ももっと聞きたかった。
ビデオを使ったり電子メールを使わせたことは、他の講義にはない新鮮みがあった。
電子メールの便利なことも、その欠点も体験によって知ることができた。
電子メールで自分の意見を書いたり、他人と議論をする体験はなかったので、
とても良い機会であった。
シンプルでわかりやすい講義形式だった。
建設環境という分野を越えて、様々な知識が得られて良かった。
橋の設計、河川、運河、水質やゴミ処理等様々なテーマに広くふれることができた。
土木について興味を持つきっかけとなった。バラエティにとんだ内容で飽きない。
放送大学のビデオよりプロジェクトXの方が楽しかった。(片方は教材だし、もう片方はドラマに作っているから)
ビデオの解説をもっとしてほしかった。
雑談が長すぎる。(これは個人の受け取り方。好評を受けている)
自分で興味をもったことを調べたり、自分で考えることが大切だとわかった。
(こちらの意図が伝わって嬉しい)
雑談がためになった。(そう言ってくれると嬉しい)
[最終課題について]
提出の方式が電子メールのみなので、冬休みは家にいて使えず、学校のPCは
エラーが出て使えなくなり苦労した。
応用化学の学生は実験が忙しくメールする時間が限られて辛いものがあった。
講義の内容に反映したものにしてほしい(やはり意識が低いのだろうか。自分の学科を知るために自分で調べるのは自分のためなのに)。
すごくよいと思う。自分は学問の材料は学んだが歴史は知らなくてとても勉強になった。(主体的に取組む学生はいるものだ)
[成績のつけ方について]
他の科目と違って、独自性や意欲を評価したのは良い。
試験がないのである意味では楽だった。しかし、成績をつけるのが早い人もいた。
成績判定がわかりにくい。
コピーする人をチェックするためには、先生がしっかり対応してほしい。
取り組んだ分野や、最初に提出した人と後から提出した人に差別があったような気がする。
(先生の主観でつけるといっても、記録は残してあるから、後から反省できる)
[多すぎる受講者について]
やる気のないのは講義が進むに連れ出てこなくなるから経過を見ていればよい。
出欠を厳しく取って、欠席が2回以上になったら講義を受けさせないのもよい。
最初に、出席前提、コピーのメール不可、居眠り不可、私語不可など注意する。
学ぼうとする者が多いなら減らそうとしなくてよい。やる気のない者は途中で脱落する。
(つまり最後までついてくる学生がいたら多くてもいいということか)
[その他の意見]
[私の感想]
学生の中には、自分メールの返事が簡単すぎると不満をいうものもいた。
本日の先生の話で、「相手の見方を認める」ということに気がつかない人が多い。
それは大変残念なことである。
スラムダンクを良いマンガというのはおかしい。大衆向けの幼稚なマンガである。
(そのマンガを評価した学生もいたことを紹介したのです。自分と違う相手の見方というもの認めましょう)
本日の先生の話で、「異性は重要」ということは本当にそのとおりと思った。
女が欲しいという野心は人生の多大なエネルギーである。この多大なエネルギーは
両刃の剣で、使い方をあやまらないようにすることが人生の秘穴(秘訣)である。
本日の先生の話で、「自分の生き方」について考えようと思った。
(そう言ってくれると嬉しい)
全体の無記名アンケートはおおむね、この講義の方式を肯定的に評価している。
電子メールを使う環境が整備されていないこと、使うのに慣れていないことを訴える者もいるが、
就職試験や将来の仕事で使うことを念頭に、良い試みであると評価する者が
圧倒的に多いのも事実である。
昨年はビデオの他に講義資料の配付を希望する者がかなりいたが、
今年は自主的にインターネットなどで調べることの意義を説明しておいたので
講義資料の配布を希望する者はごく少数だった。
最終課題のテーマであるが、昨年度はこの建設工学と自分の学科の内容比較をさせ
て、自分の学科の特性を自分で考えさせたが、それほど建設環境工学科に理解して
いた回答は少なかったため、今年度は自分の学科の科学史(化学史、物理学史、材料学史)
をテーマに選んだのであるが
こちらのねらいを理解せず、講義でのテーマに関して課題を出すことを希望する
者が数名いた。
何度もいうが、こちらのねらいは自分がどういうものであるのか、自分の将来を
どうするのかを考えることが大切であり、
その頭の訓練をするのに、建設環境工学を学び、しかるのちに自分の専門の
学問を比較して、そこから自分の学科の特性も理解して将来を考えることにある。
受講者のうち何人が、こちらの意図を汲んで、その意義を認めたか
疑問の残るところである。
この反省を次年度に生かしていきたいと考える。
私としては丁寧に返事を書きたい気持ちもあったが、1日に100通もメールの相手を
するには時間もなく、したがって丁寧な講義をして丁寧な電子メールの返事を
するためにも、受講生の数が少ないことがよいのである。