> ラクダ草と云っているのは地方によって違うと思われますが、
> 私が知っているのはAlhagi camelorum Fisch
> でマメ科の潅木です。イラン、シリア、エジプト、インド、ロシア、
> 中国と幅広く分布していて、中国では駱駝刺、英語でCamelthorn
> と云っているものが一般的です。Alhagiに3種類ぐらいあって
> その間はあまり区別していないようです。シリアでは過放牧で
> 潅木類が減っていて、Alhagiは薬用として栽培しているだけかと思います。
>  図は中国高等植物図鑑第2冊p441、中国砂漠植物誌2巻p184に
> 出ています。筑波大中村徹さんが「植物の世界」13巻p114
> 砂漠の植生で触れています。
> 御参考になれば幸いです。
>シリアのICARDAに滞在された高畑滋さんに
>情報を頂きました。
>  鳥取大学乾燥地研究センター
>  植物生産分野
>   濱村邦夫

国立科学博物館に展示されてあったラクダトゲ(タクラマカン砂漠)