ワンゲル部員なのだが、アルプスに女でも40キロの荷物を担いでいくということは
信じられない。私は山に1週間いたこともあるが、毎日ご飯とみそ汁を1週間も
続けると嫌になる。それなのに彼らはそれを5ヶ月も続けたことは本当に
苦しかったことだろうと思う。中村さんの最後の言葉はとても良かった。
日々成長していくことが印象に残った。
とても大変な工事で、自分のような生ぬるい生活をしている者には想像もつかない
世界でした。
ダム建設には、多くの犠牲者が出るということがわかった。ダムを作る技術よりも、
その場所に材料を運ぶことに問題が生じていることが以外(意外)なことでした。
黒部ダムの建設目的が電力供給のためであるのを、このビデオで知った。
日本の複興(復興)という目的があったにせよ、このような困難な工事をなしとげ
られたことはすばらしい。
ビデオを見てただ驚くばかりです。そして経済大国となる要因にもなったと思い、
今の日本があるのは、こういった大規模な事業が大勢の死者を出しながらも
やりとげたところにあるんだということがよくわかりました。
黒四ダムは映画などにも出ているので、一度は見に行きたいなと思っていました。
このビデオを見て、ただの観光だけではなく、いろんな見方ができるようになった
と思うと、非常に見てよかったと思いました。
今では考えられない方法で、ブルドーザなどを運んでいるなんて、すごいとしか
言いようがない。冬を越すということの様々な問題は、人の弱さをさらけ出すもの
だと感じた。だが逆に、人の強さも見られるものだと思った。
黒四ダムができたのはオオマムシと呼ばれる中村さんがいたからだと思った。
朝早くから安全確認、部下への気配り、人の命をあずかる責任感、人徳などの用素
(要素)があったから、黒四ダムができたのだと思った。
一つのダムができるのに、多くの命が失われた。しかし、それがあったからこそ
ではないが、素晴らしいダムができたのだと思った。
人が命をかけて作ったものは素晴らしい。
ダム建設にはあまり良いイメージがなかった。税金のムダ使いだとかで反対運動
しているのを時々見るからだった。でも黒部ダムは、多くの人々の苦しい生活を
少しでも楽にするためだから、しかたがないのかなと思った。
さて、あと5回くらいしか講義ができないことを述べてから、最終回にあたる
2月18日は講義をすべきか休講にすべきかを聞いたら、積極的に講義を希望する
者は一人だけで、大半は休講を希望した。私が講義をするならそれでもいいという
消極的賛成者も10名に満たなかった。試験が近いため休講にするのが彼らの
ためなのだろう。